Loading AI tools
ウィキペディアから
関東鉄道水戸営業所(かんとうてつどうみとえいぎょうしょ)は、茨城県水戸市住吉町348にある関東鉄道のバス営業所である。営業所略記はMiToのMT[1]。営業所に併設するバス停留所の名称は吉沢車庫(よしざわしゃこ)。
水戸営業所管内の路線は、主に水戸駅と郊外の住宅団地等を結ぶ路線を筆頭に、茨城県庁、水戸市役所などの行政施設を結ぶ路線、偕楽園、水戸市植物公園などの観光施設を結ぶ路線、ヨークタウン水戸、イオンタウン水戸南などの沿線の商業施設を結ぶ路線の他、国道6号を南下して石岡駅まで伸ばす長距離路線などがある。路線バスの営業エリアは水戸市、東茨城郡茨城町、小美玉市、石岡市である。
東京ディズニーリゾート内はディズニーシー→ディズニーランドの順に停車する。土浦発・鹿島神宮発とは異なり当線は東京テレポート駅までの延長運行はしない。水戸発は早朝1便のみ[注釈 12]。ディズニーリゾート発は日中1便、夜1便のみの運行。運賃は水戸駅南口~大塚間での乗降は片道2,680円、往復4,500円(往復運賃は事前予約のみ適用)、石岡での乗降は片道2,140円、往復3,560円(往復運賃は事前予約のみ適用)、つくばセンター~下広岡間での乗降は片道1,650円、往復2,750円(往復運賃は事前予約のみ適用)。ご予約は乗車予定日の1ヶ月前から乗車予定前日の19:00まで、パソコン・携帯電話及び水戸営業所への電話で受付。乗車券発券は各コンビニエンスストア、水戸営業所、石岡営業所、関鉄観光バス水戸駅前案内所で発行できる[注釈 13]。なお、ディズニーリゾートが休園の場合は当路線も全便運休となる。
車両の数は比較的多く、土浦、つくば中央に次ぐ台数が在籍するが、路線車は自社発注では大型車よりも中型車の方が多く在籍している。これは本郷、払沢循環が狭隘路線のため、原則として大型車はこの運用に入らないためである[注釈 15]。2016年1月には、初の低公害車輌としてエルガハイブリッド(2101MT)が1台投入された。2017年3月にはいすゞ・エルガハイブリッド1台(2141MT)と、三菱エアロミディMKノンステ2台(2136MT、2137MT)が新車として導入され、同時にツーステップバスも全廃した[注釈 16]。2018年にはフルモデルチェンジしたいすゞ・エルガハイブリッド1台(2170MT)と、日野・レインボーノンステップ4台(2181MT~2184MT)が新車として導入された[29]。この際、廃車が出なかった代わりに2002年に導入された8E架装の日デ・RMワンステ2台と三菱・MJノンステがグリーンバス鉾田営業所に、日野・レインボーワンステ1台がグリーンバス石岡営業所にそれぞれ転出した。2019年以降の新車では、行先表示に白色LEDが採用されている[30]。2021年には笠原循環、水戸赤塚オメガライン開設に伴い、県南の営業所からいすゞ・エルガミオが4台当所に転属した。
中古車は神奈川中央交通、西武バスからの移籍車が古くから在籍し、関東鉄道で最初に中古車が配置されたのはこの水戸営業所で、第1号の9001MT(1983年式のK-MP型、1990年譲渡)は神奈川中央交通からの移籍である。初期に導入された西武バスからの富士重工業5Eボディを架装する車両は比較的早く廃車されたが、神奈川中央交通からの9002MT、9003MTは2001年(平成13年)夏まで運用されていた。
京成バスからの移籍車は2003年初頭に9182MT(1990年式のP-LV314L・富士重7E架装)から始まり、その後2012年12月には9358MTとして、京成バス奥戸営業所からガーラⅠが移籍し[注釈 17]、2014年(平成26年)12月に9387MTとして京成バス松戸営業所よりエアロミディMKワンステップバスが移籍した[注釈 18]。2015年には平和交通と京成バスよりレインボーHRノンステップバスが移籍している[注釈 19]。 高速車はみと号、TMライナー、茨城空港発着路線、東京ディズニーリゾート線、よかっぺ関西号に使用されている。
また、2010年(平成22年)より、一般路線車において、バーコード式整理券及びICカードおよび釣り銭対応のレシップ製新型運賃箱が導入された。2015年10月1日より、PASMO・Suica等の10社交通系ICカードの利用が可能となった。
2024年(令和6年)2月19日より、大型EVバスとして、BYD製「K8」を1台導入。なお、同会社の土浦、つくば中央営業所でも1台づつ導入しているが、 各営業所でデザインが異なる[31][32]。
車庫の入口脇に設けられている。当所を出庫するとバスは全便、左折して水戸駅、赤塚駅方面へ向かう形となる[注釈 20]。終着便は車庫向かい側の商店前で降車となる。当停留所を中間バス停として運用されている系統は、2022年時点で存在しない。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.