三木なずな

日本のライトノベル作家 ウィキペディアから

三木 なずな(みき なずな)は日本ライトノベル作家漫画原作者台湾生まれ、台湾育ち[1][2]であり、母語は中国語台湾国語)だが日本語で作家活動を行っている。日本推理作家協会[3]日本漫画家協会[4]

概要 三木 なずな, ペンネーム ...
三木 なずな
ペンネーム 三木 なずな
(みき なずな)
誕生 中華民国 台北市
言語 日本語
活動期間 2013年 -
ジャンル ライトノベル
ウィキポータル 文学
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人物・経歴

両親ともに台湾人[1]。弟の余書農中国語版台湾プロ野球日本の独立リーグチームでプレーした元プロ野球選手[5]。ペンネームは水樹奈々アナグラム[1]

台北市出身。芝浦工業大学大学院出身[6]

本人の語るところによると、高校生の頃から声優を目指すようになり、大学留学を機に2002年に来日した(日本語学校を経由して大学に入った[2])が、さまざまな事情から断念し、2004年からライトノベル作家を目指し始めた[1]という。 2013年、『チェリッシュ! 妹が俺を愛しているどころか年上になった』を上梓して集英社スーパーダッシュ文庫よりデビュー。小説投稿サイト小説家になろうで連載した作品が多数書籍化している。

作品の執筆にあたっては、メンタルが弱いからとエゴサーチや読者の感想は見ないため自分の評判、売上との一致は分かりかねるという[7]赤松健の提唱する楽しみ代(自分が作品を書いてると楽しいのは自らが楽しみ代を払っているため儲からず、読者を楽しませることを考えて書くと楽しみ代が自分に入ってくる、という理論[8])を極限まで拡大解釈して「自分が死ぬほどつまらないと思うもの」を書くようにしている[7]。面白い作品を書くには、量をこなせばいくつかは人気が出ると考えている[7]

声優の村瀬歩と親交があり、村瀬が『竹内順子のTake a Chance ラジオ!』の第22回にゲスト出演した際は三木のことを「いつもニコニコしてて腰が低い」と言っており、竹内も「お辞儀はいつも九十度」と同調した。第25回放送にゲスト出演した相坂優歌も「物腰が柔らかく優しい」と発言していた。

2022年、『レベル1だけどユニークスキルで最強です』でテレビアニメ化が発表された[9]

2023年、『報われなかった村人A、貴族に拾われて溺愛される上に、実は持っていた伝説級の神スキルも覚醒した』でテレビアニメ化が発表された。

2024年、『没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた』でテレビアニメ化が発表された[10]

2025年、『貴族転生 〜恵まれた生まれから最強の力を得る〜』でテレビアニメ化が発表された[11]

作品リスト

メディアミックス化作品

  • リアルでレベル上げしたらほぼチートな人生になった
    • 小説(HJノベルス刊、イラスト:魔太郎)
      1. ISBN 978-4-7986-0983-6(2015年3月20日)
      2. ISBN 978-4-7986-1048-1(2015年6月24日)
    • ボイスドラマ(A-koe、2016年1月22日配信開始、書き下ろしシナリオ[12][13]
  • チートを作れるのは俺だけ 〜無能力だけど世界最強〜

その他小説作品

その他漫画作品

  • 老害レベル 異世界転生したら天誅し放題
    • 漫画(マンガUP!連載、ガンガンコミックスUP!刊、漫画:稲田アヤメ、ネーム構成:栗元健太郎
      1. ISBN 978-4-75-759230-8(2024年6月7日)
      2. ISBN 978-4-75-759649-8(2025年2月6日)
  • 皇帝の孫に転生する皇帝
    • 漫画(異世界ヤンジャン&となりのヤングジャンプ連載、ヤングジャンプ・コミックス刊、漫画:おおもりあめ
      1. ISBN 978-4-08-893249-1(2024年6月19日)
      2. ISBN 978-4-08-893365-8(2024年8月19日)

その他脚本・シナリオ

脚注

関連項目

外部リンク

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