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かつて存在した日本のコンピュータ関連出版社、および事業ブランド ウィキペディアから
アスキー(ASCII)は、かつて存在したコンピュータ関連の雑誌・書籍を出版する日本の出版社。現在はKADOKAWAグループに吸収され、株式会社角川アスキー総合研究所(かどかわアスキーそうごうけんきゅうじょ、KADOKAWA ASCII Research Laboratories, Inc.)の事業ブランドとなっている。
アスキー (企業) | |
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正式名称 | アスキー |
英文名称 | ASCII |
前身 | 株式会社アスキー |
種類 | 角川アスキー総合研究所のブランド |
設立日 | 1977年 |
1977年、コンピュータ雑誌『I/O(アイオー)』の編集者であった西和彦、郡司明郎、塚本慶一郎らが独立しアスキー出版(アスキーしゅっぱん)として設立。『月刊アスキー』などのコンピュータ雑誌を発行していた。1980年代には、アスキーはマイクロソフト極東総代理店の地位にあった。
日本ソフトバンク(後のソフトバンクグループ)に対抗すべく、アスキーは1986年に三井物産などの出資によりパソコンソフト等の卸売会社「ソフトウィング」を設立したが、同社は1994年にカテナへ吸収合併された。
1991年には、半導体や衛星通信といった新規分野への出資を積極的に行う西に対して、郡司と塚本が出版を主軸とした慎重経営を主張し、両者は決裂して郡司と塚本は退社した。翌年、塚本はインプレスを設立し、郡司はインプレスへ出資した。
また1996年には、『週刊ファミ通』や『ログイン』を発行する稼ぎ頭の第二編集統括本部を統括していた常務取締役の小島文隆、宮崎秀規、塩崎剛三、小笠原直樹の4役員が、西の経営方針との対立から退任し、ゲーム関連の雑誌や書籍を出版するアクセラを設立[1]。同調する従業員約60人がアクセラに移籍した。
相次ぐ内紛と、経営の多角化に失敗から財務が悪化して、1998年にCSK[2]、2001年には投資会社ユニゾン・キャピタルなどの経済的支援を受ける。再建後は創業当初の出版業のみに事業を縮小していた。
2002年、当時の子会社だったアストロアーツが商号を変更しアスキーとなる。その前の株式会社アスキーはメディアリーヴスと社名変更され、主にコンピュータ関連の出版事業を引き継いだ。
角川書店グループの角川グループホールディングスの傘下にあって、他のグループ会社と違い、関連会社のエンターブレインも含めて独自の営業部が存在し、注文受託も自ら行うのが特徴だった。メディアワークスとの合併後は独自の営業部は廃止され、販売も角川グループパブリッシングに委託される形となった。
2008年4月1日付で同じ角川グループ傘下のメディアワークスに吸収合併され、アスキー・メディアワークスとなった。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒113-0024 東京都文京区西片1-17-8 KSビル 2F |
設立 |
2000年(平成12年)2月24日 (株式会社角川デジックス) |
業種 | サービス業 |
事業内容 |
メディア&マーケティング事業 ビジネスソリューション事業 KADOKAWAグループのサポート事業 |
代表者 |
福田正(代表取締役会長) 加瀬典子(代表取締役社長) |
資本金 | 8500万円 |
売上高 |
33億8400万円 (2021年3月期)[4] |
営業利益 |
4億5700万円 (2021年3月期)[4] |
経常利益 |
4億6000万円 (2021年3月期)[4] |
純利益 |
3億7,766万1,000円 (2024年3月期)[5] |
総資産 |
36億4,470万8,000円 (2024年3月期)[5] |
従業員数 | 正社員・契約社員77名、アルバイト23名 (2021年3月期)[4] |
主要株主 | 株式会社KADOKAWA |
関係する人物 |
角川歴彦(元社長) 芳原世幸(元社長) |
外部リンク | https://www.lab-kadokawa.com/ |
2014年12月に設立されたドワンゴとKADOKAWAの共同技術書出版レーベル。アスキーブランドで出版されていた技術書の新装刊やドワンゴ社内の技術者とレーベル編集者との近い距離感とフットワークを活用した最新の技術書など、特色あるレーベルとなっている。発足以来、毎年数冊程度の新刊(含む新装刊)がある。
2002年にゲーム開発・販売から撤退[28]。ゲーム周辺機器事業はサミーが継承した。「エンターブレイン」も参照。
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