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本郷三丁目駅
東京都文京区にある東京地下鉄・東京都交通局の駅 ウィキペディアから
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本郷三丁目駅(ほんごうさんちょうめえき)は、東京都文京区本郷二丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。
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概要
東京メトロの丸ノ内線、都営地下鉄の大江戸線が乗り入れている。どちらも駅番号が制定されており、丸ノ内線がM 21、大江戸線がE 08である。
両社局の駅は地下通路で接続されていないため、乗り換えの際は地上に出る必要がある。これは連絡通路を建設すると民地に掛かりコスト高となることや、地上連絡でも距離がさほど離れていないことが理由だが[3]、2011年には両線を接続する通路の設置が検討されている[4]。隣の春日駅・後楽園駅の場合は駅の外に出ることなく乗り換えが可能である(ただし、同駅は両線間の高低差が大きく、距離も長いため、当駅より乗り換えに時間を要することがある)。
歴史
- 1954年(昭和29年)1月20日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)丸ノ内線の駅が本郷三丁目(当時)に開業。初代駅舎は鉄筋コンクリート造平屋建て[5]。ホームは4両編成に対応した80 mの長さであった[6][7]。
- 1960年(昭和35年)
- 2000年(平成12年)12月12日:都営地下鉄大江戸線の駅が開業[9]。
- 2002年(平成14年)11月22日:丸ノ内線入口の改良工事が終了(駅舎改築)[10][11]。
- 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、丸ノ内線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[12]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[13]。
駅構造
東京メトロ
相対式ホーム2面2線を有する地下駅。鉄骨造2階建ての駅舎で改札口は地上にある[5]。改札口は1か所で、改札階と各ホームの中央付近とを連絡するエスカレーター、階段、エレベーターがそれぞれ設置されている。ホームまではさほど深くない。2006年にホームドアが設置された。
開業当初のプラットホームは、4両編成に対応した80 mの長さであったが、将来の6両編成化を想定して2両分40 mの延伸スペース(池袋寄りにトンネルの拡張スペース)が確保されていた[6]。1960年(昭和35年)に6両編成対応に延伸した[7]。
駅施設の狭隘化と老朽化が目立ってきたことやバリアフリー対応が求められたことから、2000年11月から2002年11月にかけて駅舎の建て替えやバリアフリー化を兼ねた大規模リフレッシュ工事が行われた[5][10]。本郷通りや春日通りから奥まったところに駅舎があるため、周辺地域との融和や視認性の向上にデザインの主眼を置いて建て替えが行われた[5]。
のりば
(出典:東京メトロ:構内図)
- 丸ノ内線改札口(2018年3月)
- 丸ノ内線の1番線ホーム(2008年12月)
発車メロディ
都営地下鉄
島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は春日寄りに1か所があるのみだが、ホームと連絡するエスカレーター・階段は2か所設置されている。ホームと連絡するエレベーターは中間部に設置されている。
駅舎と改札口は地下にあるが、地上への出口は数か所もあり複雑な上、地上までの距離もある。
かつて[いつ?]は、5番出口への通路の途中にお忘れ物センターが設置されていたが、春日駅前の交通局春日庁舎1階に移転した。
のりば
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
- 大江戸線本郷三丁目駅3番出入口(2018年3月)
- 大江戸線ホーム(2019年3月)
利用状況
要約
視点
- 東京メトロ - 2023年度の1日平均乗降人員は49,496人である[メトロ 1]。
- 東京メトロ全130駅中73位。丸ノ内線内で接続路線のある駅では最少の値。単独駅の西新宿や茗荷谷よりも少ない。
- 都営地下鉄 - 2023年度の1日平均乗降人員は20,607人(乗車人員:10,161人、降車人員:10,446人)である[都交 1]。
- 開業当初の乗車人員の見込みは、13,000人であった[17]。
年度別1日平均乗降人員
各年度の1日平均乗降人員は下表の通りである。
年度別1日平均乗車人員(1956年 - 2000年)
各年度の1日平均乗車人員数は下表の通りである。
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
- 備考
- 2000年12月12日開業。開業日から翌年3月31日までの計110日間を集計したデータ。
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駅周辺

本郷通りと春日通りの2つの幹線道路の交点となる本郷三丁目交差点を中心に、丸ノ内線と大江戸線の駅がある。付近はビジネス街であり、また大学・専門学校や小・中学校が多く立地する。さらに周辺には古くからの商店や旅館も点在する。
なお、東京大学の赤門へは南北線の東大前駅より当駅の方が至近である。
北方面
東方面
- 本富士警察署
- 本郷消防署
- 文京区湯島地域活動センター
- 麟祥院
- 湯島天満宮
- 関電工湯島ビル
- 東京ビューティーアート専門学校
- 日本基督教団 本郷中央教会
- 春日通り(東京都道453号本郷亀戸線)
南方面
西方面
- 文京区立真砂中央図書館
- 文京区立本郷小学校
- 文京区立本郷台中学校
- 東洋学園大学 本郷キャンパス
- 文京ふるさと歴史館
- 東京都水道歴史館
- 本郷四郵便局
- 本郷一郵便局
- ホテル機山館
- フクダ電子本社ビル(本店は駅東方面)
- 春日通り(国道254号)
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バス路線
都営バスの本郷三丁目駅前停留所が設置されている。都02系統・茶51系統は巣鴨営業所、上69系統は小滝橋営業所、東43系統は北営業所がそれぞれ管轄している。
駅名の由来
丸ノ内線の駅開業時の町名(本郷三丁目)に由来する。ただし、ホームの東端のごく一部が弓町二丁目に、西端のごく一部が本郷二丁目にかかっていた。1965年にこの地区で住居表示が実施されたことにより駅の所在地とその周辺は本郷二丁目となった。駅の位置が変わった訳ではなく、町域変更により旧本郷三丁目の一部が本郷二丁目になったことによる。
隣の駅
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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