東公園 (福岡市)
福岡市博多区の公園 ウィキペディアから
福岡市博多区の公園 ウィキペディアから
東公園(ひがしこうえん)は福岡県福岡市博多区にある福岡県営の都市公園(総合公園)[1]であり、また同公園を含む行政地名(丁目の設定がない単独町名)でもある。全域で住居表示が実施済みである[2]。面積は25.05ヘクタール[3]。2022年9月末現在の人口は332人[4]。郵便番号は812-0045[5]。
福岡市の都心部とされる中央区天神等の北東約2.5キロメートル、博多区の北部に位置する。北西で福岡直方線を挟んで千代及び馬出と、北東で吉塚停車場線を挟んで馬出と、東で浜新建堅粕線(妙見通り)を挟んで吉塚本町と、南及び西で千代と隣接する。町内の土地利用については、福岡県庁、福岡県議会、福岡県警察本部、県営東公園、福岡市民体育館、千代小学校といった公共・公益施設等が大半を占める。吉塚駅西側を南北に走る浜新建堅粕線(妙見通り)に面して住宅や店舗が並ぶ。
なお、福岡国税局博多税務署の所在地は東公園ではなく東区馬出である。
都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[6]において定められた方針については次のとおりである。幹線道路である福岡直方線及び浜新建堅粕線(妙見通り)の沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「沿道軸」に位置付けられている。福岡県庁、県営東公園等を含むゾーンは大規模施設が立地するゾーンとされている。県営東公園と妙見通りとに挟まれたゾーンは、戸建住宅などの低層住宅が大部分を占めるが、一部中高層住宅などが立地する「低中層住宅ゾーン」に位置付けられ、低層住宅と中層住宅の調和、狭隘道路の改善などがまちづくりの視点とされている。用途地域については次のとおりである[7]。福岡直方線及び東公園線の北西側の範囲、浜新建堅粕線(妙見通り)と県営東公園とに挟まれた範囲は商業地域に指定されている。これら以外の範囲は第一種住居地域に指定されている。風致地区[注釈 1]については、県営東公園の範囲が指定されており[8]、造成や建築などを行うときには一定の制限がある。
県営東公園は、福岡県[10][注釈 2]の都市公園[注釈 3]である。敷地面積はおよそ7万平方メートル。公園中心の高みには亀山上皇像が建ち、その周囲には県花のウメや県木のツツジなどの樹木や流水を配した日本風公園として市民県民の憩いの場所となる。所在地は大半は博多区東公園になるが、一部は博多区千代や東区馬出となる。
かつて千代の松原の一部であったのを、1873年(明治6年)の太政官布告に基づいて1876年に公園地とした。福岡県内最初の県営公園である。それより前の1868年(明治元年)には旧福岡藩主黒田長知によって招魂社が妙見・馬出の地に創建されている。当初は東松原公園の名称であったが、1900年(明治33年)に東公園と改めるとともに県の管理となった。
その後、公園周辺の開発により白砂青松の景観は失われるが、代わって1910年(明治43年)川上音二郎によって洋風劇場の博多座(現在の博多座はこの名を踏襲したもの)が建てられた。また1933年(昭和8年)には福岡市動物園が開園したが、これは太平洋戦争の戦局悪化により1944年(昭和19年)に閉園、戦後の動物園再建では南公園へ移転した。
1981年(昭和56年)には公園北側に県庁舎が移転。運動施設は移転。
小学校については次の通り[17]。
中学校については町内には存在しないが、校区については、次の学校の校区に属する。
東公園の人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[4]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
鉄道については、福岡市交通局が運営する地下鉄の福岡市地下鉄箱崎線が地区の北側に通っており、次の駅がある。
なお、福岡県庁へは千代県庁口駅よりも馬出九大病院駅のほうが近く、屋根付きの通路が利用できるなど便利である。
主な幹線道路は次の通り。
県道は次の通り。括弧内は福岡市道路愛称等。
市道は次の通り。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.