大塚 千弘(おおつか ちひろ、1986年3月12日[1] - )は、日本の女優、歌手。結婚前本名、同じ。旧芸名は大塚 ちひろ[1]。
概要 おおつか ちひろ 大塚 千弘, 本名 ...
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徳島県徳島市出身。東宝芸能所属。第5回東宝「シンデレラ」オーディション審査員特別賞。妹はファッションモデル、女優の山下リオ。夫は俳優の鈴木浩介。
身長162cm。靴のサイズは23.5cm。
徳島市を中心に活動するローカルアイドル「ココナッツJr.」に2000年まで在籍。2000年のホリプロタレントスカウトキャラバンでは最終審査まで残った。2000年に開催された第5回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し芸能界入り。2002年に週刊ヤングジャンプ「制コレ」に出演した頃から本格的な芸能活動を開始する。
2002年、『仄暗い水の底から』で映画初出演。2003年には、テレビドラマ『ショコラ』で初主演を果たしている。同年公開のゴジラシリーズ第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、および翌2004年のシリーズ最終作『ゴジラ FINAL WARS』で、同じ第5回東宝シンデレラ出身の長澤まさみと小美人役で共演し、話題を呼んだ(なお、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のサウンドトラックCDには、長澤と2人で歌った「モスラの歌」が収録されている)。
また、2003年には『シンデレラストーリー』のヒロイン役で舞台初出演にして初主演。舞台・ミュージカルに対する憧れが強く、その後も多くの舞台・ミュージカルに出演している。
2007年7月18日、自ら作詞した楽曲のシングルCD「恋花火」で、ビクターエンタテインメントから歌手デビューした。2009年、『ぼくはうみがみたくなりました』で映画初主演。2011年、『レベッカ』『ゾロ ザ・ミュージカル』での演技により第36回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。また、同年4月1日から芸名を本名の「大塚千弘」に改名した[2]。2014年の映画『東京難民』ではヌードシーンを演じた[3]。
3人姉妹の長女(次女は一般人、三女は山下リオ)[4]。中学時代は成績優秀で、生徒会の副会長をしていた。堀越高等学校卒業。高校時代は長澤まさみとルームメイトであり、2006年のテレビドラマ『アテンションプリーズ』で共演した上戸彩とも同級生であった。[要出典]
特技は、中学時代まで続けていた器械体操。そのため、バック転、バック宙などのタンブリング(床運動)が得意で、写真集『なるときんとき』ではレオタード姿で実際に競技をするショットを披露。また、2004年のテレビドラマ『天国への応援歌 チアーズ〜チアリーディングにかけた青春〜』では、エキストラを起用せずに生でタンブリングを披露した。
私生活では、2015年7月期に放送されたテレビ朝日系テレビドラマ『刑事7人』での共演を機に交際していた俳優の鈴木浩介と同年10月7日に結婚[5][6]。11月9日に挙式[7]。2021年5月3日、第1子出産を報告[8]。出産日や性別については二人の意向で公表していない。
舞台
- シンデレラストーリー(2003年7月 - 8月、青山劇場・シアター・ドラマシティ・中日劇場) - 主演・シンデレラ 役
- SHIROH〜神の声を持つ少年〜(2004年12月 - 2005年1月、帝国劇場・梅田芸術劇場) - リオ 役
- シンデレラストーリー(2005年5月 - 6月、ル・テアトル銀座・シアター・ドラマシティ・愛知厚生年金会館) - 主演・シンデレラ 役
- 羽衣伝説(2005年夏 福島、同11月1日、ゆうぽうと東京簡易保険会館) - 天女(ソデギヌ)役
- モーツァルト!(2005年10月 - 11月、中日劇場・博多座) - コンスタンツェ 役
- ダンス・オブ・ヴァンパイア(2006年7月 - 8月、帝国劇場) - サラ 役
- ハウ・トゥー・サクシード〜努力しないで出世する方法〜(2007年4月 - 5月、東京芸術劇場・梅田芸術劇場・愛知厚生年金会館) - ローズマリー・ピルキントン 役
- ハウ・トゥー・サクシード〜努力しないで出世する方法〜 再演(2007年11月、東京芸術劇場) - ローズマリー・ピルキントン 役
- 羽衣伝説(2008年1月24日 - 26日、パリ日本文化会館) - 天女(ソデギヌ)役
- レベッカ(2008年4月 - 6月、シアタークリエ) - 主演・「わたし」役
- この森で、天使はバスを降りた(2009年5月5日 - 5月31日、シアタークリエ) - 主演・パーシー 役
- ダンス・オブ・ヴァンパイア(2009年7月 - 8月、帝国劇場) - サラ 役
- レベッカ(2010年3月 - 6月、中日劇場・帝国劇場・梅田芸術劇場) - 主演・「わたし」役
- ZORRO THE MUSICAL (2011年1月 - 3月、日生劇場・中日劇場・梅田芸術劇場) - ルイサ 役
- LOVE LETTERS(2012年3月11日、PARCO劇場)
- 地球の王様(2012年10月 - 12月、シアター1010・紀伊國屋サザンシアター他) - 明梨 役
