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汐見橋駅

大阪府大阪市浪速区にある南海電気鉄道の駅 ウィキペディアから

汐見橋駅map
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汐見橋駅(しおみばしえき)は、大阪府大阪市浪速区桜川三丁目にある、南海電気鉄道高野線汐見橋線)の駅番号NK06-5。南海電鉄では最も北に位置する駅である。

概要 汐見橋駅*, 所在地 ...
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歴史

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1935年頃の駅舎と貨物ホーム
「南海鉄道発達史」(1938年)より
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駅構造

要約
視点

頭端式(島式)1面2線のホームを持つ地上駅である。ホームは2番線まであるが、大半の列車は1番線を使用する。かつては貨物専用ヤードも併設していた。

高野線の正式な起点であり、1985年に大阪市の都市立体交差事業が行われる以前は、岸ノ里駅(現・岸里玉出駅)以南と直通していたため、当駅から高野線本線との一部区間運転列車が存在していたが、立体交差事業の実施後は線路が分断されたため直接高野線本線に乗り入れることが不可能となり、当駅からは岸里玉出駅までの区間列車のみが運転されることとなった。

駅舎はホームの北端に接している。自動改札機はあるが、自動精算機はないため、精算が必要な時は駅員に申し出なければならない。コンコース中央に出札口が残されているが、現在は封鎖されている。駅名標も駅番号をシールで追記したのみで旧来の手書きで書かれたスタイルが長い間残されていたが、2016年7月現在は駅番号入り(次駅の芦原町駅の番号も表記)で中国語・韓国語併記の現行デザインに更新されている(ラインカラーは高野線の緑色)。

駅舎内の改札上部の壁にはかつて昭和30年代当時の「南海沿線観光案内図」が掲示されていたが、劣化が進み一部剥落するなどしたため(下の写真参照)、2016年に案内図を撤去。その後2021年に撤去された観光案内図をモチーフにした新たな観光案内図が設置された[3][4]

2020年9月24日から駅舎外観に「1900年代頃の賑わいあふれる汐見橋駅」というテーマで壁面アートが制作され、10月4日に完成した[2]

トイレは改札内にある。長らく男女共用の和式便器が設置されていたが、2021年4月にリニューアルされ男女別・洋式便座となった[4]

1993年平成5年)4月18日から1995年(平成7年)8月24日までは、岸里玉出駅の高野線側の高架化工事により、レールがどの路線とも接続していなかった。そのため、この間は2番線に検修設備を置き、暫定的な車庫として使用していた。

新大阪駅JR難波駅・南海新今宮駅を結ぶ路線として計画中(2019年9月現在)のなにわ筋線は、当初の構想では南海については新今宮駅ではなく当駅に接続するとされていた[5]。それによると、汐見橋線の木津川駅 - 当駅間が地下化され、当駅の北方で東に曲がってなにわ筋の地下へ至ることになっていた。新今宮接続との決定がなされたことにより、当駅のみならず汐見橋線自体の存続が危ぶまれている状況である。2019年8月13日付『日本経済新聞』には、「今のところ汐見橋線の廃止の計画はない」という南海側のコメントが寄せられており、沿線活性化の試みも始められている[6]

のりば

さらに見る のりば, 路線 ...
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利用状況

要約
視点

2023年(令和5年)次の1日平均乗降人員689人(乗車人員:348人、降車人員:341人)である。汐見橋線の駅(岸里玉出駅含む)としては6駅中3位である。

大都市の駅としては極めて少ないが、2009年(平成21年)3月20日の阪神なんば線の開業後、桜川駅と隣接する当駅の利用客数が24%も増加しており[8]、現在は汐見橋線と阪神なんば線との乗り換え客の利用が中心となっている。

近年の1日利用状況推移は下記のとおり。

さらに見る 年次, 1日平均 乗降人員 ...

駅周辺

駅前の汐見橋交差点で新なにわ筋千日前通が交差している。

バス路線

最寄停留所は幸町三丁目および地下鉄桜川となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。

幸町三丁目
地下鉄桜川
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隣の駅

南海電気鉄道
高野線(汐見橋線)
汐見橋駅 (NK06-5) - 芦原町駅 (NK06-4)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

関連項目

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外部リンク

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