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埼玉県所沢市大字下富にある西武バスの営業所 ウィキペディアから
西武バス所沢営業所(せいぶバスところざわえいぎょうしょ)は、埼玉県所沢市大字下富字月見原705-1に位置する西武バスの営業所である。
所沢市を中心に狭山市・川越市・新座市・さいたま市・ふじみ野市・富士見市・入間郡三芳町と、東京都清瀬市・東村山市にバス路線を有する。2009年5月15日までは所沢市久米546-4に位置しており、所沢駅東口にある西武バス本社に最も近い営業所だった。
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2009年5月15日までの営業所は所沢駅東口近くにあり、西武バス本社にも近かった。だが駅と営業所を結ぶ道路が狭隘で危険な状態であるうえ、営業所も手狭で駅前の再開発の計画もあり、所沢市下富地内「池袋琺瑯前」に移転した。これに伴い、所沢大宮線は大宮が担当から外れ、新所沢川越線が川越営業所から所沢に移管されるなどの再編があった。
なお、旧・所沢営業所に関しては詰所のあったところ一帯のエリアは、折り返し場や西武タクシーの一時待機場として、現在も使用。道路を隔てた車庫だった部分は、ファミリーマートができたなどの変化が見られる。
所沢市内の1区間は、ワンコインバス(大人100円)扱い。
西武不動産グループが開発した松が丘地区(一戸建て住宅)への足として、当初は所沢駅 - 西武松が丘(現・松が丘中央)が開通した。平成のバブル景気と相まって、ゆうえんち号(所沢駅 - 西武園ゆうえんち)が専用塗装の4台で運用されていたが、1999年に廃止された。しかし、ゆうえんち号の経路が西武園駅への新たな足として見直され、所18を現・西武園駅までの運行区間とし、国分寺駅方面への足、中央本線利用者の顧客発掘に一役買っている。これらは「西武園付近にある施設への来場者の足」としての利用価値向上に大きく貢献している。道路環境の関係で中型車のみの運行となっている。
西武園ゆうえんちの休園に伴い、2020年11月1日より所18-1の西武園駅 - 西武園ゆうえんち間は区間運休となっていたが[1]、リニューアルオープンに伴い2021年5月22日より再開[2]。なお、西武園ゆうえんち停留所は臨時駐車場A内に設置され、メインゲート(西武園ゆうえんち駅、旧・遊園地西駅)から約1.5km離れているため、停留所最寄りの多摩湖駅から西武山口線に乗るか連絡シャトルバスを利用する必要がある(徒歩の場合は約20分)[2][3]。しかし、このアクセスに難があったためか、2024年4月1日より土日祝ダイヤの日中時間帯も全て西武園駅発着に短縮され、所18-1は系統消滅となった[4]。
当初は所20:パークタウン循環線として運行を開始した。住民の通勤通学目的の他、沿線にある防衛医科大学校病院や国立障害者リハビリテーションセンターへの足としても利用されていた。並木通り団地の本格分譲や道路整備が実施されると、所20-1が開通。こちらも沿線の住民の足としてだけではなく、沿線にある埼玉県立所沢中央高等学校への足としても活躍した。
1987年5月28日の航空公園駅開業により、所20が廃止されて所20-3が新設された。この頃から、航空公園駅近くに所沢市役所、所沢郵便局、文化センター、公共職業安定所、所沢警察署、所沢簡易裁判所や労働基準監督署などを初めとした官公庁が駅周辺に集まってくるようになったため、当系統の他に航空公園駅発着便が各官公庁への足として重用されていく。
2015年11月16日のダイヤ改正により、航空公園駅 → 所沢ニュータウン → 並木通り団地線が廃止、所20-3と同ルートの深夜バスが設定(増回)された。
所20-1は徐々に運行回数を減らし、2015年11月16日のダイヤ改正で休日が運休に、2024年4月1日のダイヤ改正でさらに土曜が運休となり、平日の1往復のみが残っている。
大34は西武バス最長路線(23.95km)。2009年5月15日までは大宮営業所との共管路線だったが、所沢営業所の単独担当となった。かつて所沢駅西口発着だった名残からか、他の所沢駅 - こぶし団地方面の路線とは異なり、市民医療センターを通過して再びこぶし団地方面行きバスと合流していたが、2013年3月16日以降は新東橋経由で運行されている。
所58-1は大34の区間便で、かつては所58(所沢駅西口 - 上福岡駅入口 - 福岡高校入口)の運行だったが、後に所58-1(所沢駅西口 - 八軒家)の枝番系統区間便のみになり、2006年4月1日より上福岡駅西口まで延長した。
