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1999年のスクウェアの育成シミュレーションゲーム ウィキペディアから
『チョコボスタリオン』(Chocobo Stallion)は、1999年12月22日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売したPlayStation用育成シミュレーションゲーム。同時発売の『チョコボコレクション』に収録された3本のうち1本でもある。
ジャンル | 育成シミュレーションゲーム |
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対応機種 | PlayStation |
開発元 | スクウェア / パリティビット / トーセ |
発売元 | スクウェア |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 1999年12月22日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 |
PocketStation対応 同時発売の『チョコボコレクション』にも収録 |
ファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)に登場するチョコボを競走羽(きょうそうば、鳥)として、プレイヤーが牧場主になって経営と育成を手掛けていく。
競走馬育成ゲーム『ダービースタリオン』(以下、『ダビスタ』)のシステムで馬をチョコボに置き換えた内容で、ゲームデザインやカップリングプログラム部分は本家である『ダビスタ』の製作者薗部博之が手がけ、コピーライト表記もスクウェアと『ダビスタ』の開発元であるパリティビットが連名で記載されている。
CMは騎手である武豊が出演した。
本作は『ダビスタ』をベースとしており、システムのみならずレース体系も競馬の番組表と非常に似ている。レースに出てくるライバル羽や種牡羽にも、実在の競走馬をモデルにしたものが多い。
ゲームスタート当初は空の血統表をプレイヤーが構築してゆくことが出来る、競走能力が細分化されてそれぞれの能力値によってコメントが違う、発祥地によってシブい配合が発生するといった、『ダビスタ』とは一味違う要素がある。遺伝子の冷凍保存や実による牡牝の産み分け、始祖チョコボシステムなどにより、カップリングの利便性も向上している。
『ダビスタ』でも馴染みのある「複雑な血統構築を駆使して初めて難易度の高い重賞レースに勝てる」と言う概念が存在している。
さらに、PocketStationと連動しており、別の牧場の血統を加えたり初期種牡羽以外の源流チョコボを発見したりできる。
なお、去勢した牡羽である騸羽(騸馬)は登場しない。
牧場はレース開始時を含め3段階あり、チョコボの数に応じて毎年末にシロマから拡張を勧められる。
牧場の施設は調教に必要なものや野性チョコボを捕獲できる施設や観光用などさまざまなものがある。一部の施設は競走羽のレース成績において新たに設置できるものや拡張できるものもある。また、建設の翌週にはギルミィが融資の案内にやってくる。
本賞金額のランクによって番組が編成される。レースに勝利すると確実に次のランクのレースに出走可能となり、格上げ出走もできるがランダムで除外の可能性がある。また、牝羽、牡羽限定のレースもある。ちなみに、オープンのレース名の大半が星座やアイテムなどFFシリーズから引用されている。
ゲーム中で最もグレードの高いレース。1999年JRAレーシングプログラムをモデルとしており、距離やコース設定もほぼ同じになっている。冠名には他のオープンと同様にFFシリーズが関係しており、召喚獣の名前を冠しているレースが多い。規定された本賞金額が出走条件になっているレースもあり、レースの開催前に行われるオープン特別及びG3、G2によるトライアルレースの上位羽が優先出走権を得られる場合もある。また、4歳のチョコボには規定の3レースで勝利すると3冠羽の称号が与えられチョコボ像が牧場内に建設できる。
元になった実在のレースを()内に記載する。なお、フェニックス記念およびバハムート記念はゲームの都合で距離が違う。
なお、ジャパンカップダート(2000年創設、現・チャンピオンズカップ)・ヴィクトリアマイル(2006年創設)・大阪杯・ホープフルステークス(2017年G1昇格)に相当する競走は、いずれも当時未創設のため存在しない(交流重賞のJpnIも同様である)。
毎年3~4月の2ヶ月間に繁殖牝羽と種牡羽に産駒を生ませることができる。親チョコボの血統効果やさまざまな配合理論を用いることによって生まれてくる仔チョコボの能力を大きく変化させる事ができる。
チョコボの長所、短所、特徴などは種牡羽と繁殖牝羽の能力が影響される。
これ以外にランダムでレースや繁殖などの個性が決定される。
カップリング時に実を使用する事によって生まれてくる仔チョコボの性別をある程度左右させる事ができる(必ず性別が確定できるわけではない)。
牡向け
牝向け
チョコボの能力向上に左右される特殊な配合理論がある。カップリング時に親チョコボの血統表が表示されている時にシロマのコメントから一部の配合理論が確定している事がわかる。
ゲーム開始時に存在する源流チョコボ28種と隠しチョコボ4種について発祥地別に記載する。発祥地はすべて『FFVII』、『FFVIII』の地名に由来している。また、現実の競馬界で存在した種牡馬がモデルとなっている。ゲーム中で産駒が活躍した種牡羽が新しく源流として登録される場合もある。以下では、括弧に発祥地の由来元となる作品を記載した。種牡羽の後ろの括弧内はモデルとなった種牡馬。
ウィンヒル(『FFVIII』)
コスモキャニオン(『FFVII』)
ガルバディア(『FFVIII』)
コスタ・デル・ソル(『FFVII』)
ウータイ(『FFVII』)
エスタ(『FVIII』)
バラム(『FFVIII』)
グラスランド(『FFVII』)
ゴールドソーサー(『FFVII』)
トラビア(『FFVIII』)
ミッドガル(『FFVII』)
ゲーム中にはレースが開催される6会場がある。
東京競馬場がモデル
京都競馬場がモデル
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