津島市
愛知県の市 ウィキペディアから

海部津島広域行政圏の中心で、国・県の施設も立地する。JAあいち海部とJA海部東の本部も置かれる。名古屋市より西7キロメートルに位置しており、名古屋市のベッドタウンとなっている。
概要
鎌倉時代から、木曽三川を渡って尾張と伊勢を結ぶ要衝「津島湊」として発展した。また、全国天王信仰の中心地である「津島神社」の鳥居前町として、一時は尾張一豊かな町として知られた。その後、戦国時代に織田信定がこの地を押さえて、信長までの織田氏3代の経済的基盤が築かれた。
共通語では「つしま」と発音されるが、地元では「つしま」と発音されている。NHKでは、前者を全国向けの発音としつつ、後者の地元の発音も「地元放送局アクセント」として許容している[1]。
地理

1987年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
市域のほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯である[2]。
地形
河川

地域
→「津島市の地名」を参照
人口
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津島市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 津島市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 津島市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
津島市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体
歴史
要約
視点


古代
現在確認されている、津島に人間の居住していた痕跡は、約2000年前、弥生時代中期のものが最初である。市内の寺野遺跡、埋田遺跡から、弥生時代の土器などが出土している。
中世
木曽川派川(木曽八流)の三之枝川(天王川)に面していたため、鎌倉時代以前から湊町として栄えた[7]。
室町時代の1400年ごろに二之枝川が三之枝川に合流するように改修されると、二之枝川を経て交易圏が拡大したためにさらに栄えるようになる[7]。
近世
海部地方(愛知県の中西部地域)の物資集散地並びに津島神社の門前町として、江戸時代には佐屋街道の宿場町として栄えていた。新田開発需要の高まりに応じて、津島五ケ所新田が開発された。
江戸時代中ごろに入ると佐屋川の河床上昇に伴って周辺河川の排水が悪化し、その対策として日光川が開削されたことで天王川は築留められたことで、天明5年(1785年)に津島湊は埋め立てられ湊町では無くなった[7][8]。
近代
現代
年表
津島市は明治22年当時の津島町・神守村・百高村・益和村・越治村・野間村から構成されている。
- 明治
- 大正
- 昭和
- 平成
- 2016年(平成28年)12月1日 - 尾張津島天王祭の車楽舟行事などの「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録。
行政
要約
視点
中学校3年生までの医療費完全無料化、18歳までについては所得制限付きで無料化となっており県内でトップクラスの子ども医療費助成制度を実施している。
市長
- 市長:日比一昭(2014年4月27日就任、2期目)
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 平野幸右ヱ門 | 1947年4月9日 | 1951年4月4日 | |
2 | 横井兵一 | 1951年4月27日 | 1955年4月14日 | |
3 | 水谷雄二 | 1955年5月1日 | 1959年4月30日 | |
4-5 | 竹内節雄 | 1959年5月1日 | 1967年4月1日 | |
6-7 | 林儀一 | 1967年4月28日 | 1975年4月27日 | |
8-11 | 井桁克 | 1975年4月28日 | 1988年2月1日 | 選挙違反による連座制失職前に辞職 |
12-14 | 山田克己 | 1988年3月13日 | 2000年3月12日 | |
15 | 水谷尚 | 2000年3月13日 | 2003年4月30日 | 健康上の理由により辞職[9] |
16-17 | 三輪優 | 2003年5月1日 | 2003年7月 | 選挙違反により引責辞職 |
2003年8月10日 | 2007年4月30日 | やり直し選挙で当選 | ||
18-19 | 伊藤文郎 | 2007年5月1日 | 2014年3月31日 | 津島市民病院の経営問題をめぐる発言の責任をとり辞職[10] |
20-21 | 日比一昭 | 2014年4月27日 | 現職 |
財政
- 平成18年度
- 財政力指数 0.78 愛知県市町村平均 1.05
- 経常収支比率 85.5%
- 標準財政規模 118億9974万円
- 人口一人当たりの人件費件費等決算額 10万3415円 愛知県市町村平均 11万2923円
- 人口一人当たり地方債現在高 27万5843円 普通会計分のみ 愛知県市町村平均 41万3904円
- 実質公債費比率 10.2% 愛知県市町村平均 13.6%
- 人口1000人当たり職員数 7.16人
- 内訳 一般職員386人(うち技能労務職11人) 教育公務員 14人 消防職員 71人 合計 471人
- 市職員一人当たり平均給料月額 33万9400円 すべての職員手当を含まない数字
- 市職員一人当たり人件費概算値(年額)910万8038円 (人件費/職員数)
- ラスパイレス指数 93.4 全国町村平均 93.9
- 普通会計歳出に占める人件費比率 24.7%
- 地方債等の残高
- 普通会計分の地方債 181億4100万円
- 特別会計分の地方債 223億8200万円
- 内訳 市民病院事業会計分 154億6900万円 上水道事業会計分 30億5900万円 流域関連公共下水道事業特別会計 21億4800万円 など
- 関係する一部事務組合分の債務 28億8378万円
- 海部地区環境事務組合 地方債残高 137億9800万円 負担割合 20.9% 債務x負担割合 → 28億8378万円
- 第三セクター等の債務保証等に係る債務 2億5700万円 (海部津島土地開発公社分)
地方債等の残高合計 436億6378万円 (連結会計)
- 津島市民一人当たり地方債等の残高 66万3926円 (連結会計)
姉妹都市・提携都市
日本国外
2005年(平成17年)に開催された愛知万博では「一市町村一国フレンドシップ事業」が行われた。名古屋市を除く愛知県内の市町村が120の万博公式参加国をフレンドシップ相手国として迎え入れた[11][12]。
日本国内
議会
市議会
→詳細は「津島市議会」を参照
県議会
愛知県議会
→詳細は「2019年愛知県議会議員選挙」を参照
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
中野治美 | 当 | 63 | 自由民主党 | 現 | 10,265票 |
鬼松成剛 | 落 | 28 | 諸派 | 新 | 2,085票 |
衆議院
国家機関
施設

