第32回全日本女子サッカー選手権大会
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第32回全日本女子サッカー選手権大会(だい32かいぜんにほんじょしさっかーせんしゅけんたいかい)は、2010年12月5日から2011年1月1日にかけて行われた全日本女子サッカー選手権大会。日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ/チャレンジリーグ)の22チームを含む32チームが参加。今大会から全試合とも試合時間が90分(45分ハーフ)となった。
前回大会で優勝し、plenusなでしこリーグ2010となでしこリーグカップで優勝した日テレ・ベレーザが、常盤木学園高等学校(チャレンジリーグEAST)にPK戦で敗退。常盤木学園はその後、チャレンジリーグ、なでしこリーグのチームを次々と破って準々決勝に進出した藤枝順心高等学校(東海地域)との対戦に勝利し、大会史上初めて準決勝進出した高校チームとなったが、なでしこリーグ4位、リーグカップ3位のINAC神戸レオネッサに大差で敗れた。
また、なでしこリーグ、リーグカップとも3位の東京電力女子サッカー部マリーゼは準々決勝でアルビレックス新潟レディース(なでしこリーグ6位)に敗退。初めての準決勝進出となったアルビレックスだが、なでしこリーグ、リーグカップとも2位の浦和レッドダイヤモンズ・レディースに敗れた。
ともに初優勝を目指すチーム同士となった決勝戦では、レオネッサが前半7分に川澄奈穂美が先制も追加点をあげられず、後半23分にレッズ・レディースが堂園彩乃のゴールで追いつく。しかし共に追加点を決められず、規定により延長戦なしでPK戦の勝負に。レッズの先行で行われたが、両チーム共にサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)メンバーに選ばれたことのあるゴールキーパーに対して、3人目までは共に2本ずつ外す展開に。そして4本目にレッズが外すと、その後は両チーム共にゴールを決め、ゴール数2-3でレオネッサがチーム初のタイトルとなる、全日本女子サッカー選手権の優勝を果たした。
概要
成績
- 優勝:INAC神戸レオネッサ
- 準優勝:浦和レッドダイヤモンズ・レディース
- 第3位:アルビレックス新潟レディース、常盤木学園高等学校
出場チーム
日本女子サッカーリーグ
(plenusなでしこリーグ/チャレンジリーグ2010成績順)
- なでしこリーグ
- 日テレ・ベレーザ
- 浦和レッドダイヤモンズ・レディース
- 東京電力女子サッカー部マリーゼ
- INAC神戸レオネッサ
- 岡山湯郷Belle
- アルビレックス新潟レディース
- ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
- 福岡J・アンクラス
- ASエルフェン狭山FC
- 伊賀フットボールクラブくノ一
- チャレンジリーグEAST
- 常盤木学園高等学校
- JFAアカデミー福島
- 日本体育大学女子サッカー部
- AC長野パルセイロ・レディース(←大原学園JaSRA女子サッカークラブ)
- ノルディーア北海道
- 清水第八プレアデス
- チャレンジリーグWEST
北海道地域
- 北海道文教大学明清高等学校 (北海道)
東北地域
- 聖和学園高等学校 (宮城県)
関東地域
- 武蔵丘短期大学シエンシア (埼玉県)
- 日テレ・メニーナ (東京都)
北信越地域
- 福井工業大学附属福井高等学校 (福井県)
東海地域
- 藤枝順心高等学校 (静岡県)
関西地域
- 大阪体育大学女子サッカー部 (大阪府)
中国地域
- 吉備国際大学女子サッカー部 (岡山県)
四国地域
- 愛媛女子短期大学 (愛媛県)
九州地域
- 神村学園高等部 (鹿児島県)
開催方式
試合規定
試合会場
1回戦
- 藤枝総合運動公園サッカー場 (静岡県)
- 三重県営鈴鹿スポーツガーデン サッカー・ラグビー場メイングラウンド (三重県)
- 加古川運動公園陸上競技場 (兵庫県)
- 島根県立サッカー場 (島根県)
2回戦
- ユアテックスタジアム仙台 (宮城県)
- 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 (京都府)
- 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 (兵庫県)
- 香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場 (香川県)
3回戦
- 宮城スタジアム (宮城県)
- Jヴィレッジスタジアム (福島県)
- 岡山県美作ラグビー・サッカー場 (岡山県)
- コカ・コーラウエスト広島スタジアム (広島県)
準々決勝
- Jヴィレッジスタジアム (福島県)
- 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 (埼玉県)
準決勝
- 国立西が丘サッカー場 (東京都)
決勝
- 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場 (東京都)
結果
要約
視点
1回戦
2回戦
3回戦
準々決勝
準決勝
決勝
外部リンク
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