田上町
新潟県南蒲原郡の町 ウィキペディアから
田上町(たがみまち)は、新潟県南蒲原郡にある町。新潟広域都市圏(新潟都市圏)の構成市町村である[2]。通勤率は、新潟市へ23.4 %・三条市へ16.9 %・加茂市へ16.0 %(いずれも平成22年国勢調査)。
地理

町域の東半分が山地(新津丘陵)、西半分は平野(越後平野)で、水田が広がっている。国道403号と信越本線が山地と平野の境界に沿って走っており、人口の大部分がこの沿線に集中する。2020年3月には平野側に国道403号小須戸田上バイパスが全線開通した。交通の便を活かし、平成期以降も新興住宅地の開発が進められている。
町内には約17 haの竹林があり、タケノコの産地となっている[3]。
隣接している自治体・行政区
南側の加茂市とは市街地がほぼ連続しており、地域社会として繋がりが深い。新潟市とは隣接はしているものの、市街地同士は遠く離れているため関わりが弱い。
市町村合併
市町村合併については、隣接する加茂市が独立の立場を表明したため、一時は加茂市を隔てた三条市との合併も模索された。しかし、飛び地であることがネックとなって合併協議からは脱退した。
2003年末、市町村合併に関する住民意向調査を行い、反対多数の結果を受け、三条市、当町、南蒲原郡栄町、南蒲原郡下田村の4市町村での合併協議会を離脱している。一部では、同調査での反対票は4市町村での枠組みに反対するものであって合併そのものには反対ではない、との声もある[誰?]が、当町とつながりの深い加茂市では市長が「合併絶対反対」を繰り返しており、新潟市への吸収合併も実現の可能性が低いため、当町は事実上、単独でのまちづくりを余儀なくされている[4]。
歴史

人口
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田上町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 田上町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 田上町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
田上町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 町長:佐野恒雄
- 佐藤邦義(1998年6月22日から5期)
- 佐野恒雄(2018年6月22日就任、1期目)
- 町議会:議員定数14人[5](現在の議員の任期は令和5年4月29日までである)
産業
町内ではブランド梅「越の梅」の生産が盛ん[7]。
- 産業人口
- 1次産業 8.3 %
- 2次産業 39.9 %
- 3次産業 51.9 %
- 町内に本社を置く企業
- 桐の蔵
教育
- 短期大学
- 中学校
- 小学校
- 田上町立田上小学校
- 田上町立羽生田小学校
ライフライン
- 東北電力ネットワーク(電気)
- 北陸ガス(都市ガス(一部除く))
- 越後天然ガス(都市ガス(大字湯川、大字田上丙の一部))
交通

- 鉄道
- バス
- デマンド交通
- 道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


出身人物
- 田巻堅太郎(第四銀行頭取、農業、新潟県多額納税者、地主)
脚注
外部リンク
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