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オーバーフローによる日本の18禁恋愛アドベンチャーゲーム ウィキペディアから
『Cross Days』(クロスデイズ)は、2010年3月19日にオーバーフローより発売されたアダルトゲーム。略称は『クロイズ』。
ジャンル | アニメーション恋愛アドベンチャーゲーム |
---|---|
対応機種 |
Windows XP/Vista/7(PC/DL) DVDプレーヤー(DVDPG) PSP(UMDPG) |
開発元 |
オーバーフロー(PC/DL) アイチェリー(DVDPG) ixia(UMD-PG) |
発売元 |
オーバーフロー(PC) アイチェリー(DVDPG) Palace(UMDPG) |
発売日 |
2010年3月19日(PC) 2011年4月28日(DVDPG) 2011年7月29日(UMDPG) 2012年1月6日[注 1](DL) |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | なし |
メディア |
DVD-ROM(PC) DVD(DVDPG) UMD(UMDPG) |
画面サイズ | 800×600/フルカラー(PC/DL) |
BGMフォーマット | PCMオーディオ |
キャラクターボイス | フルボイス |
CGモード | なし |
音楽モード | なし |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
備考 | [注 2] |
デイズシリーズの第3作である。
同じくオーバーフローより発売された『School Days』の外伝作品であり、ファンディスクという扱いではない。内容は、主人公の足利勇気とヒロインの喜連川路夏が『School Days』の物語へ介入する形となっており、主な舞台も同じである。それゆえ、伊藤誠をはじめとする『School Days』の登場人物が多数登場する他、『Summer Days』などの他作品からも数人が登場する。ただし、アニメーターのごとうじゅんじによるキャラクターデザイン設定画はそれらからの流用ではなく、全てがTVアニメ版『School Days』に近い肉感的な絵柄へ一新された。また、イベントにはTVアニメ版『School Days』から反映したものも盛り込まれている。
セックスシーンについては、総括企画・プロデュース・脚本を担当したオーバーフロー代表取締役のメイザーズぬまきち曰く「黙ってても女の子が寄ってくるという補正がかかっています」誠の方が勇気より圧倒的に多く[1]、『School Days』ではサブキャラクターに過ぎず描かれなかった甘露寺七海とのセックスも、本作では黒田光や路夏を交える形ではあるものの、初めて描かれている。前述の絵柄への統一と相俟って、誠に松葉崩しで抱かれている七海の姿は、発表当時のインターネット上で話題となった(詳細は七海の項目を参照)。その一方、加藤乙女や足利知恵はセックスシーンが誌面などで発表されたが、製品版では削除されている。
基本的なゲームシステムは、『School Days』や『Summer Days』へ搭載されていたものの改良版であり[注 3]、800×600及びそれ以上の画面解像度に対応した画面サイズと、背景描画や一部の人物描画に3DCGが導入されている。推奨スペックは前述の2作品より跳ね上がっている上、PC版には不正利用対策として専用のアクティベーション機能が搭載されている[2][注 4]。また、PC版には電動性具との連動プログラムも搭載されている[3]。
作中の時系列は前述の要素から『School Days』と同時期である他、第1話の勇気と光の会話から『MISS EACH OTHER』の半年後、遠野美沙子が遠野姓を名乗っていることから『LOST M』より後である模様。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
榊野学園が2学期に差し掛かった頃、図書委員の足利勇気は、自分より背が小さくちょっと気になる喜連川路夏と、図書室をよく利用している桂言葉の存在に気付く。更にその日の帰り道、勇気は姉の知恵を通じて路夏と再び出会った。勇気と路夏は会話を交わす度に、惹かれ合っていく。
2008年に、オーバーフローのエイプリルフール企画『Sekai Days』と共に本作のタイトルロゴが専用の公式サイトで公開された。公式サイトはエイプリルフール終了と共に一旦閉鎖された後、同年10月21日にオーバーフロー公式サイトのリニューアルと共に正式公開された。また、同年11月1日には動作検証ツール『Cross Days 動作チェッカー』が公開されている。
当初は2009年2月27日が発売予定日だったが、同年4月24日、同年6月下旬、同年夏発売予定、同年11月20日、同年12月18日、2010年1月29日と幾度も変更され、体験版の発表なども経て当初から1年後となる同年3月19日にようやく発売となった。PC初回限定版には、特典として「コトノハサマフィギュア」が同梱されている[2]。
開発は2007年に放送されたTVアニメ版『School Days』の終了後に開始され、メイザーズぬまきちとごとうじゅんじの話し合いの結果、本作は『School Days』の並行世界を舞台にしてファンディスクではない完全新作となったが、先行してOVA『School Days OVAスペシャル 〜マジカルハート☆こころちゃん〜』の制作もあったため、開発期間は長くなった[1]。
『School Days』と『Summer Days』の中間ぐらいの鬱バランスで開発された本作は、光や乙女にも焦点が当てられているほか、七海が花山院恭一や知恵を経由して勇気と絡み、情報を客観的に伝える役割を担当する[1]。七海にもっと焦点を当てたかったメイザーズぬまきちにごとうじゅんじも応えてやる気を出した結果、『七海デイズ』と称する作品を作れそうなぐらいイベントが多くなったが、結局は少し削ることになったという[1]。
PC初回限定版の発売当初、オーバーフローのメイザーズぬまきちはバグに対し、「バグはないのでパッチは出しません」「そんなに難しくないのでがんばれば全ENDいけます」「開発スタッフの高性能PCではフリーズしません」と『ニコニコ生放送』で回答していたが、2010年3月24日には公式サイトの開発日記でバグの存在を認め、同年3月25日には同日記で差し替えDLLを公開した。それ以降、修正パッチは公式サイトから直接ダウンロードできるようになっている。
この節の加筆が望まれています。 |
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2011年7月29日にPalaceより発売された。UMD4枚組。パッケージ画はPC初回限定版と同じ。
『Radio Cross Days』のタイトルで、2009年1月8日より2010年3月25日までランティスウェブラジオと音泉にて配信された。全64回。パーソナリティは喜連川路夏役のみなづき蓮、桂言葉役の遠野そよぎ、西園寺世界役の柚木かなめ。
主な番組内のコーナーは、ゲームに関する質問や、日常の出来事、ラジオの感想などリスナーからのお便り紹介をする「ふつおた」、ちょっとしたすれ違いや勘違いが原因の恋のお悩みについての相談する「違い相談クラブ」、「こんな出来事あったら照れちゃう!!」というシチュエーションに対し、パーソナリティの3人が、そのシチュエーションに対しての照れ隠し台詞をアドリブで考える「てれてれ乙女」の3つ。
放送は『Cross Days』のPC版発売までを予定しており、当初全8回予定であったが、宣伝対象であるPC版の度重なる発売延期によって放送期間は1年以上に及んだ。最後の延期直前には最終回がいったん予告され、コーナーも終了していたが、更に発売日が延期されたことで放送も更に延長となった。
角川書店『月刊コンプエース』2010年6月号から2011年7月号まで連載された。作画は酒月ほまれが担当。勇気と路夏の出会い方から原作とは異なり、独自の展開となっている。
単行本はカドカワコミックス・エースより発売。
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