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カナダの野球選手 (1997 - ) ウィキペディアから
マイケル・ジョン・グレイドン・ソロカ(Michael John Graydon Soroka, 1997年8月4日 - )は、カナダのアルバータ州カルガリー出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックス所属。
シカゴ・ホワイトソックス #40 | |
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2019年7月9日 | |
基本情報 | |
国籍 | カナダ |
出身地 | アルバータ州カルガリー |
生年月日 | 1997年8月4日(27歳) |
身長 体重 |
6' 5" =約195.6 cm 225 lb =約102.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2015年 MLBドラフト1巡目追補 |
初出場 | 2018年5月1日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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2015年のMLBドラフト1巡目追補(全体28位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、プロ入り[1]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブスでもプレーし、2球団合計で10試合(先発9試合)に登板して0勝2敗、防御率3.18、37奪三振を記録した。
2016年はA級ローム・ブレーブスでプレーし、25試合(先発24試合)に登板して9勝9敗、防御率3.02、125奪三振を記録した。
2017年は開幕からAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、26試合に先発登板して11勝8敗、防御率2.75、125奪三振を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜として選出された[2]。
2018年の開幕はAAA級グウィネット・ストライパーズで迎え、5月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。メジャーデビューとなった同日のニューヨーク・メッツ戦では先発して6回1失点の投球で初登板初勝利を挙げた[3]。5月12日以降、右肩に炎症を感じ始め、その後すぐに故障者リスト入りした[4]。6月はマイナーリーグでのリハビリが続いた[5]。6月13日のメッツ戦で復帰先発し、6.1回を投げ、勝利したが翌日の登板以降メジャーでの登板はなかった。というのも、炎症が続いていたため、6月の後半に10日間の故障者リスト入りしたからである[6]。27日には、60日間の故障者リストに移された[7]。7月には8月中旬までに投球を許可されると報じられていた[8]。しかし、8月下旬にブレーブスの監督のブライアン・スニッカーが残りのシーズンを全休すると発表した[9][10]。MLBでは、5先発で2勝1敗、防御率3.51、21奪三振で25.2回を投げた。ポストシーズンではロースターに入れなかった。ドラフト1巡目指名で一緒に入団したコルビー・アラードも7月にMLBデビューしたが、翌年にトレードで移籍した。
2019年シーズンが始まる前に、ブレーブスの先発ローテーションの投手候補の1人として期待されていた[11][12]。スプリングトレーニング第1週目に、1月のオフシーズンでのトレーニングの際に最初に感じた肩の不快感を明かした[13][14]。新たに報告された肩の不快感は、右肩甲骨の問題ではなく、デビューしたシーズン中に離脱を余儀なくされた右僧帽筋の張りであったことが確認された[15][16]。3月中旬には、キャッチボールをすることを許可され[17]、その後は打撃練習時の投手を務めるなどした[18]。スプリングトレーニングの試合に登板することはなく、マイナーに送られた[19][20]。4月18日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で復帰先発を果たし、この時点でナショナルリーグのマウンドに立った投手で最年少投手となった[21]。また2019年のMLBオールスターゲームのナショナルリーグロースターに入ったとき、アトランタ・ブレーブスの投手として最年少で選ばれるという記録も立てている[22]。この年、ブレーブスはソロカとロナルド・アクーニャ・ジュニアをオールスターに送り出したため、22歳以下の選手をオールスターに2人送った最初のチームとなった[23]。最終的に、29先発で13勝4敗、防御率2.68で142奪三振、174.2回を投げた。ポストシーズンではセントルイス・カージナルスとのナショナルリーグディビジョンシリーズ(NLDS)第3戦に先発して7回1失点の好投だったが、勝敗はつかず、チームは5試合の末、シリーズ敗退した。 オフにはナショナルリーグの新人王投票では、メッツの一塁手のピート・アロンソに次ぐ2位だった[24]。サイ・ヤング賞の投票には6位につけた[25]。また、同年から新設されたオールMLBチームのセカンドチーム先発投手の1人に選出された。
2020年7月24日に自身初の開幕投手を務め、6回無失点の好投だった。8月3日のニューヨーク・メッツ戦での投球後に一塁へのベースカバーへ走り出そうとした直後に右足アキレス腱断裂の重傷を負った[26]。これによりシーズン終了となった。
2021年も故障が回復することなく、登板することはなかった。この年はチームがヒューストン・アストロズとのワールドシリーズに勝利し、26年ぶり4度目のワールドシリーズ優勝を果たしたが、ソロカはそれを経験することはなかった[27]。
2022年も出場は無かった。
2023年5月29日のオークランドでのアスレチックス戦で2020年以来となる1029日ぶりの先発登板を果たした[28]。6月30日のマイアミ・マーリンズ戦で2019年以来となる勝ち星を挙げた[29]。このシーズンは7試合に登板し、2勝2敗で防御率6.40という成績であった。
2023年11月16日にアーロン・バマーとのトレードで、ジャレッド・シュスター・ニッキー・ロペス・ブレイデン・シューメイク・ライリー・ゴーウェンスと共にシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[30]。
年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
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2018 | ATL | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 113 | 25.2 | 30 | 1 | 7 | 0 | 0 | 21 | 2 | 0 | 14 | 10 | 3.51 | 1.44 |
2019 | 29 | 29 | 0 | 0 | 0 | 13 | 4 | 0 | 0 | .765 | 701 | 174.2 | 153 | 14 | 41 | 1 | 7 | 142 | 3 | 0 | 56 | 52 | 2.68 | 1.11 | |
2020 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 57 | 13.2 | 11 | 0 | 7 | 0 | 1 | 8 | 1 | 0 | 7 | 6 | 3.95 | 1.32 | |
2023 | 7 | 6 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | .500 | 145 | 32.1 | 36 | 9 | 12 | 0 | 4 | 29 | 2 | 0 | 23 | 23 | 6.40 | 1.48 | |
2024 | CWS | 25 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 2 | .000 | 347 | 79.2 | 66 | 13 | 44 | 1 | 3 | 84 | 2 | 2 | 49 | 42 | 4.74 | 1.38 |
MLB:5年 | 69 | 52 | 0 | 0 | 0 | 17 | 18 | 0 | 2 | .486 | 1363 | 326.0 | 296 | 37 | 111 | 2 | 15 | 284 | 10 | 2 | 149 | 133 | 3.67 | 1.25 |
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