津島市

愛知県の市 ウィキペディアから

津島市map

津島市(つしまし)は、愛知県の西部に位置する

概要 つしまし 津島市, 国 ...
つしまし 
津島市
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津島市旗 津島市章
1957年(昭和32年)3月1日制定
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
市町村コード 23208-4
法人番号 1000020232084
面積 25.09km2
総人口 58,588[編集]
推計人口、2025年2月1日)
人口密度 2,335人/km2
隣接自治体 愛西市あま市海部郡蟹江町
市の木 クロマツ
市の花 フジ
津島市役所
市長 日比一昭
所在地 496-8686
愛知県津島市立込町二丁目21番地
北緯35度10分37秒 東経136度44分29秒
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外部リンク www.city.tsushima.lg.jp

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― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村


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ウィキプロジェクト
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津島市中心市街地

海部津島広域行政圏の中心で、国・県の施設も立地する。JAあいち海部JA海部東の本部も置かれる。名古屋市より西7キロメートルに位置しており、名古屋市のベッドタウンとなっている。

概要

鎌倉時代から、木曽三川を渡って尾張と伊勢を結ぶ要衝「津島湊」として発展した。また、全国天王信仰の中心地である「津島神社」の鳥居前町として、一時は尾張一豊かな町として知られた。その後、戦国時代織田信定がこの地を押さえて、信長までの織田氏3代の経済的基盤が築かれた。

共通語では「しま」と発音されるが、地元では「つしま」と発音されている。NHKでは、前者を全国向けの発音としつつ、後者の地元の発音も「地元放送局アクセント」として許容している[1]

地理

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津島市中心部周辺の空中写真。
1987年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

市域のほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯である[2]

地形

河川

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日光川水系の概略図
二級河川
新堀川
善太川
日光川
目比川
その他の河川
佐屋川
かつて存在した河川
佐屋川
天王川 - 江戸時代に廃川となった河川。天王川公園の「丸池」として残る。

地域

人口

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津島市と全国の年齢別人口分布(2005年) 津島市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 津島市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
津島市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 51,441人
1975年(昭和50年) 58,241人
1980年(昭和55年) 59,049人
1985年(昭和60年) 58,735人
1990年(平成2年) 59,343人
1995年(平成7年) 63,723人
2000年(平成12年) 65,422人
2005年(平成17年) 65,547人
2010年(平成22年) 65,258人
2015年(平成27年) 63,431人
2020年(令和2年) 60,942人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体

愛知県の旗愛知県
愛西市
あま市
海部郡蟹江町

歴史

要約
視点
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江戸時代初期の周辺地域の様子(緑は木曽川本川および主要派川)
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江戸時代末ごろの天王川周辺の位置関係図。破線は江戸時代初期ごろの旧河道、緑線・緑字は開削・付替後の新河道。橙線・橙字は主要街道、赤字は主要な地名など。

古代

現在確認されている、津島に人間の居住していた痕跡は、約2000年前、弥生時代中期のものが最初である。市内の寺野遺跡、埋田遺跡から、弥生時代の土器などが出土している。

飛鳥時代
飛鳥京跡からは、「戊寅年十二月尾張津嶋五十戸」と書かれた木簡が出土しており、天武天皇7年(678年)と比定されている。すなわち、飛鳥時代には既に津嶋(津島)という集落が存在していた[3][4]
奈良時代
また、寺野遺跡からは、白鳳期のものと推定される法隆寺式鐙瓦が出土し、古くから寺院が建立されていたことが推定されている[5]。真偽は不明だが、「尾張國養老元年之図」として伝えられている地図には、養老元年(717年)現在の地図として、津島は本州から離れた、文字通りの島として描かれている[6]

中世

木曽川派川(木曽八流)の三之枝川天王川)に面していたため、鎌倉時代以前から町として栄えた[7]

室町時代1400年ごろに二之枝川が三之枝川に合流するように改修されると、二之枝川を経て交易圏が拡大したためにさらに栄えるようになる[7]