かつて、所58-2:所沢駅東口 - 新東橋 - 並木通り団地入口線として運行されていた系統は、2014年11月16日に所61として所沢営業所まで延伸し、所58-2は同日付で廃止となった。(同様に同路線の出入庫便であるが現・所58-2とは無関係)
2016年3月26日のダイヤ改正で、大34は日中の1往復に削減。大34-1を廃止、代わりに所58-2を中富始発で上福岡駅西口行として設定(早朝1回のみ)、所58-1を増回[5]。2019年3月16日、「中並木」バス停と「西上小町」バス停(※所沢駅行き方向のみ)の移設・「並木公園」バス停の新設と「並木中」バス停の廃止が行われ、「並木中」と「中並木」の紛らわしさが解消された[6]。
2019年6月3日より、所61深夜バスが運行開始された[7]。
かつては国際興業バスと共同運行で、所沢 - 志木 - 浦和駅へと運行していた路線が、志木で分断されて現在に至る。特に所沢駅から東所沢駅までは一日を通して本数が多く、所沢営業所の主力路線である。
2008年7月16日より、清61・志33などと共に、沿線の「サンケン電気本社」停留所が「新座志木中央総合病院」へ名称変更された。 2017年11月1日より、所沢駅東口 - 東所沢駅間の深夜バスが運行開始した[8]。
東所53は、かつて所53として所沢駅東口から東所沢駅、エステシティ所沢、秩父学園入口を経由して所沢駅東口に戻る循環路線であった。路線再編により、所53-1:所沢駅東口 - エステシティ所沢の区間便のみが残された。東所59もかつては所59として所沢駅東口から所沢車検場を経由してエステシティ所沢に至る路線であった。
2023年4月1日に再度路線改編が実施され、所沢駅東口 - 安松 - 東所沢駅間を短縮し、東所沢駅発着に変更され、やなせ荘入口経由が所53-1から東所53へ、所沢車検場経由が所59から東所59へそれぞれ系統名が改称された[9]。
所沢駅東口からこぶし団地入口を経由して航空公園駅に立ち寄り、エステシティ所沢に向かう路線が所57で、秩父学園入口 - 航空公園駅間は2回通過する。区間便として所56、航01が設定されているが、メインは航01となっている。 所56は、所61の開設以降、ダイヤ改正の度に徐々に運行回数が減っている。
所沢駅東口と清瀬駅北口の間を結ぶ路線。清瀬駅 - 愛宕山間は小金井街道(東京都道・埼玉県道24号練馬所沢線)を走行し、所沢駅 - 安松間は東所沢駅方面への各系統と並走する。所沢市南東部、西武グリーンヒルから清瀬駅への足としても機能しており、運行本数は終日にわたり1時間に3本以上あったが、利用客の減少により平日の日中や土日は1時間に2本程度に減便されている。
久11は清01(全生園 - 清瀬駅南口、清瀬営業所時代に廃止)と共に清瀬営業所担当の路線であった。所沢営業所へ移管され、西武初のリフト付低床バスが滝山営業所に配属された関係もあり、1995年前後の数年間を所沢・滝山共管とした経緯がある。沿線に多くの病院や医療施設があることから、所沢営業所管内でも本数が多い路線の1つ。久11-2は新秋津駅周辺整備事業の完成によって新設され、同時に久11-1も新秋津駅経由となるが、所46は新秋津駅に乗り入れない。久11-1は新秋津駅経由となる前(1992年から1995年頃まで)、1時間に数本運行されていたが、久11-2の新設・その後新秋津駅近くに乗務員休憩所が新設された関係で、所46と同様出入庫系統ダイヤとなってしまった。所46の前身は、かつて所沢街道経由で所沢駅 - 全生園 - 田無駅間にて運行されていた田46系統で、全生園止まりに短縮の後、清瀬駅まで延長・出入庫路線と化した経緯がある。
2006年6月5日 - 2010年3月31日の間、久米川駅行きバスに限り、西武新宿線久米川駅脇の踏切対策の為、「久米川駅北口降車場(降車専用)」停留所が設けられた。さらに同駅北口ロータリー完成により、2010年4月1日から北口発着に変更された。
2015年11月16日のダイヤ改正で、平日深夜帯に久11-1深夜バスが1本設定された。
新所沢駅からの路線は、もとは新所沢駅西口のターミナル発着だったが、駅東口のロータリー整備により1987年9月10日から東口発となっている。2007年3月16日より、新所沢 - 本川越駅線と共にパイオニア前停留所が「所沢整備工場」へと名称変更され、さらに2009年5月16日に所沢整備工場も営業所内に移転にともない「花園」に再度名称変更された。
