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お天気のお知らせ(おてんきのおしらせ)は、MBSラジオ(旧・毎日放送)で放送されている天気予報番組である。MBSテレビでも、1959年(昭和34年)3月1日の開局から長らく、天気予報の番組のタイトルに使われていた。
サンテレビジョンでも同じタイトルの番組を放送中。朝日放送(ABCテレビ)でも過去に同じタイトルの番組が放送されたが、両局の番組と当番組に直接の関係はない。
このページでは、2017・2018年度のプロ野球オフシーズン(10月 - 翌年3月)に、MBSラジオが毎週金曜日の20:00 - 21:00(JST)にレギュラー(プロ野球シーズン中および2019年度以降は特別番組として『MBSマンデースペシャル』内で)で放送しているこちら茶屋町お天気部!(こちらちゃやまちおてんきぶ、毎日放送報道局気象情報部制作の生ワイド番組)についても述べる。
1951年(昭和26年)9月1日、MBSラジオの前身で中部日本放送(現在のCBCラジオ)と共に日本初の民間放送ラジオ局として開局した新日本放送(NJB)が、開局当日から今日に至るまで使用している天気予報の番組名。単独番組としては『MBSニュース』とセットで放送される時間が多い。
2017年(平成29年)4月1日(日曜日)までのラジオ版では、日本気象協会関西支部所属の気象予報士と中継をつないで気象情報を詳しく説明する場合と、MBSラジオの報道スタジオからMBSアナウンサーが日本気象協会発表のデータを基に気象情報を伝える場合に大別。いずれの場合にも、2016年(平成28年)4月以降は、MBSラジオと縁の深いミュージシャンが「押尾コータロー feat. DEPAPEPE & NAOTO」名義で制作・演奏を手掛けたオリジナルのインストゥルメンタル「Magical Beautiful Seasons」をBGMに使用している。
なお、ノンスポンサーの独立番組として放送する場合には、松井愛アナウンサーの声による「お天気のお知らせ、これからの空模様をお伝えします」というアナウンスに続いて天気予報を放送。その一方で、生ワイド番組の一部では、以下のように趣向を凝らしている。
毎日放送では2016年(平成28年)9月に、在阪の放送事業者では初めて気象庁から天気予報業務の実施を許可。この許可を受けて「気象情報部」(放送上の通称は「MBSお天気部」)を設立したことを背景に、2017年4月3日(月曜日)以降の平日には12時台(『松井愛のすこ〜し愛して♥』に内包)と14時台(『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』に内包)で同部独自観測の天気予報を「MBS気象情報部の気象予報士」(南気象予報士事務所所属)が定期的に伝えるようになった。2021年4月2日からは『福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?』内の「お天気のお知らせ」(16時台後半)も対象に加わっているが、平日の上記以外の時間帯や、土・日曜日の全日には引き続き日本気象協会提供の天気予報を放送している。
夕方~夜間に関西ローカルで放送するミニ番組として、大阪府及び周辺各県の天気(放送日翌日の天気)→大阪府及び周辺各県の降水確率→大阪府及び周辺各県の予想気温→週間予報(近畿北部→近畿中部→近畿南部)の順序で伝えていた。
基本として、毎日放送が北浜(大阪市中央区)や神戸港に設置している定点カメラからの夜景、同局アナウンサーによるナレーション、上記地域の気象概況を記した字幕、インストゥルメンタルによるBGMで構成。サンスターやそごう(「神戸三ノ宮そごう」名義)が、単独でスポンサーに付いていた時期もあった。また、しまむらの一社提供による「どれ☆きよ天気予報」を火曜日、キャラクターソングと静止画による「はれときどきうた」を週に1回放送していた。
近年は、ローカルニュースの『MBSニュース』と同じく、単独番組として編成される機会が減少。『MBSニュース』を単独番組(または『JNNニュース』・『報道特集』・『Nスタ』日曜版の関西ローカルパート)として放送する場合にも、ニュースの最後に天気予報を伝えるスタイルが定着している。このため、編成上は『お天気のお知らせ』を冠する単独番組が存在しない。また、毎日放送のアナウンサーが上記の定時ニュース内で天気予報を伝える場合の表現も、放送上「気象情報」に統一している。
なお、広瀬駿(南気象予報士事務所に所属する気象予報士)が気象キャスターとして毎日放送と専属契約を結んだ2016年10月3日から2018年3月30日までは、「そらいろのーと」というタイトルで、事前収録による広瀬出演の天気予報を平日の深夜(基本として月 - 木曜日23:55 - 23:58および金曜日22:54 - 23:00)に独立番組として放送。平日午後の気象情報を事実上『ちちんぷいぷい』と『VOICE』(いずれも広瀬が出演)に集約する方針へ転換したため、2018年3月31日(土曜日)から2020年4月2日(水曜日)まではどの曜日でも天気予報を単独番組として編成していなかった。
その一方で、『ちちんぷいぷい』では2017年1月から、毎日放送気象情報部の独自観測による天気予報(特定地点向けのピンポイント予報)を毎週金曜日のエンディングで放送。同番組が大規模なリニューアルを敢行した同年の10月編成でいったん休止したものの、前田智宏(気象予報士で元・福井放送アナウンサー)が南気象予報士事務所と毎日放送報道局気象情報部に加わった2018年4月から、前田が「フィールド予報士」として担当する「ええ景色で天気予報」(関西地方の夕景中継を兼ねたエンディングの天気予報)の金曜分でピンポイント予報の放送を再開した。
