多良間村
沖縄県宮古郡の村 ウィキペディアから
沖縄県宮古郡の村 ウィキペディアから
多良間村(たらまそん)は、沖縄県の先島諸島東部の宮古列島に位置する多良間島及び水納島の2島からなる村[1]。これらの島は宮古島と石垣島のほぼ中間に位置しており隆起サンゴ礁により形成された島である[2]。宮古郡に属する唯一の町村である。
たらまそん 多良間村 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 沖縄県 | ||||
郡 | 宮古郡 | ||||
市町村コード | 47375-8 | ||||
法人番号 | 4000020473758 | ||||
面積 |
22.00km2 | ||||
総人口 |
1,009人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 45.9人/km2 | ||||
隣接自治体 | なし | ||||
村の木 | フクギ | ||||
村の花 | タラマバナ(ベニバナ) | ||||
村の鳥 村の魚 |
ウズラ ミーバイ(ハタ) | ||||
多良間村役場 | |||||
村長 | 伊良皆光夫 | ||||
所在地 |
〒906-0602 沖縄県宮古郡多良間村字仲筋99-2 北緯24度40分10秒 東経124度42分06秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
北緯24度39分、東経124度42分に位置しており、多良間島(面積19.75km2)と、その北西約10kmにある水納島(面積2.15km2)からなる[2]。村の最高点は多良間島北部にある八重山遠見台(34.19m)である[2]。気候は海洋亜熱帯性気候に属する[2]。
高齢化率30.3%と高く、若年層の流出が激しい[3]。
多良間村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 多良間村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 多良間村
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
多良間村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
多良間村では1994年(平成6年)を最後に職員採用試験が実施されていない。採用試験を実施していないのは沖縄県の30町村で唯一であり(2017年時点)、縁故採用が横行しているとの指摘がある[12]。
安政6年(1859年)に多良間島に漂着した岩手県宮古の商船の乗組員が、島民から手厚い看護を受けて全員無事に帰還したという史実が1974年(昭和49年)に発見されたことから交流が始まり、1996年(平成8年)2月6日に姉妹市村締結の調印が行われた[13]。
国勢調査(平成27年)によると、多良間村の産業区分別就業者数・生産額は、第3次産業が44.9%、第1次産業が41.5%、第2次産業が21.7%である[2]。サトウキビの生産や畜産などの第一次産業が盛んで、特に黒糖(サトウキビ原料)は沖縄県内の生産量シェアの約40%で全国一の生産量である[1]。
道路運送法第78条に基づく自家用自動車有償旅客運送の村営路線バスがある[24]。多良間港に発着するフェリー及び多良間空港に発着する飛行機の時刻に合わせ、多良間港(普天間地区・前泊地区)・多良間空港と村中心部の間に運行される。
国道・主要地方道はなし。かつては沖縄県道233号塩川仲筋線があったが、県道としては廃止された。
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