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桜川駅 (大阪府)
大阪府大阪市浪速区にある大阪市高速電気軌道・阪神電気鉄道の駅 ウィキペディアから
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桜川駅(さくらがわえき)は、大阪府大阪市浪速区桜川にある大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)・阪神電気鉄道の駅。
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概要
利用可能な鉄道路線
以下の路線が乗り入れている。両社の駅は連絡通路で結ばれている。
駅名の由来
大坂城下の幸町と西成郡難波村との間を流れていた「桜川」に由来する。幸町が堀江新地33町のうちに数えられることから、桜川も堀江川と同時期の1698年(元禄11年)頃の開削とされている。桜川は湊町の西で道頓堀川から分岐して木津川へと流れる堀川であったが、1914年(大正3年)頃に大阪市電九条高津線の敷設に伴い埋立てられ、現在は千日前通の一部となっている。
歴史
大阪市営地下鉄→Osaka Metro
阪神電気鉄道
計画段階の仮称は「汐見橋駅」となっており、近接する南海電気鉄道の駅と同名になる可能性があった。また、桜川の名を採用したのは千日前線との接続を重視したことによるものである[2]。
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駅構造
要約
視点
Osaka Metro
島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は東西1か所ずつ設けられており、阪神なんば線とは地下通路で連絡。当駅の前後は阪神なんば線との並走区間となっており、鶴橋駅までの各駅に行く場合は千日前線の方が運賃面で優位に立っている。
当駅は難波管区駅に所属しており、同管区駅長が、当駅と西長堀駅を管轄する。
千日前線は汐見橋交差点直下で方角を変えるため、桜川駅は汐見橋交差点の東寄り、桜川2交差点と幸町1交差点の中間辺りに建設された。そのため、汐見橋交差点の南西角にある南海電気鉄道高野線(汐見橋線)汐見橋駅とはやや距離があるが[4]、南海線への乗り換えも可能である[5][6]。ただし当駅とのICカード(ICOCA、PiTaPa)による連絡定期券の接続駅の取扱[7]および連絡運輸は行われていない。
のりば
- ホーム(2013年4月、ホーム柵設置前)
- ホーム(2025年2月、ホーム柵設置後)
- 西改札口(2018年3月)
- 3番出入口(2008年11月)
- 4号出入口(2025年2月)
出口
阪神とは地下連絡通路で乗り換え可能
阪神電気鉄道
島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホーム有効長は21 m級の近鉄車両10両編成に対応している。駅舎のデザインテーマは「新たなゲート」。地下鉄の桜川駅とは4番通路から、南海汐見橋駅へは1番通路から連絡する[注 1]。汐見橋交差点にある4か所の出入口には全てエレベーターが設置され、南海汐見橋駅に連絡する1番通路にはエスカレーターも設置されている。自動改札機は2枚一括処理に対応している。
ホームの壁は上下でデザインが異なる。1番線は灰色・銀色で、2番線は白色・ベージュ色が使用されている[10]。
阪神なんば線開通に伴い、大阪難波駅の西側にあった引き上げ線3線のうち両端の2線を阪神なんば線に転用したため、大阪難波駅構内の引き上げ線が1線のみとなったことから、奈良方面からの折り返しに支障が出ないよう、代替として当駅の西側に引き上げ線2線を設け、近鉄線内からの大阪難波駅終着の列車の一部が当駅まで回送され、西側の引き上げ線に入線して折り返しを行い、大阪難波駅まで再び回送される形が採られている。
こういった事情もあり、阪神なんば線の大阪難波駅 - 当駅間および当駅構内は保安装置を近鉄仕様とし、運行管理も近鉄のKOSMOSが行なうこととした(これにより、阪神直通非対応の近鉄一般車や近鉄特急車も当駅引き上げ線まで入線可能となっている)。このため、営業列車においても近鉄と阪神の乗務員交代は当駅で行われ、列車番号も当駅で変わり、大阪難波駅 - 当駅間は営業上は阪神、運行上は近鉄の扱いとなっている。これに伴い、タブレットによる車内放送も近鉄仕様となり、スマートフォン向けアプリの「阪神アプリ」ではこの区間のみ列車走行位置が表示されない。また当駅西方の分岐器付近にある架線にはデッドセクションも設置されている。列車によって(早朝・深夜が中心)は長時間停車もある。なお、当駅始発・終着の定期営業列車は設定されていないが、阪神・近鉄の何れかで輸送障害が発生した場合はこの限りではない。運転士用の停止位置目標は尼崎方面は近鉄仕様の物が、大阪難波方面は阪神仕様の物が設置されている。
発車メロディが使用されており、元町駅と同じく予告用のみが流れる。大阪難波方面はこのメロディとアナウンスのあとに近鉄の信号扱所による出発承認合図点灯とブザーが鳴る。ただし近鉄の回送列車の場合は、出発承認合図点灯とアナウンス・ブザーだけが鳴動する。
のりば
- 改札口
- ホーム
- 駅名標
- 回送表示
- 回送電車として停車中のひのとり
出口
Osaka Metroとは地下連絡通路で乗り換え可能
- 1番出入口
- 2番出入口
- 3番出入口
- 4番出入口
- 案内板
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利用状況
要約
視点
- 阪神電気鉄道 - 2023年11月の1日平均乗降人員は5,738人(乗車人員:2,913人、降車人員:2,825人)である。阪神電気鉄道の駅では石屋川駅に次いで第39位[11][注 2]。
- 大阪市高速電気軌道 - 2023年11月7日の1日乗降人員は17,016人(乗車人員:8,715人、降車人員:8,301人)である[メトロ 1]。
各年度の1日乗車・乗降人員数は下表のとおり。
- 阪神のデータは1日平均乗降・乗車人員である。
- 大阪市高速電気軌道のデータは交通調査に基づく特定の1日の乗降・乗車人員である。
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駅周辺
バス路線
最寄停留所は地下鉄桜川および幸町一丁目となる。大阪シティバスが運行し、両方または片方のみに停車する。
- 両方に停車
- 地下鉄桜川のみ停車
- 幸町一丁目のみ停車
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その他
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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