近世

海部地方(愛知県の中西部地域)の物資集散地並びに津島神社門前町として、江戸時代には佐屋街道宿場町として栄えていた。新田開発需要の高まりに応じて、津島五ケ所新田が開発された。

江戸時代中ごろに入ると佐屋川の河床上昇に伴って周辺河川の排水が悪化し、その対策として日光川が開削されたことで天王川は築留められたことで、天明5年(1785年)に津島湊は埋め立てられ湊町では無くなった[7][8]

近代

明治以降は紡績業の町として繁栄した。かつては繊維産業が盛んで東洋紡績津島工場などが存在していた。

現代

2016年(平成28年)12月、尾張津島天王祭ユネスコ無形文化遺産に登録された。

年表

津島市は明治22年当時の津島町・神守村・百高村・益和村・越治村・野間村から構成されている。

明治
  • 1871年(明治3年)- 津島村となる。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行によって海東郡津島町が発足。
大正
  • 1913年(大正2年)7月1日 - 海東郡と海西郡が合併して海部郡となり、海部郡津島町となる。
  • 1925年(大正14年)4月1日 - 佐織町の一部を編入する。
昭和
  • 1947年(昭和22年)3月1日 - 津島町が市制施行して津島市が発足。
  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 神守村を編入する。
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 永和村の一部を編入する。
平成

行政

要約
視点

中学校3年生までの医療費完全無料化、18歳までについては所得制限付きで無料化となっており県内でトップクラスの子ども医療費助成制度を実施している。

市長

さらに見る 代, 氏名 ...
氏名就任日退任日備考
1平野幸右ヱ門1947年4月9日1951年4月4日
2横井兵一1951年4月27日1955年4月14日
3水谷雄二1955年5月1日1959年4月30日
4-5竹内節雄1959年5月1日1967年4月1日
6-7林儀一1967年4月28日1975年4月27日
8-11井桁克1975年4月28日1988年2月1日選挙違反による連座制失職前に辞職
12-14山田克己1988年3月13日2000年3月12日
15水谷尚2000年3月13日2003年4月30日健康上の理由により辞職[9]
16-17三輪優2003年5月1日2003年7月選挙違反により引責辞職
2003年8月10日2007年4月30日やり直し選挙で当選
18-19伊藤文郎2007年5月1日2014年3月31日津島市民病院の経営問題をめぐる発言の責任をとり辞職[10]
20-21日比一昭2014年4月27日現職
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財政

  • 平成18年度
    • 財政力指数 0.78 愛知県市町村平均 1.05
    • 経常収支比率 85.5%
    • 標準財政規模 118億9974万円
    • 人口一人当たりの人件費件費等決算額 10万3415円 愛知県市町村平均 11万2923円
    • 人口一人当たり地方債現在高 27万5843円 普通会計分のみ 愛知県市町村平均 41万3904円
    • 実質公債費比率 10.2% 愛知県市町村平均 13.6%
    • 人口1000人当たり職員数 7.16人
      • 内訳 一般職員386人(うち技能労務職11人) 教育公務員 14人 消防職員 71人 合計 471人
    • 市職員一人当たり平均給料月額 33万9400円 すべての職員手当を含まない数字
    • 市職員一人当たり人件費概算値(年額)910万8038円 (人件費/職員数)
    • ラスパイレス指数 93.4 全国町村平均 93.9
    • 普通会計歳出に占める人件費比率 24.7%
地方債等の残高
  1. 普通会計分の地方債 181億4100万円
  2. 特別会計分の地方債 223億8200万円
    内訳 市民病院事業会計分 154億6900万円 上水道事業会計分 30億5900万円 流域関連公共下水道事業特別会計 21億4800万円 など
  3. 関係する一部事務組合分の債務 28億8378万円
    海部地区環境事務組合 地方債残高 137億9800万円 負担割合 20.9% 債務x負担割合 → 28億8378万円
  4. 第三セクター等の債務保証等に係る債務 2億5700万円 (海部津島土地開発公社分)

