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日本の男性お笑いコンビ (2001 - ) ウィキペディアから
ラバーガールは、プロダクション人力舎に所属する日本のお笑いコンビ、YouTuber、TikToker。スクールJCA10期出身。
ラバーガール | |
---|---|
メンバー |
飛永翼 大水洋介 |
結成年 | 2001年 |
事務所 | プロダクション人力舎 |
活動時期 | 2002年 - |
出身 | スクールJCA10期 |
出会い | スクールJCA |
現在の活動状況 | テレビ、ライブなど |
芸種 |
コント 漫才 |
ネタ作成者 | 両者 |
現在の代表番組 |
ラバーガールの週末は踊る エンタの神様 白黒アンジャッシュ |
過去の代表番組 |
We Can☆47 爆笑オンエアバトル オンバト+ |
同期 |
いけだてつや 池田57CRAZY(完熟フレッシュ) もう中学生 こがけん エハラマサヒロなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2005年 NHK新人演芸大賞 演芸部門 決勝進出 2006年 第4回お笑いホープ大賞 決勝進出 2008年 お笑いホープ大賞 東京ウォーカー賞 2009年 第2回決戦!お笑い有楽城 優勝 2009年 爆笑オンエアバトル ゴールドバトラー 2010年 キングオブコント 決勝5位 2014年 キングオブコント 決勝3位 |
2人とも人力舎が運営する養成所・スクールJCAへ10期生として入学。柴田英嗣(アンタッチャブル)が講師を務めていたショートコントの授業内で、お互い適当に組んだ際に感触が良かったためそのまま正式にコンビを結成[2]。コンビ名は日本のロックバンド・GRAPEVINEの楽曲『RUBBERGIRL』に由来し[3]、出囃子にも使用している。
独自の空気感・雰囲気を纏い、大水のどこかズレたボケに対して飛永が冷静かつ丁寧にツッコむコントを得意とする。ボケ・ツッコミ共に抑揚及び緩急が少なく、ネタが淡々と進められるのが特徴。飛永曰く大水の「ぼそぼそとした雰囲気」から出るボケにツッコミを合わせた結果、必然的に張り切ったツッコミでなく修正する程度によるツッコミのパターンが完成した[4]。コントでは設定にもよるが、互いに敬語で話すケースが多い[5]。飛永は滑舌の良さを活かしてアナウンサーに扮するネタが多く、評価が高い[6]。
ネタ作りは2人で話し合いながら行う。ツカミの早さを意識してネタを作っており、コントでは必須となる冒頭の状況説明で1つボケを入れる。そのためショートコントも得意とし、Tiktokにアップロードしたショートネタは佐久間宣行が高く評価している[7]。
結成当初のスタイルはWボケで、ネタ披露の際はテンションを高くしていた[2]。しかしこの頃は『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)で連敗[注 1]するなど周囲へ受け入れられず伸び悩んでいたが、事務所の先輩である豊本明長(東京03)から「あまり無理をせず、もっとお前ら自身が言いそうなセリフをネタの中に入れていけば分かりやすいんじゃないか」というアドバイスを受けたことをきっかけに上記のスタイルへと変えたところ、テレビに出られるようになった[2]。ただし現在のスタイルが認知されて以降も、頻度は少ないがWボケを取り入れたコントを演じる[8]。
ごく稀に漫才を演じることがあり、飛永の地元・静岡県富士市で行われた『爆笑オンエアバトル』にて一度漫才で挑戦するも、413KBという高得点だったにも拘らずオフエアになっている。飛永は漫才に対して「やらない事はないけど、自信がない」とインタビュー内で語っており、『M-1グランプリ』にも「エントリーしない」と表明している[2](非常に低い確率だがコントの中で漫才をやる場合がある)。その後は『THE MANZAI』の第2回(2012年)大会に出場するも、結果は2回戦進出に終わり認定漫才師にはなれなかった(以降は出場していない)。
基本的に2人とも面倒くさがりで「ネタを作っても台本を書かない」主義のため時間が経つとネタを忘れてしまい、YouTubeで公開されている自分たちのネタ動画を観て内容を思い出すことが多い。時には「あてにしていたネタが(YouTubeから)削除されていて困った」こともあった[9]。
事務所の先輩でキングオブコント王者である東京03はラバーガールを評価しており、その芸風を「淡々としている。感情を出さない」と評している[10]。その他、『爆笑レッドカーペット』のキャッチコピーが「ポーカーフェイスのコント職人」であるなど「感情を出さない」という評価が多い傾向にある。
2010年、前述の東京03から「優勝してもおかしくない実力者」というお墨付きを携えたダークホースとしてキングオブコントにて初の決勝進出を果たす。1stラウンドは「864点」を獲得、4位と35点の点差をつけて3位で折り返すも最終結果は5位だった。2014年大会では4年振りに決勝進出、ファーストラウンドでは所属事務所の後輩にあたるリンゴスター(現在は解散)と対戦して83対18という大差をつけて勝利するも、その後のファイナルステージでは対戦相手のチョコレートプラネットに40対61で敗れ、優勝には至らなかった。
BSフジにて放送された『beポンキッキーズ』では「ラバーガエル」として、爆チュー問題を踏襲した「カエルの世界」のコントを披露していた。
ネタでのキャラクターの名前は、互いの本名をそのまま用いる場合が多い。また、大水という名前自体がフックとなっているネタがいくつかある。