『VOICE』が2019年3月で終了したことに伴って、同年4月からは『ちちんぷいぷい』の後枠で『ミント!』(『VOICE』から引き継いだ関西ローカルニュースや天気予報などを内包する総合情報番組)の放送を開始。『ちちんぷいぷい』と『ミント!』で広瀬・前田が担当する天気予報では、「MBSお天気部のテーマ曲」と称するオリジナルのインストゥルメンタルを季節に応じてBGMへ用いるとともに、3ヶ月単位でBGMを変更している。
さらに、2020年4月3日からは、『ロボロボ』(毎日放送と大阪大学の産学協同研究によるテレビ番組)の第5シリーズとして、『ロボロボ天気予報』を毎週木曜日の24:53 - 24:59に編成。日本のテレビ史上初めて、対話スタイルのロボットだけが出演する気象情報番組として、週1回ながら天気予報を単独で編成している。ただし、天気予報については、近畿地方各地の翌日の気象概況・予想気温・降水確率と大阪地方の週間予報を画面の下側へ表示するだけにとどめている。
『ちちんぷいぷい』『ミント!』が終了した2021年3月以降は、後継番組『よんチャンTV』(同月29日から放送)内の天気予報を、広瀬が全ての曜日(2023年3月24日まで)→前田が月 - 水曜日/広瀬が木・金曜日(同月27日以降)に担当。前述した『Nスタ』日曜版の関西ローカルニュースパートでは、毎日放送のアナウンサーがニュースに続いて原稿を読むだけだった天気予報を、4月2日放送分からニュースと別に前田が解説を交えながら伝えるようになった。
木曜日(2010年3月26日までは金曜日、2012年9月までは月曜日)の放送は、本編内に毎日放送が電通・DLEと共同で制作したアニメーションとキャラクターソングが放送されている。
詳細は下記参照。
2012年4月23日、じゃがポテ仮面がプロ野球球団オリックス・バファローズに「入団」。コラボ楽曲やコラボグッズが作成された[11]。 背番号は「Yo!Yo!Yo!Yo!」から「4444」。契約更新し翌年もコラボが継続した。また、じゃがいもを持っていくと割引される「じゃがいもデー」というイベントが行われ、コラボが終了後の2022年にも「復刻じゃがいもデー」として割引イベントが行われている。
いずれも2023年現在は終了している。
「お天気から生活を読み解く」というコンセプトで、「MBSお天気部」に所属する気象予報士や、予報士以外の部員(スタッフ)が手掛ける1時間の生放送番組。最新の気象概況や週末の天気予報を織り交ぜながら、レギュラー編成の天気予報で十分に紹介できなかった気象関連の話題や、気象予報士ならではの本音を伝えていた。ちなみに、タイトルの「茶屋町」は、当番組を放送する毎日放送本社所在地の地名(大阪市北区茶屋町)に由来している。
前半では、当日出演の気象予報士が関西地方における週末の気象概況を伝えた後に、放送週の気象に沿ったテーマ(「台風」「木枯らし」など)を詳しく解説。リスナーから電子メールやFAXで寄せられた質問にも随時答えたほか、テーマにちなんだタイトルの楽曲を数曲流した。
2017年度プロ野球オフシーズンの放送開始当初は、「予報士のひとりごと」というコーナーを後半に編成。当日出演の気象予報士から1名が登場したうえで、「お天気部」の業務、気象予報士の仕事、出演番組の裏話、気象にまつわるエピソードなどを、時間の許せる限り語っていた。2017年11月からは、後半のコーナーを「お天気ストーリー」にリニューアル。天気にまつわる楽しい思い出や、今でも忘れられない天気に関するメッセージをリスナーから募ったうえで、寄せられたメッセージから1通を当日出演の気象予報士が紹介していた。
2018年度のプロ野球シーズンにも、2ヶ月に1回程度、『MBSマンデースペシャル』(月曜日19:00 - 20:00)内で放送を継続(初回放送は2018年4月16日)。同年度から気象情報部に加わった前田智宏(気象予報士で元・福井放送アナウンサー)も、随時出演していた。同年度のプロ野球オフシーズンにも、毎週金曜日の20時台に編成。このシーズンの最終回(2019年3月22日放送分)で2018年度の放送は終了。2019年度は、プロ野球シーズン中に放送されず、オフシーズンには『ばんぱく宣言 われら21世紀少年団』が当番組のレギュラー放送枠を継承。当番組は、2018年度までのプロ野球シーズンと同じく『MBSマンデースペシャル』で、さらに『MBSサンデー・カルチャーナイト』でも不定期に放送する。
ちなみに、気象予報士がメインパーソナリティを務める在阪ラジオ局制作のレギュラー番組には、『たぶん晴れます!?清水です』(ABCラジオの2009年度プロ野球オフシーズン限定番組)がある。ただし、30分枠の収録番組である点や、現役のアナウンサー(当時の朝日放送アナウンサー・鳥木千鶴)が気象予報士(清水とおる)のアシスタントを務めていた点などが当番組と異なっていた。当番組でも、2020年度のナイターオフ期間から玉巻映美(毎日放送の現役アナウンサー)が進行役を務めている。
この他にも、歴代の気象情報部長(尾嵜豪→村田元)や、テーマに応じたゲストを随時招いている。
2017年度以降は、毎日放送以外の在阪民放局が制作するテレビ番組で気象キャスターを務める気象予報士を、年に1回のペースでゲストに迎えている。
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