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2009年の深川栄洋監督による映画 ウィキペディアから
『60歳のラブレター』(ろくじゅっさいのラブレター)は、住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)主催で2000年より毎年行われている、長年連れ添った夫婦が口に出しては言えない互いへの感謝の言葉を1枚のハガキにつづる応募企画。
2010年より、夫婦間に限定せず家族へ宛てた作品も可となった。
応募作品は書籍化され、映画・舞台での脚色作品も誕生した。
住友信託銀行の応募企画に寄せられた書簡の秀作集を、NHK出版が2001年より毎年刊行。
この節の加筆が望まれています。 |
2009年公開の日本映画。
キャッチコピーは「語り尽くせないほどの「ありがとう」」。
根っからの企業人として、重役となるまでに会社に貢献し続けた橘孝平は、定年を迎えるとともにすっかり愛情のさめてしまった専業主婦のちひろと離婚し、新たに広告会社で腕を振るうことになった。仕事にも手を染めず世間知らずであったちひろが、友人のアドバイスで生き甲斐を見つけてゆくのとは裏腹に、頑固者の孝平は若い仲間達との仕事上のすれ違いに困惑していた。一方、ちひろと親しい魚屋の主人、正彦は主治医の佐伯に糖尿病気味だと言われ、妻の光江にウォーキングを強いられる。その姿に佐伯は今はない妻との生活を重ね合わせ、孤独を噛みしめる。そんな佐伯に小説の医学用語翻訳で世話になっている翻訳家の麗子は、長い独身貴族の暮らしが辛くなり、彼に心を寄せてゆく。三組の男女は、自分達を取り巻く状況の変化から、次第に相手に対する自分自身の愛情の変化を思い知らされるのだった。
60歳のラブレター くりた陸 (著), 古沢 良太 (原著)(2009年、集英社) - 映画版の漫画化
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