地方債等の残高合計 436億6378万円 (連結会計)

津島市民一人当たり地方債等の残高 66万3926円 (連結会計)

姉妹都市・提携都市

日本国外

姉妹都市
アメリカ合衆国の旗ハーキュリーズ市(アメリカ合衆国 カリフォルニア州
1981年(昭和56年)11月5日 - 姉妹都市提携に調印。1979年に津島市が、省エネルギーに取り組むために、米国カリフォルニア州下院議員に、米国で同じように取り組む都市との仲立ち依頼したことが契機となった。
フレンドシップ相手国

2005年(平成17年)に開催された愛知万博では「一市町村一国フレンドシップ事業」が行われた。名古屋市を除く愛知県内の市町村が120の万博公式参加国をフレンドシップ相手国として迎え入れた[11][12]

カメルーンの旗カメルーン共和国
パキスタンの旗パキスタン・イスラム共和国

日本国内

提携都市
愛知県の旗江南市中部地方 愛知県
2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結。
群馬県の旗藤岡市関東地方 群馬県
2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定。
埼玉県の旗春日部市関東地方 埼玉県
2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定。

議会

市議会

  • 定数:18人[13]
  • 任期:2019年5月1日 - 2023年4月30日[14]
  • 議長:日比野郁郎(新市民クラブ)
  • 副議長:安井貴仁(津島自由クラブ)
さらに見る 会派名, 議席数 ...
会派名議席数議員名(◎は代表者)
新市民クラブ 4◎日比野郁郎、西山良夫、加藤哲司、伊藤久夫
改革クラブ 3◎加藤則之、沖廣、垣見啓之
津島自由くらぶ 3◎安井貴仁、安井貴仁、浅井英昭
日本共産党議員団 2◎伊藤恵子、太田幸江
公明党つしま 2◎本田雅英、森口達也
無会派 4宇藤久子、上野聡久、山田真功、長屋大和
18
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県議会

愛知県議会

  • 選挙区:津島市選挙区
  • 定数:1人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:52,286人[15]
  • 投票率:24.57%[15]
さらに見る 候補者名, 当落 ...
候補者名当落年齢党派名新旧別得票数
中野治美63自由民主党10,265票
鬼松成剛28諸派2,085票
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衆議院

さらに見る 当落, 候補者名 ...
当落候補者名年齢所属党派新旧別得票数重複
長坂康正64自由民主党120,213票
岡本充功50立憲民主党107,722票
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国家機関

国税庁
名古屋国税局 津島税務署
検察庁
名古屋地方検察庁 津島区検察庁 -(津島市・愛西市・弥富市・あま市・海部郡)を管轄

施設

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津島警察署
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津島市消防本部
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津島市民病院
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津島郵便局
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津島市立図書館

警察

本部
津島警察署 -(津島市・愛西市・あま市・海部郡大治町)を管轄
交番
津島駅前交番(津島市藤浪町1丁目)
神守交番(津島市神守町)
愛宕交番(津島市西愛宕町2丁目)
天王交番(津島市南門前町1丁目)

消防

本部
津島市消防本部
消防署
津島市消防署(津島市埋田町)

医療

郵便局

図書館

文化施設

教育施設
津島市生涯学習センター
津島市立児童科学館
津島市立中央児童館
交流施設
津島市文化会館

経済

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ヨシヅヤ津島本店

第一次産業

農業

農協
あいち海部農業協同組合(JAあいち海部)
海部東農業協同組合(JA海部東)

第三次産業

商業

近世の津島は「信長の台所」と呼ばれ、尾張国の商都であった歴史を持つ。そのため、ヨシヅヤアオキスーパーなど広域展開している食品スーパーの本社や本店が津島市に所在する。また、ガソリンスタンド宇佐美鉱油の本社所在地でもある。近年、東名阪自動車道に近い高台寺地区に地方卸売市場流通センターや各企業倉庫など多く置かれる物流拠点となっている。

