トップQs
タイムライン
チャット
視点

スーパーダッシュ文庫

集英社が刊行していた日本の文庫レーベル ウィキペディアから

Remove ads

スーパーダッシュ文庫(スーパーダッシュぶんこ、SUPER DASH Bunko)は、日本出版社集英社が刊行していたライトノベル文庫レーベル。2000年7月14日創刊、2014年10月24日刊行分をもって事実上廃止された。

概要 スーパーダッシュ文庫, ジャンル ...

概要

集英社が1991年より刊行していたスーパーファンタジー文庫に対し、学園小説スラップスティック系の作品を中心とするレーベルとして創刊。両レーベルの併存が模索された時期もあったが結局、スーパーファンタジー文庫は本レーベルと入れ替わる形で2001年4月に休刊し、同レーベルが請け負っていたファンタジーSF系の路線も本レーベルが継承することになった。

先述のように2014年10月24日刊行分をもって廃止、2014年11月21日にその後継レーベルである「ダッシュエックス文庫」が創刊された[1]。なお、ダッシュエックス文庫にはスーパーダッシュ文庫から未完結シリーズ作品の一部が引き継がれている[注 1]が、『パパのいうことを聞きなさい!』と『流星生まれのスピカ』に関しては、スーパーダッシュ文庫で継続[2]。なお、『パパのいうことを聞きなさい!』は作者逝去により2016年7月発売の通算19巻目をもって絶筆となった。

台湾青文出版集団が集英社と独占契約を締結し、2007年より「菁英文庫」(Elite Novels)のレーベル名で繁体字中文版を刊行している。

ただし2016年8月に『R.O.D READ OR DIE YOMIKO READMAN "THE PAPER"』(倉田英之著・羽音たらくイラスト)が作品中断から十年半余の沈黙を破り、スーパーダッシュ文庫存続時に出された第11巻からの続刊となる第12巻を上梓し発刊されたため、同作の発刊プロモーションを目的に一時的に本レーベルが復活した。(販売告知のプロモーションはダッシュエックス文庫が「スーパーダッシュ文庫の作品として」受け持っている)

Remove ads

スーパーダッシュ小説新人賞

2001年より新人発掘の場としてスーパーダッシュ小説新人賞を創設している。2011年に創刊した児童文学レーベル・集英社みらい文庫では、神代明「プリズム☆ハーツ!」や午前三時五分「りっぱな巫女になる方法。」など、スーパーダッシュ小説新人賞の出身者が本レーベルで刊行した作品の続編や姉妹作を刊行する事例が見られる。2012年度の第13回で終了し2013年度より集英社ライトノベル新人賞にリニューアル。

映像化作品

テレビアニメ

OVA

さらに見る 作品, 発売年 ...

劇場アニメ

さらに見る 作品, 公開年 ...

実写

さらに見る 作品, 公開年 ...

コミカライズ

ウルトラジャンプ』連載作品のコミックスに文庫の折り込み広告「super dash navi」を挟み込んでいるのを始め「R.O.D」「アキカン!」他の漫画化作品を連載するなど創刊当初から同誌編集部との結び付きが強いが、2007年(平成19年)の『ジャンプスクエア』創刊後は同誌でも漫画化作品が連載されるようになった。その一方、旧・スーパーファンタジー文庫と同様に漫画を原作とする小説化作品は比較的少数に留まっている。また、集英社以外の出版社が発行している雑誌やウェブコミック配信サイトで漫画化作品が連載される場合もあり、神代明の「世界征服物語」「Holy☆Hearts!」と川崎ヒロユキ「はっぴぃセブン」はジャイブ月刊コミックラッシュ』で、田中芳樹(2巻以降は原作)の「KLAN」はYahoo!コミック内『FlexComixネクスト』でそれぞれ連載されている。

2011年10月25日にはスーパーダッシュ文庫のコミカライズを中心に掲載作にノベライズやアニメ化などのメディアミックスの中核をなす雑誌として『スーパーダッシュ&ゴー!』が創刊されたが、2013年4月25日に刊行された第10号を以って紙媒体での刊行を打ち切り(事実上廃刊)[3]、同年6月25日にウェブコミック雑誌として復活したが、結局2014年1月25日更新分をもって完全に廃止された[4]

Remove ads

ゲームのノベライズ

コンピュータゲームの小説化作品では、バンダイナムコゲームステイルズ オブ シリーズファミ通文庫のものと並行しながら2007年(平成19年)の『テイルズ オブ イノセンス』まで書き継がれていた。また、他レーベルに多く見られるアダルトゲーム原作のタイトルも少数ながら刊行されている。さらに他社と比べてソーシャルゲーム原作のノベライズが(当時)台頭していた。

ラジオ

作品一覧

要約
視点
  • 赤は他レーベルからの再録・引き継ぎ作品、緑は小説化(非オリジナル)作品。巻数の「2巻+1巻」は「本編2巻と番外編・短編集1巻」の意味。

以下に作品を追加するときには、作品を五十音順に並べ、著者名の他、完結済みかどうかも出来る限り併記してください。また、新たに記事を作るときはリンクをつけてください。

あ行

さらに見る タイトル, 著者 ...

か行

さらに見る タイトル, 著者 ...

さ行

さらに見る タイトル, 著者 ...

た行

さらに見る タイトル, 著者 ...

な行

さらに見る タイトル, 著者 ...

は行

さらに見る タイトル, 著者 ...

ま行

さらに見る タイトル, 著者 ...

や行

さらに見る タイトル, 著者 ...

ら行

さらに見る タイトル, 著者 ...
Remove ads

関連項目

脚注

外部リンク

Loading content...
Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads