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日本の書店・出版社 ウィキペディアから
株式会社紀伊國屋書店(きのくにやしょてん、英: KINOKUNIYA COMPANY, LTD.)は、日本の書店、出版社である。
新宿本店 (2023年12月) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒153-8504 東京都目黒区下目黒三丁目7番10号[1] 北緯35度37分42.7秒 東経139度42分40.1秒 |
本店所在地 |
〒160-0022 東京都新宿区新宿三丁目17番7号 北緯35度41分32.1秒 東経139度42分10.8秒 |
設立 | 1946年1月16日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 4011101005131 |
事業内容 | 和洋書籍・雑誌、事務機器、文房具、情報文献、視聴覚教材、教育設備の販売、出版、映像商品、書誌データベース制作、ホールの経営など[1] |
代表者 | |
資本金 | 3600万円[1][2] |
売上高 | (2022年8月期) |
営業利益 | (2022年8月期) |
経常利益 | (2022年8月期) |
純利益 | (2022年8月期) |
純資産 |
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総資産 |
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従業員数 | 5,000人[1] |
決算期 | 8月31日 |
主要子会社 | 株式会社エヌ・ビー・シー |
関係する人物 |
田辺茂一(創業者) 松原治(元社長) |
外部リンク | https://corp.kinokuniya.co.jp/ |
書籍のほか、文具、雑貨、CDなどを販売する店舗を国内外に展開、オンラインストアの運営のほか、全国およそ200の機関で大学図書館を中心とした図書館業務のアウトソーシングも手掛けている。 オリコンチャート加盟店である。
1927年1月22日創業、1946年1月16日法人設立[1]。登記上本店は、東京都新宿区新宿三丁目17番7号(新宿本店)。本社事務所は、東京都目黒区下目黒三丁目7番10号。ナショナルチェーンとも呼ばれる日本全国に店舗をもつ有力チェーン書店であるのみならず、アメリカ合衆国・東アジア・東南アジア・オーストラリア・アラブ首長国連邦にも進出している。
創業者の田辺茂一は、書店業界の実力者および文化人として有名であった。また、田辺の片腕として活動した松原治はその後、2012年に没するまで日本の書店業界の中心人物として活躍した。
紀伊國屋演劇賞を主催し、紀伊國屋ホール、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(タカシマヤタイムズスクエア南館内)と劇場を2か所経営している。
出版部門は、PR誌『scripta』と人文書が中心である。他社において「営業部」「販売部」と呼ばれる出版営業を扱う部署は、「ホールセール部」と呼ばれる。
日本最大級の洋書専門店である Books Kinokuniya Tokyo(東京・新宿)は、英語書籍のほか、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ベトナム語、中国語(簡体/繁体)、韓国語の書籍を扱っている。
国内の洋書・海外マガジンの取扱は一部の店舗での扱いで、英語書籍 23店舗、海外マガジン 17店舗、フランス語書籍 4店舗、ドイツ語書籍・スペイン語書籍 3店舗。イタリア語書籍 2店舗。ベトナム語書籍・韓国語書籍・中国語書籍(簡体/繁体)1店舗で扱いがある。(2024年3月現在)[5]。
外商部門は学術研究用に各種商用データベース(DB)の代理店もしており、1996年に一部のDBにつき丸善・Knight-Ridderと設立したKMKデジテックス(2000年にジー・サーチDialogサービス事業部が承継)に営業譲渡をした。1986年からOCLC FirstSearchを、代理店として日本国内の図書館へ提供している。2021年6月に、学術資料のデジタル化及びグローバル化に対応した新たなNACSIS-CAT/ILLシステム構築を受託しており、教育・研究環境のトータルコーディネイトに力を入れている。
2013年には株式会社エヌ・ビー・シーを子会社化し、文房具、雑貨、カレンダーの商品開発および販売力を強化して海外展開も拡大していく。
2027年1月に創業100周年を迎えることからにした店舗で無料配布している紙のブックカバーを模したオリジナルグッズを発売した。キャッチコピーは「今日も、本と一緒に。」である。
2022年11月フィリピンに初出店し地元書店チェーンのFully Bookedと提携し、日本語書籍を販売開始する。 2023年6月にアメリカのジョージア州に初出店。アメリカで21店舗目となるアトランタ店をオープン。 国内では2023年11月島根県に山陰地方として初出店した。
創業者の田辺家の先祖は、紀伊徳川家の江戸藩邸に勤める足軽で、商売を営むことになった時に屋号として出身地にちなんだ「紀伊國屋」をつけたのが始まりである。最初は材木問屋だったが、その後炭問屋になり、田辺茂一の代で書店を開業して今に至る。江戸時代の豪商の紀伊國屋文左衛門とは関係ない。
国内・海外の他に、大学施設構内に所属する職員・学生を対象とした小型のブックセンター呼ばれる店舗がある。旗艦店である新宿本店ビルは老朽化が進み、耐震補強工事が行われた。工事期間は常に営業しながら、各フロアの商品を玉突き移動させ続けることで一時閉店することなく耐震工事を完了させた[12]。
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