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日本のイラストレーター、漫画家 ウィキペディアから
水玉 螢之丞(みずたま けいのじょう、本名:吉田 けい(よしだ けい、旧姓:岡部)[1][2]、1959年5月3日[注 1] - 2014年12月13日[3])は、日本の女性イラストレーター、漫画家である。
埼玉県浦和市(現在のさいたま市)出身[4]。父は漫画家の岡部冬彦、兄は作家、軍事評論家の岡部いさく、姉は漫画家・挿絵画家のおかべりかである[2]。主にSF小説の挿絵イラストを手がけるほか、漫画やコラムも執筆している。くっきりした描線のポップなイラストで知られる。
自称「いさましいちびのイラストレーター」[注 2]。
釣りを趣味とする。
専門学校中退後、フリーターを経て会社員となるが11か月で失業しフリーのイラストレーターとなる[4]。初期は、立東社(2001年に倒産)から出版された音楽雑誌『PLUM』『キーボードスペシャル』『ロッキンf』においてインタビュー記事やコラムやイラストを執筆していたが、大森望によりSFファンであることを見出だされ、『SFマガジン』に連載を持つようになった。
第24回(1993年)、第26回(1995年)及び第46回(2015年)、星雲賞アート部門受賞[7][8]。第46回分は追贈。また、第47回(2016年)には『SFまで10000光年』『SFまで10万光年以上』で同賞ノンフィクション部門を受賞している[9]。
2014年12月13日、肺がんのため、東京都内の病院で死去。55歳没。同年12月15日、本人のTwitterアカウントにて夫からの訃報がツイートされた。故人の希望により親族のみで葬儀が行われた[1][2][3][10][11][12]。
没後の2018年2月27日 - 3月17日、東京古書会館でイラスト原稿・当時の掲載誌・関連グッズなどを展示した「水玉螢之丞おしごといろいろ展」』が開催された[13]。
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