鳳来町
日本の愛知県南設楽郡にあった町 ウィキペディアから
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鳳来町(ほうらいちょう)は、かつて愛知県南設楽郡に属していた町である。
ほうらいちょう 鳳来町 | |||||
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廃止日 | 2005年10月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 旧新城市、鳳来町、作手村 → 新城市 | ||||
現在の自治体 | 新城市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 愛知県 | ||||
郡 | 南設楽郡 | ||||
市町村コード | 23581-4 | ||||
面積 | 263.66 km2 | ||||
総人口 |
13,565人 (2005年9月1日) | ||||
隣接自治体 | 新城市、設楽町、東栄町、作手村、浜松市 | ||||
町の木 | 鳳来寺杉 | ||||
町の花 | ホソバシャクナゲ | ||||
町の鳥 | コノハズク | ||||
鳳来町役場 | |||||
所在地 |
〒441-1692 愛知県南設楽郡鳳来町長篠字下り筬1番地の2 (新城市鳳来総合支所時に撮影) | ||||
座標 | 北緯34度56分01秒 東経137度34分29秒 | ||||
ウィキプロジェクト |
1956年(昭和31年)に町村合併により成立。2005年(平成17年)10月1日に新城市(旧)・南設楽郡作手村と合併し、新たに発足した新城市の一部となった。
心を正しく 体をすこやかに
笑顔と思いやりの 輪をひろげ
明るい鳳来町を めざします
仕事にはげみ 工夫をこらし
恵みを生かして 力を合わせ
豊かな鳳来町を きずきます
教養を高め 文化を育て
緑の山河と 息づく歴史をほこりに
ふるさと鳳来町を まもります
鳳来町には計34の大字が設定されていた[2]。1889年(明治22年)の町村制施行の直前に存在した村を継承するものが多いが、例外もある。
1956年(昭和31年)4月の鳳来町発足時点では大字は22。南設楽郡長篠村から継承した長篠(ながしの)・横川(よこがわ)・富保(とみやす)・富栄(とみさか)・豊岡(とよおか)の5大字、鳳来寺村から継承した門谷(かどや)・玖老勢(くろぜ)・副川(ふくがわ)・布里(ふり)・只持(ただもち)・一色(いっしき)・塩瀬(しおぜ)・愛郷(あいごう)の8大字、八名郡七郷村から継承した井代(いしろ)・能登瀬(のとせ)・名越(なこえ)・名号(みょうごう)・睦平(むつだいら)・細川(ほそかわ)・巣山(すやま)および一色を改称した七郷一色(ななさといっしき)の8大字と、旧大野町域に設定された大野(おおの)が該当する[2]。
1956年7月、北設楽郡三輪村の一部を編入する。この際、同村から継承した川合(かわい)と、同村長岡から分割した池場(いけば)の2大字が追加された[2]。
1956年9月の編入合併と境界変更では新たに10大字が追加され、全34大字がそろう。南設楽郡海老町からは海老(えび)・中島(なかじま)・連合(れんごう)・四谷(よつや)・副川の5大字、新城町からは乗本(のりもと)の1大字、八名郡山吉田村からは下吉田(しもよしだ)・上吉田(かみよしだ)・黄柳野(つげの)・竹ノ輪(たけのわ)の4大字を継承した。このうち旧海老町の副川(「海老副川」と通称される地域)は旧鳳来寺村の副川と同名ではあるが、編入合併にあたって名称変更はない。また、境界変更で横川の大部分が新城町に編入されたため、鳳来町側に残った横川はほぼ山林が占める人口0の地域となった[2]。
いずれも2005年(平成17年)の合併により、そのまま新城市の大字に変更されている[3]。なお、旧鳳来町長だった穂積現新城市長の公約に、旧鳳来町域で「鳳来」の名称復活賛否の住民意識調査を行い、賛成が半数を超えた大字より旧作手村域にならって新城市鳳来xxの呼称とする計画があったが、2020年現在、実現させた大字はない。ちなみに小字レベルでは、大字門谷に鳳来寺の小字がある。
町立小中学校は、新城市との合併に伴い市立学校となった(七郷一色小学校は合併前に廃校)。
町内の鉄道路線には東海旅客鉄道(JR東海)飯田線がある。町内の南西から北東にかけて横断し、長篠に長篠城駅・本長篠駅、富栄に三河大野駅、豊岡に湯谷温泉駅・三河槙原駅・柿平駅、川合に三河川合駅、池場に池場駅、計8駅が設置されていた。
これに加えて本長篠駅からは、1968年(昭和43年)まで豊橋鉄道田口線が町内を北上して設楽町方面へ通じていた。起点の本長篠に加え、富保に三河大草駅、門谷に鳳来寺駅、玖老勢に玖老勢駅、副川に三河大石駅、海老に三河海老駅・滝上駅の計7駅を町内に設置していた。
鳳来町内には、一般国道2本、主要地方道3本、一般県道13本(合併直前時点では14本)が通っていた。
新城市と合併した現在でも鳳来町時代の町道標識が残存している。デザインは町の鳥コノハズクをイメージし、標識の形は楕円形。始点と終点にそれぞれ設置されている。補助標識に路線名と地名が書かれている。以下は町道の例。
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