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国道8号バイパス ウィキペディアから
福井バイパス(ふくいバイパス)は、福井県あわら市笹岡から同県越前市塚原町(つかばらちょう)に至る[1]、国道8号のバイパス道路である。
事業前の国道8号は、福井市、鯖江市、武生市(現在の越前市)といった都市の市街中心部を南北に縦貫しており、通過交通と地域内交通の棲み分けを図るため計画、福井市を主会場とする第23回国民体育大会(親切国体)に間に合わせるべく、開催2年前の1966年に工事に着手した[3][5]。
全体延長が長いため工事は9つの工区に分けて行われた。2018年9月1日、用地の取得が難航した関係で時間を要し、未開通だったあわら市笹岡から坂井市丸岡町玄女にかけての5.4 kmが開通したことにより[5][6]、42.2 kmの全線が開通した[7]。1回目の福井国体である第23回国民体育大会(親切国体)を機に初めての区間が供用、2回目の福井国体である第73回国民体育大会(福井しあわせ元気国体)の開催前に最後の区間が供用となり[2][3]、途中で事業区間自体が追加されてはいるものの、初めての区間が完成してから全区間の完成までに、2度の国体を挟む50年を要する結果になった。なお、主要道路との交差部分は立体交差となっている場所もあり、国道158号との交差地点では1.1 kmに渡って側道の真ん中に高架道路が続いている。また、本線部法定最高速度は全区間で60 km/hとなっている[4]。
軽車両・歩行者は本線の高架橋部や一部の跨線橋部を通行できないが、側道やそれに接続するスロープ付き階段あるいは歩道橋を利用してほぼ全区間通行でき、唯一並行経路がなく北陸本線を跨ぐ鯖江高架橋区間(長泉寺交差点 - 柳町交差点、0.8 km)は若干の迂回が必要となる(福井県道18号鯖江美山線新出跨道橋の側道アンダーパス、もしくは市道の土手川踏切を利用する)[独自研究?]。
自治体名は当時の名称で記載。
(敦賀方面) - 8号防災 - 現道 - 福井バイパス - 現道(金津道路) - 牛ノ谷道路 - 現道 - 小松バイパス - (金沢方面)
旧国道8号のうち、福井市域全線(現在は福井県道30号福井丸岡線、福井県道・石川県道5号福井加賀線、福井県道28号福井朝日武生線、同229号福井鯖江線、同32号清水美山線の各一部で構成)には「フェニックス通り」の愛称があるほか、同市田原-みのりには福井鉄道福武線との併用区間がある。
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