普段の立ち位置は飛永が左で大水が右だが、ネタによっては入れ替わる。大水が店員で飛永が客を演じるネタ(猫カフェ、電器屋など)では入れ替わる場合が多い。
現在の準レギュラー番組
特別番組
過去のレギュラー番組
その他の出演
現在のレギュラー番組
過去のレギュラー番組
その他の出演
現在のレギュラー番組
日程 | タイトル | 会場 | 備考 |
---|---|---|---|
単独ライブ | |||
2004年4月4日 | 空飛ぶオランダ人 | 新宿Fu- | 単独シリーズ |
2005年4月23日、24日 | パットミベラルーシ | シアターブラッツ | 初単独ライブ、DVD「ジェイコブ」の特典映像にて一部が映像化。 |
2007年3月20日、21日 | ブラッシュバック・スピノーネイタリアーノ | 恵比寿エコー劇場 | |
2008年4月18日-20日 | メキシカンキャッシュボーイ | ||
2009年4月10日-12日 | さよならインドの空に | ||
2010年7月9日、10日 | キャット | 紀伊國屋サザンシアター | |
2011年7月25日-27日 | エマ | 大和田伝承ホール | |
2012年2月25日-26日 | ジェイコブ | 紀伊國屋ホール | |
2013年8月19日 | GAME | 博品館劇場 | 外部の演出家を招いて「ラバーガールsolo live +」として公演。演出は細川徹。 |
2014年6月27日-29日 | T/V | 恵比寿エコー劇場 | |
2015年2月10日-15日 | GIRL | ||
2016年8月17日-18日 | 大水が出た! | 座・高円寺2 | |
2018年4月9日-11日 | シャンシャン | ||
2018年7月23日-8月16日 | ラバーガール ベストネタライブツアー 爆笑オンステージ |
スカラエスパシオ、広島YMCA国際文化ホール、ABCホール、石川県教育会館、新潟県民会館 小ホール、BLACK BOX、仙台市福祉プラザ ふれあいホール、座・高円寺2 | 自身初の全国ツアー。福岡・広島・大阪・石川・新潟・青森・仙台・東京を回った。 |
2019年1月21日-3月31日 | お前ら愛してるぜ | 東京・俳優座劇場 福岡・イムズホール 大阪・ABCホール 岡山・さん太ホール 埼玉・さいたま市民会館おおみや 小ホール 神奈川・横浜市市民文化会館関内ホール 小ホール 新潟・新潟県民会館 小ホール 北海道・札幌市教育文化会館 小ホール 青森・BLACK BOX 宮城・仙台市福祉プラザ ふれあいホール 愛知・今池ガスホール 岩手・盛岡劇場 タウンホール 茨城・常陽藝文ホール |
去年に続いて2回目のツアー。キャッチコピーは「届けたいコントがたくさんあるのさ!!」 |
その他 | |||
2005年10月2日 | Mr.オクトーバー | 新宿Fu- | 三福星と合同ライブ |
2010年5月13日 | 5・6・7・8・10 | 新宿シアターモリエール | ドランクドラゴン、キングオブコメディ、鬼ヶ島とのライブ、トークショー |
2010年10月17日-10月24日 2010年10月28日-10月29日 |
シティボーイズミックス PRESENTS 「10月突然大豆のごとく」 |
新国立劇場 中劇場 名鉄ホール |
シティボーイズ、中村有志、THE GEESEと共演 |
2018年現在、人力舎のライブイベントの一環として開催された「空飛ぶオランダ人」と過去ネタの再演公演の「爆笑オンステージ」を除く、全ての単独ライブが映像ソフト化されている(前述の通り、「パットミベラルーシ」は「ジェイコブ」の特典映像という形でソフト化されている)。
発売日 | タイトル | 発売元 |
---|---|---|
単独 | ||
2007年7月27日 | ソロライブ ブラッシュバック・スピノーネイタリアーノ | ビクターエンタテインメント |
2008年9月24日 | ラバーガール ソロライブ メキシカンキャッシュボーイ | |
2009年7月8日 | ラバーガール ソロライブ 「さよならインドの空に」 | |
2010年9月22日 | ラバーガール ソロライブ 「キャット」 | コンテンツリーグ |
2011年10月26日 | ラバーガール ソロライブ「エマ」 | |
2012年5月23日 | ラバーガール ソロライブ「ジェイコブ」 | |
2013年11月27日 | ラバーガール solo live+「GAME」 | |
2014年9月24日 | ラバーガール solo live+「T/V」 | |
2015年6月24日 | ラバーガール solo live+「GIRL」 | |
2016年10月26日 | ラバーガールLIVE「大水が出た!」 | |
2018年7月11日 | ラバーガールLIVE「シャンシャン」 | |
2019年7月24日 | ラバーガールLIVE「お前ら愛してるぜ」 | |
単独以外 | ||
2003年-2004年 | バカバク!×ブートレグVol.1-3 | キングレコード |
2004年-2006年 | バカ爆走!Next Generation Vol.1-5 | |
2006年12月20日 | アンタッチャブル山崎弘也とゆかいな仲間たち Featuring バカ爆発!ツアー2006 | ビクターエンタテインメント |
2007年2月21日 | これさえできれば誰でもヒーロー!宴会芸講座 ゴルゴ松本先生編 基礎編 赤盤 | |
これさえできれば誰でもヒーロー!宴会芸講座 ゴルゴ松本先生編 応用編 黒盤 | ||
2009年2月11日 | ダイナマイト関西2008 | YOSHIMOTO R and C CO.,LTD. |
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