主な商業施設
ヨシヅヤ 本店・津島北テラス店
Yストア唐臼・津島駅東店
アルテ津島
エディオン津島店
ケーズデンキ津島店
ジェームス津島神守店
TSUTAYA津島店
フィール津島店
ブックオフ津島店
ブックタウン津島店
マックスバリュ津島江西店
ヤマナカ神守店
ロイヤルホームセンター津島店

本社を置く企業

情報・通信

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西尾張CATV

マスメディア

新聞社

放送局

ケーブルテレビ
西尾張シーエーティーヴィ
FM放送
にしおわりエフエム

生活基盤

ライフライン

電力

ガス

上下水道

電信

市外局番
  • 市外局番は市内全域で0567(津島MA)が用いられる。
    • 市内局番は、主に20番台を使用する。

教育

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愛知県立津島高等学校

専修学校

市立
津島市立看護専門学校

高等学校

県立
愛知県立津島高等学校
愛知県立津島北高等学校
愛知県立津島東高等学校
愛知県立津島北翔高等学校 - 2025年4月開校。

中学校

市立
津島市立天王中学校
津島市立藤浪中学校
津島市立神守中学校
津島市立暁中学校

小学校

市立
津島市立東小学校
津島市立西小学校
津島市立南小学校
津島市立北小学校
津島市立神守小学校
津島市立蛭間小学校
津島市立高台寺小学校
津島市立神島田小学校

自動車学校

  • 津島自動車学校
  • あさひ自動車学校

交通

鉄道

市の中心となる駅:津島駅

名古屋鉄道(名鉄)

バス

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名鉄バス

路線バス

コミュニティバス
名鉄バス

道路

高速道路

国道

県道

主要地方道

一般県道

ナンバープレート

名所・旧跡・観光スポット

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天王川公園

名所・旧跡

城郭
  • 奴野城跡(ぬのや)- 現西方寺の立つ場所にあった城。第三次長島一向一揆の織田軍の拠点として使われた。
街道
神社
  • 津島神社 - 全国に約3千社ある津島神社・天王社の総本社
  • 秋葉神社
  • 愛宕神社
  • 憶感神社 - 式内社
  • 清正公社
  • 幸野神社
  • 穂歳神社
  • 日吉神社
寺院
  • 安託寺
  • 雲居寺 - 服部一忠の菩提寺
  • 延命禅寺
  • 観音寺
  • 吉祥寺
  • 教津坊
  • 浄顕寺
  • 貞寿寺
  • 弘浄寺
  • 興禅寺
  • 西福寺
  • 西方寺
  • 三月寺
  • 浄橋寺
  • 浄光寺
  • 正楽寺
  • 常楽禅寺
  • 善福寺
  • 宗念寺
  • 大龍寺
  • 賓泉寺
  • 不動院
  • 宝寿院
  • 妙延寺 - 加藤清正公手習いの寺子屋
  • 瑠璃光寺
  • 蓮慶寺
モスク

津島市内に約150近くの寺院・神社がある[18]

観光スポット

公園

文化・娯楽施設

文化・名物

祭事・催事

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津島秋まつり
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尾張津島藤まつり

主な祭事

主な催事

名産・特産

出身関連著名人

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平野長泰

出身者

ゆかりのある人物

  • 高木益太郎 - 弁護士、尾西鉄道社長、東京府選出の衆議院議員。父が津島出身である。
  • 加藤清正 - 戦国武将、賤ヶ岳七本槍の一人。幼少期を津島で過ごす。
  • 杉本健吉 - 洋画家、イラストレーター。幼少期を津島市で過ごす。
  • 山本麻衣 - プロバスケットボール選手。津島市立藤浪中学校出身

キャラクター

津島市を舞台とした作品

小説・ライトノベル

  • 『世界で2番目におもしろいライトノベル。』(石原宙

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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