2015年11月16日のダイヤ改正により、航空公園駅 → 伸栄小学校前 → 所沢ニュータウン → 並木通り団地線が廃止され、所沢ニュータウン・パークタウン・並木通り団地への深夜の足は、それぞれのニーズに合わせられた。
初代深夜バス:航空公園駅 → 伸栄小学校 → 所沢ニュータウン → 並木通り団地は航空公園駅を出た後、並木通りを東進し、伸栄小学校経由で並木通り団地へ向かっていた。
2009年5月16日、川越営業所より移管された。昭和60年代に新所沢駅東口及び周辺の再開発が竣工するまで、踏切を渡った駅西口発着であった。新所02-1・本55は出入庫路線。後者は本51を移管と同時に所沢営業所発着に延伸したもの。2009年5月16日より、所沢営業所・整備工場の移転に伴い、池袋琺瑯前が「西武バス所沢営業所」、整備工場が「花園」へと名称変更された[10]。川越駅西口 - 本川越駅、狭山市内の1区間はワンコインバス(大人1乗車100円)扱いであるが、くぬぎ山 - トーヨーケム前間は狭山市内だが、180円区間となっている。上赤坂では[古01]南古谷駅行に乗換可能である。
川越市内において例年10月に行われる「川越まつり」開催時の際、当営業所管轄路線の本55系統が臨時増発、増発分本55系統の他定期ダイヤ分の本55・新所02系統共に、川越駅西口 - 本川越駅間は終日運休(川越駅西口で折り返し)となる[11]
かつては上赤坂停留所は折返場発があった
開設当初は所沢営業所担当だったが、川越営業所へ移管ののち2009年5月16日に新所02と共に所沢へ戻された。もとは新所沢駅西口発着で、狭山市内の1区間はワンコインバス(大人1乗車100円)扱いである。秋草学園高校へは西武総合企画が新所沢駅を含む6駅からスクールバスを運行しているが、新所沢駅発が朝時間帯、フラワーヒル発が昼過ぎ~夕方の時間帯に設定されており、スクールバスを補完している。現在は日中を中心にワンステップ車で運用されている。
1984年に開通した路線で、センターラインはあるものの路側帯が未整備だったり、カーブミラーや街灯が充分に整備されているとは言えなかったりする区間を運行する路線。当初は中型車で運行されていたが、現在は大型車で運行されている[12]。急坂のため、ワンステップ車の運行が基本であったが、車両代替により現在はほとんどがノンステップ車で運行されている。
当初、西武自動車(当時)が学生と教職員専用に北野天神経由で運行していた路線であった。所沢入間バイパス工事の一部整備事業の進捗に伴い、一般客も利用出来る路線バスを誓詞橋経由の新路線として営業を始めた。
大学登校日や休校日に合わせたダイヤが特徴だったが、関係者輸送の一部を再度西武総合企画担当としたため、現在は一般ダイヤとなっている。
前者は志木街道・市役所通り・柳瀬川通りを経由、後者は小金井街道・柳瀬川通りを経由し、清瀬市下宿にある台田団地に発着する。志31と共に清瀬 → 新座営業所が担当していた系統だが、担当路線調整により一時所沢営業所へ移管され、2009年2月16日に新座営業所へ再移管された。2021年3月1日より、再度所沢営業所へ移管された[13]。所沢移管直前には、大型車の充当も増えていた。
再移管の際には、他営業所から中型車が当営業所へ転入し、所18系統と共に運用されているが、車両運用の都合上大型車が運用に入ることもある。
2022年11月3日より運行開始した[14]。ところざわサクラタウンへのアクセスを主目的とした系統で、平日は運行されない。
当営業所では、以下の空港連絡バスを運行している。
定時運行が難しくなったために廃止。所17と同じルートを所沢市内循環バスが走行しているが、本数は少ない。
清瀬営業所の移転の際に所沢に移管されたが、新座営業所に再移管。清64、清64-2は、2021年3月より所沢へ再度移管された。
大34-1は、所沢営業所が下富に移転と同時に新設した出庫路線。早朝の大宮駅行き1回のみ運行であった。2016年3月26日改正で廃止、上福岡駅西口までの所58-2に変更された。
上記2系統は東所沢駅発着に短縮され、所沢駅東口 - 安松 - 東所沢駅間の運行は取りやめられた。
休園日を除く土曜・休日・祝日ダイヤの日中時間帯のみ運行していた。西武園ゆうえんち改修工事期間中も休止していたが、再オープンしたものの、入園ゲートが西武園ゆうえんち駅前近くに集約され、西武園ゆうえんち停留所からのアクセスに難があったため、2024年3月31日をもって運行終了。
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