警察
消防
- 本部
- 津島市消防本部
- 消防署
- 津島市消防署(津島市埋田町)
医療
郵便局
図書館
文化施設
- 教育施設
- 津島市生涯学習センター
- 津島市立児童科学館
- 津島市立中央児童館
- 交流施設
- 津島市文化会館
経済

→「Category:津島市の企業」も参照
第一次産業
農業
- 農協
- あいち海部農業協同組合(JAあいち海部)
- 海部東農業協同組合(JA海部東)
第三次産業
商業
近世の津島は「信長の台所」と呼ばれ、尾張国の商都であった歴史を持つ。そのため、ヨシヅヤやアオキスーパーなど広域展開している食品スーパーの本社や本店が津島市に所在する。また、ガソリンスタンド宇佐美鉱油の本社所在地でもある。近年、東名阪自動車道に近い高台寺地区に地方卸売市場流通センターや各企業倉庫など多く置かれる物流拠点となっている。
本社を置く企業
- 宇佐美鉱油
- 片岡毛織(現在は廃業、旅行代理店事業なども行っていた)
- 昭和機械(ボウリング場をはじめとする娯楽施設「サンガーデン」などを運営)
- 津島ガス(都市ガス事業)
- 西尾張シーエーティーヴィ(ケーブルテレビ「クローバーTV」、コミュニティ放送「エフエムななみ」)
- 長田広告
- 野田塾(学習塾の運営)
- 三菱重工メイキエンジン
- ヨシヅヤ
- 野田塾本社
情報・通信

マスメディア
新聞社
放送局
- ケーブルテレビ
- 西尾張シーエーティーヴィ
- FM放送
- にしおわりエフエム
生活基盤
ライフライン
電力
- 中部電力
- 本市を担当する中部電力パワーグリッドの営業所は、本市にある津島営業所である[17]。
ガス
上下水道
電信
- 西日本電信電話(NTT西日本)- NTT西日本-東海(NTTビジネスソリューションズ)
教育

専修学校
- 市立
- 津島市立看護専門学校
高等学校
- 県立
- 愛知県立津島高等学校
- 愛知県立津島北高等学校
- 愛知県立津島東高等学校
- 愛知県立津島北翔高等学校 - 2025年4月開校。
中学校
小学校
自動車学校
- 津島自動車学校
- あさひ自動車学校
交通
鉄道
市の中心となる駅:津島駅
- 津島駅
- 青塚駅
バス

路線バス
道路
高速道路
国道
県道
主要地方道
一般県道
ナンバープレート
名所・旧跡・観光スポット
名所・旧跡
- 城郭
- 奴野城跡(ぬのや)- 現西方寺の立つ場所にあった城。第三次長島一向一揆の織田軍の拠点として使われた。
- 街道
- 津島市観光交流センター
- 堀田家住宅
- 神社
- 清正公社
- 寺院
- モスク
- 安託寺の山門
津島市内に約150近くの寺院・神社がある[18]。
観光スポット
公園
文化・娯楽施設
文化・名物
祭事・催事

主な祭事
主な催事
名産・特産
- 左が「くつわ」で、右が「あかだ」
出身関連著名人

出身者
- 平野長泰 - 武将。田原本藩藩祖。賤ヶ岳の七本槍の一人。
- 加藤喜右衛門 - 政治家。衆議院議員。
- 中島真也 - 技術者。パロマ代表取締役社長。
- 那須政隆 - 仏教学者。
- 高木藤太郎 - 地家主。
- 武藤長蔵 - 経済学者・歴史家。
- 野口米次郎 - 詩人。芸術家イサム・ノグチの父。
- 大鹿卓 - 小説家・詩人。
- 金子光晴 - 詩人。
- 杉浦兼松 - 医学博士。
- 山中龍夫 - 宇宙科学研究者。
- 水谷麻里 - 歌手。
- 平田香織 - 歌手・ローカルタレント・ファッションモデル。
- 八木亮祐 - プロ野球選手。
- 前田裕子/HIRO - 歌手。ketchup mania。
- 安穂野香 - 歌手。
- 鶴美舞夕 - 宝塚歌劇団星組男役。
- 平沢隆好 - プロ野球選手。
- 内田雅章 - 実業家・作家・講演家・「学生新聞」創設者
- 木谷雅 - ミュージシャン。sacraヴォーカル・サイドギター。
- 小杉研太 - プロレスラー。
- 神野大地 - 陸上競技(長距離走・マラソン)選手。通称「三代目・山の神」。
- 安部康二郎 - 俳優。
- 幅允孝 - 選書家、ブックディレクター、編集者。
- 高山清司 - ヤクザ。六代目山口組若頭。
- 今井大湧 - パラアスリート
- 宮澤蓮斗 - プロボクサー
- 水谷瞬 - プロ野球選手、北海道日本ハムファイターズ所属
- 柳本理乃 - フリースタイルスキー選手(モーグル)
ゆかりのある人物
キャラクター
- つし丸
- マッキー
- ふじか
津島市を舞台とした作品
小説・ライトノベル
- 『世界で2番目におもしろいライトノベル。』(石原宙)
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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