仁淀川町(によどがわちょう)は、高知県吾川郡に属する町。
概要 によどがわちょう 仁淀川町, 国 ...
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四国山地に位置する県境の町で、面積の約9割を山林が占めている。
町域の中央を西から東に仁淀川が流れ、これに沿って高知市と松山市を結ぶ国道33号が通っている。
人口
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仁淀川町と全国の年齢別人口分布(2005年)
| 仁淀川町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 仁淀川町 ■緑色 ― 日本全国
| ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
仁淀川町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
| 13,736人
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1975年(昭和50年)
| 12,327人
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1980年(昭和55年)
| 11,672人
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1985年(昭和60年)
| 10,333人
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1990年(平成2年)
| 9,518人
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1995年(平成7年)
| 8,919人
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2000年(平成12年)
| 8,189人
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2005年(平成17年)
| 7,347人
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2010年(平成22年)
| 6,500人
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2015年(平成27年)
| 5,551人
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2020年(令和2年)
| 4,827人
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
首長
- 町長
- 歴代町長
- 初代: 藤崎富士登(2005年8月〜2009年8月)
- 2代: 大石弘秋(2009年8月〜2021年8月)
警察
- 佐川警察署
- 大崎駐在所 - 吾川郡仁淀川町大崎210
- 池川駐在所 - 吾川郡仁淀川町北浦516-3
- 名野川駐在所 - 吾川郡仁淀川町名野川423-2
- 仁淀駐在所 -吾川郡仁淀川町森2555-1
第一次産業
農業
- 茶業 - 高知県農業技術センターの茶業試験場があるなど、土佐茶の生産が盛んである。
小学校
- 町立
- 仁淀川町立池川小学校
- 仁淀川町立別府小学校
- 仁淀川町立長者小学校
路線バス
- 県交北部交通 - 町東部と高知市をいの町経由で結ぶ路線を運行している。
- 高知駅BT - すこやかセンター伊野 - 伊野駅 - 柳瀬営業所 - 高岩 - 柳野 - 狩山口 - 北浦橋
- 黒岩観光 - 越知町を経由して仁淀川町と佐川町を結ぶ。町東部の狩山口発着の系統と、町南西部の川渡発着の系統がある。
- 佐川駅 - 越知駅 - 土佐大崎 - 狩山口
- 佐川駅 - 越知駅 - 土佐大崎 - 川渡
- 仁淀川町町民バス - 町内各地で運行している。このうち芋生野線は隣の愛媛県久万高原町内にわずかに越県して運行しており、岩川で久万高原町営バスとの乗り換えが可能。
道路
県道
- 高知県道18号伊野仁淀線
- 高知県道362号安居公園線
- 高知県道363号中津公園線
観光スポット
- 自然
- 公園
- 花の里公園 - 旧寺村小学校跡地の周辺を整備し、約1,000本のハナモモを始めとして、ソメイヨシノやレンギョウなどの花が咲く草木が整備された公園[4]。
- もみじ公園ハナモモ
- 夢の森公園
- 池川ふれあい公園
- 大渡ダム公園
- 鳥形山森林植物公園
- ひょうたん桜公園
- 沈下橋
- 川口橋(国の登録有形文化財)
- 久喜沈下橋(国の登録有形文化財) - 高知県で最古の沈下橋。
- 大森沈下橋 仁淀川最上流の沈下橋
- 継合橋 大森沈下橋と一緒に完成した沈下橋
- 桜名所
- レジャー
- 中津山トレッキングコース
- 旧安居小学校 - 宮尾登美子ゆかりの地。
- 星ヶ窪キャンプ場
- 長者の大銀杏
- 天然記念物
- 大引割・小引割(国の天然記念物)
- 長者の大銀杏(高知県の天然記念物)目通りで周り10.8m、樹高約15m、推定樹齢1200年[5]
- 大藪のひがん桜(ひょうたん桜と呼ばれている)(高知県の天然記念物)樹高約30m、胸高周囲約6m、推定樹齢500年[6]
祭事・催事
祭事
- 秋葉まつり(高知県保護無形民俗文化財)2月9日から3日間に及ぶ秋葉神社の春祭り。[8]
- 名野川磐門神楽
- 池川神楽
- 安居神楽
- 椿山虫送り、太鼓踊り[注釈 1]
- 谷山大師堂 お盆の火回し
- 川又花取り踊り
- 都の太鼓踊り
- 三倍(佐婆為)神社秋祭り
雨ヶ森
仁淀川町(旧池川町)竹ノ谷
大渡ダム
岩柄集落にある岩伽羅神社
鳥形山石灰石鉱山
注釈
2023年1月に ETV特集「消えた故郷へ帰るとき〜高知・椿山 50年の記録〜」として放映された[9]。
出典
堀内要明 (2017年4月11日). “春点描 仁淀川、仰ぐ山肌、花盛り”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 高知全県版
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