- シアタークリエ 5th Anniversary「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL」(2012年12月 - 2013年1月、シアタークリエ)
- 屋根の上のヴァイオリン弾き(2013年3月 - 4月、日生劇場) - ホーデル 役
- show-ism vl「TATTOO 14」(2013年6月 - 7月、シアタークリエ) - オーロラ 役
- ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2013夏(2013年7月、シアタークリエ)
- ザ・ビューティフル・ゲーム(2014年1月 - 2月、新国立劇場小劇場) - メアリー 役
- イン・ザ・ハイツ(2014年4月 - 5月、Bunkamuraシアターコクーン 他) - ヴァネッサ 役
- カルメン(2014年6月、天王洲銀河劇場) - カタリナ 役
- その後のふたり (2014年7月、東京グローブ座) ー 七海 役
- 三文オペラ(2014年9月、新国立劇場) - ルーシー・ブラウン 役
- MUSICAL COLLECTION 2 in THEATRE CREATION(2015年2月 - 3月、シアタークリエ)
- ダブリンの鐘つきカビ人間(2015年10月 - 11月、パルコ劇場他)
- 岡田浩暉25周年記念ミュージカルライブ「KOHKI OKADA presents I Love Musical」(2016年2月6日 - 7日、東京グローブ座)
- 縁(えん)〜むかしなじみ〜(2016年9月 - 10月、シアタークリエ 他)
- クリエ・ミュージカル・コレクション3(2017年2月 - 3月、シアタークリエ)
- パジャマゲーム(2017年9月25日 - 10月15日、日本青年館ホール・19日 - 29日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ ) - グラディス 役 ※2017年All Aboutミュージカル・アワード作品賞受賞
- レベッカ(2018年12月1日 - 12月4日、シアター1010 / 2018年12月、愛知・刈谷市総合文化センターアイリス大ホール、福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ / 2019年1月5日 - 2月5日、シアタークリエ) - わたし 役 ※桜井玲香(乃木坂46)、平野綾とのトリプルキャスト[9]。
- ダンス・オブ・ヴァンパイア(2019年11月5日 - 11月27日、帝国劇場 / 2019年12月15日 - 2020年1月20日、梅田芸術劇場メインホール) - マグダ 役
- 朗読劇 もうラブソングは歌えない「Re:」(2020年8月8日、東京国際フォーラム)
- 笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-(2022年2月3日[注 1] - 19日、帝国劇場 / 3月11日 - 13日、梅田芸術劇場 メインホール / 3月18日 - 28日、博多座) - ジョシアナ公爵 役
- 音楽劇「スラムドッグ$ミリオネア」(2022年8月1日[注 2] - 21日、シアタークリエ) - スミタ・シャー 役[14]
- ミュージカル「マチルダ」(2023年3月22日 - 5月6日、東急シアターオーブ / 5月28日 - 6月4日、梅田芸術劇場メインホール) - ミセス・ワームウッド 役
- モーツァルト!(2024年8月19日 - 9月29日、帝国劇場・10月8日-10月27日、梅田芸術劇場メインホール・11月4日-11月30日、博多座) - ナンネール 役
その他テレビ番組
- トリコロ!(2004年 - 2007年3月、よみうりテレビ) - イベント・エンターテインメント情報番組
- ちょっとカラダ旅(2013年10月 - 2014年3月、旅チャンネル)
- 歴史秘話ヒストリア 漱石先生と妻と猫『吾輩は猫である』誕生秘話(2015年7月1日、NHK) - 夏目鏡子 役
オリジナルDVD
- 表と裏 第3章(2015年) - 西岡久美 役……第1作、第2章、最終章は劇場公開映画
- 表と裏 第4章(2015年)
- 表と裏 第5章(2015年)
シングル
- 恋花火(2007年7月18日、VICL-36308)
- 恋花火(作詞:大塚ちひろ、作曲:masumi、編曲:安部潤)
- ミルクティー(作詞:大塚ちひろ、作曲:masumi、編曲:sayoko)
- オメデトウ。(2009年1月21日、VICL-36485)
- オメデトウ。(作詞・作曲:Hikaru、編曲:岩本正樹)
- 約束(作詞:大塚ちひろ、作曲・編曲:h-wonder)
- 愛してく…(作詞・作曲:Rie、編曲:h-wonder)
- すだち(2003年、ソニー・ミュージックディストリビューション)
注釈
公演初日の2022年2月3日、開演30分前になって関係者の新型コロナウイルス感染が確認されたため急きょ公演を中止することが発表され[10]、4日から6日の公演も中止となった[11]。さらに2月7日、新たな陽性者が判明し、公演の中止を9日まで延長[12]。
公演関係者の新型コロナウイルス陽性が確認されたため4日までの公演を中止し、開幕準備の為6日の昼公演も中止にすることが発表された[13]。