五泉市
新潟県の市 ウィキペディアから
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越後平野の東にあり、阿賀野川と早出川が市内を流れる。ぼたん栽培が盛んで、苗木で全国1位、切花が全国2位の生産量を誇る。また、ニット製品の全国的な生産地である。新潟都市圏に属している。新潟市への通勤率は22.5%(平成22年国勢調査)。
菅名岳・大蔵山には吉清水、どっぱら清水という湧水がある。また市内の水道は地下水を利用している。
五泉は在郷町の性格を持つが、村松は近世には村松藩の城下町、近代には軍都として発展した。村松市街では日露戦争を記念して設けられた村松公園周辺に軍の施設の遺構が一部残っているほか、国道290号のクランクなど城下町の名残もある。
1913年(大正2年)10月4日には、市内で大火が発生。約1600戸が焼失した[1]
五泉市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 五泉市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 五泉市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
五泉市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
特記なき場合「歴代の市長」による[4]。
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 塚野健治 | 1954年(昭和29年)12月15日 | 1970年(昭和45年)12月14日 | |
2 | 佐藤政治 | 1970年(昭和45年)12月15日 | 1982年(昭和57年)11月8日 | |
3 | 林十一郎 | 1982年(昭和57年)11月21日 | 1998年(平成10年)1月29日 | |
4 | 五十嵐基 | 1998年(平成10年)3月15日 | 2005年(平成17年)12月31日 |
古くから絹織物の産地として知られ、塩瀬羽二重などの名産地として知られた[6]。戦後から現代にかけてはニット生産が盛んである[7]。ブランド化が行われているほか[7]、2020年の新型コロナウイルス感染症の流行を受けて「ニットマスク」の生産も行われている[8]。また、デンカの主要生産拠点が市内におかれ、国内インフルエンザワクチンの2 - 3割がここで生産されている[9][10]。
またこのうち、蓮根と里芋、ネギの3つを合わせて「五泉三美人」と呼ばれている[14]。
前述のように五泉、村松の両市街地には雁木や片持ち式アーケードを備えた商店街が存在する。
五泉市街には郊外を中心に原信やにいつフードセンター、キューピット、ウオロクをはじめとするスーパーマーケットが多数出店しており、村松市街の郊外にはピアレMartなどが出店している。
繊維業が盛んな頃から食堂も多くあり、特にから揚げの入ったラーメンが近年新潟8大ラーメンとして取り上げられている。
かつて五泉市街には以下の大型店もあった。
無集配郵便局
1999年までは蒲原鉄道の路線があり、以下の駅が現在の市域に存在した。
五泉市では「五泉市公共交通時刻表」が発行されている。
市内発着の路線バスは、新潟市秋葉区の新津地区中心部に至る路線と、阿賀野市安田地区中心部に至る路線の2路線で、いずれも新潟交通観光バス京ヶ瀬営業所が運行している。2010年(平成22年)9月末までは蒲原鉄道グループも路線バスを運行していた(詳細は蒲原鉄道#路線の変遷および五泉市ふれあいバス#沿革を参照)。
市内発着の高速バスは県内線1路線。蒲原鉄道が運行している。
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