Remove ads
新潟県新潟市の行政区 ウィキペディアから
秋葉区(あきはく)は、新潟市を構成する行政区のひとつ。「花とみどりと石油の里・新津」「花と緑の小須戸」[1]のキャッチフレーズを掲げる両地区で構成される。
2005年の合併で新潟市に編入された旧新津市、小須戸町の領域で構成され、区役所は旧新津市役所の建物を使用している。なお区域にはこの他、旧白根市域のうち信濃川東岸側の中州部分が含まれる[2]。
区域の南東方に丘陵が広がり、また新津・小須戸両地区とも古くから花卉栽培が盛んであることが「花とみどりの町」と呼ばれる所以である。新津地区ではかつて原油が採掘され(詳細は新津油田を参照)、古くから鉄道の要衝でもあった。一方、小須戸地区はかつて河川交通の要衝として栄えた。鉄道に加え、国県道など幹線道路の経路上にあり交通の利便性が高い事などから、近年はベッドタウンとして宅地開発が続いている。
区の南東方には新津丘陵(にいつ丘陵、秋葉丘陵とも呼ばれる)が広がる。丘陵の周囲は平野部となっている。区の東側には阿賀野川、西側には信濃川が、北側には阿賀野川・信濃川を結ぶ小阿賀野川が流れている。また、区の中心部を南北に能代川と、同川の旧流路である新津川が流れている。
旧新津市の区域である「新津地区」と旧小須戸町の区域である「小須戸地区」で構成される。区内の地域は、かつて河川交通が盛んだった時代に栄えた集落も数多く存在する。なお、新津地区は区域が広大であるため、旧新津市の地区割りに準拠し、「新津地区」、「荻川地区」、「満日地区」、「小合地区」、「東部地区」、「新関地区」、「金津地区」として記載する。
住居表示は、新津地区では新津中心部をはじめ地区内各所で実施されている。小須戸地区では矢代田の松ヶ丘などごく一部で行われているに過ぎないが、小須戸中心部では「本町」「中央町」「鵜出古木(うでこき)」などといった通称地名が使われている。
国の各機関が新津地区に置いている出先は、いずれも旧新津市の時代に設置されたものである。新潟市への編入合併後も引き続き業務を行っており、省庁によっては秋葉区の他、旧中蒲原郡にあたる南区白根地区が担当地域に含まれる場合がある。
区内の主な病院は下記の通り。
|
|
|
|
2003年(平成15年)暮れに橋上駅となった新津駅はJR東日本の3路線が乗り入れるターミナルで、新津は古くから「鉄道の街」として知られる。区内には7つの駅があり、一部の駅にはパークアンドライド用の駐車場が設置されている。
また新津駅構内西側には新津運輸区が設けられ、JR新潟支社管内の要衝として機能しているのに加え、駅南西側に所在する総合車両製作所新津事業所ではJR東日本を中心に鉄道各社の車両製造を手掛けている。
秋葉区内を運行する路線バスは、新潟交通グループの新潟交通観光バスのほか、2019年7月に同社から路線を移管された泉観光バス、さくら交通が運行している。秋葉区役所・新津駅東口を中心に、区内外各方面への路線が設けられている。江南区を経由して新潟市中心部方面に至る2路線、新関を経由して五泉市に至る路線、新津駅到着後の回送運用を兼ねた京ヶ瀬営業所への路線、南区白根方面に至る2路線がある。新津中心部を経由しない路線が1路線あり、区西部の信濃川右岸側、新潟県道1号新潟小須戸三条線を経由するS23系統(旧230系統・小須戸線)がそれに該当する。
かつては万代シテイから酒屋・白根地区の大郷を経由して小須戸に至る路線、新津北部を循環する路線、新津地区北東部の七日町を回る路線、新津から阿賀野川沿いに新津地区南東部を経由して五泉市に至る路線なども運行されていたが、不採算のため1985年(昭和60年)以降相次いで廃止された。この他、現S96系統にあたる旧920系統(二本木線)は一時期[いつ?]、荻川駅東口を経由して運行されていたものの、JRとの相互乗換による需要が稀薄であったことから、乗り入れは取り止めとなっている。2019年7月には、新潟交通観光バスが運行していた一部路線が他会社へ移管または廃止された(詳細は新潟交通観光バス#京ヶ瀬営業所管内を参照)
磐越自動車道の川口バスストップは、磐越道経由の高速バスの一部が停車しており、バス停近くにはパークアンドライド用の駐車場が設けられている。
このほか、下越病院前に以下の路線が停車する。
新津地域交流センターにて「秋葉区まちなかレンタサイクル」の貸出しが無料で行われている。
区内を南北に縦貫する国道403号新津バイパスは、一部連続立体交差方式。江南区亀田地区から秋葉区小須戸地区までが一本の路線となっているが、古田(こだ)交差点を境に、通称が新津バイパスと新津南バイパスとに分かれている。一方、区内を東西に横断する国道460号は、磐越自動車道・新津IC付近から新津バイパス・大鹿交差点までの区間が新津東バイパスとして供用されている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.