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日本の女優、女性声優 (1961-) ウィキペディアから
藤井 佳代子(ふじい かよこ、1961年4月21日[2][3] - )は、日本の女優、声優である。劇団青年座所属[3]。神奈川県出身[3]。
中学、高校時代はなんとなく単純に、「いいな、やりたいな」という気持ちで、演劇部に所属していたが、結局、本気だったようだという[2]。
文化祭でシェイクスピアしたりしていたが、リーダーシップでなく、人に言われるままにしていた[2]。ただし演じることは好きで、漠然と、「こういう世界に進むだろう」という予感はあった[2]。
高校3年生の時に仲代達矢の主宰する無名塾を受けており、最終審査まで残ったが、落選[2]。この時の失敗は大きなショックだったが、高校の教師をはじめ周囲から強く勧められ清泉女学院高等学校[5]卒業後、桐朋学園短期大学芸術科演劇専攻[3]に進学して、芝居をやろうと決めた[2]。その時、普通の大学も受けることから、しばらく演劇を辞めていた[2]。しかし何をしてても「こんな舞台でやったら、あんな設定にしたらおもしろいなあ」と芝居のことが浮かんできて、自覚はなかったが、「よっぽど好きなんだ」と思った[2]。
1982年4月1日に青年座入団[4]、2度目の舞台で主役を演じる[2]。同年にNHKのテレビドラマ『海猫哀歌』で主役を演じた[2]。その後もテレビドラマや映画、舞台などで活動。
高校時代は、アニメ少女でもあり、演劇に対するノリと同じで、セル画をもらってきたり、台本もらって来ている周囲の熱心な友人の後からくっついていった[2]。日曜日に誰かの家に集まり、『宇宙戦艦ヤマト』、『科学忍者隊ガッチャマン』の台本でアテレコ遊びをしていた[2]。絵はないが、それぞれの役を分担して読み、BGMを入れたテープまで作った[2]。アニメとの出会いは、ディズニーで『眠れる森の美女』、『ファンタジア』が、子供心に焼きついていた[2]。テレビアニメも、兄の影響で『狼少年ケン』、『スーパージェッター』、『サスケ』、『ジャングル大帝』などを見ていた[2]。
『風の谷のナウシカ』も連載当時から読んでおり、単行本も全部持っていた[2]。映画化も知って、「これは絶対にいい!」と思っていた[2]。同じ劇団青年座に所属していた島本須美がナウシカ役で出演していたため、ポスターをもらって部屋に貼っていたあたり、ほとんどミーハーだった[2]。その頃から、「声優をやりたいな」と思い始める[2]。
『聖戦士ダンバイン』のオーディションがきっかけとなり、アニメの声優としては、1984年のテレビアニメ『重戦機エルガイム』のパメラ・ピロレッジ役でデビュー[2]。
テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』ではロザミア・バダムを演じていたが、『機動戦士ガンダム』自体も人物に勧められ第3部を見に行っていた[2]。その時、面白く、慌てて第1部から見直していた[2]。富野由悠季の世界が好きになってしまって「ぜひ一緒にお仕事をしてみたい」と思っていた[2]。
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