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この項目では、俳優の時代吉二郎(旧芸名:浜伸二、浜伸詞)について説明しています。ホラー漫画家の浜慎二については「浜慎二」を、歌手の浜真二については「浜圭介」をご覧ください。 |
時代 吉二郎(じだい きちじろう、1942年6月9日 - 2023年2月20日[1])は、日本の俳優。旧芸名は浜 伸二、浜 伸詞(はま しんじ)。大阪府出身。
概要 じだい きちじろう 時代 吉二郎, 本名 ...
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浪曲漫才コンビ暁伸・ミスハワイに18歳で弟子入り。京唄子と鳳啓助の「唄啓劇団」で活動しながら、東映京都制作の時代劇で俳優デビュー。強面の風貌と大柄な体格で数多くのテレビ時代劇や舞台で悪役として活躍[2]。杉良太郎の舞台公演では長年に渡って副座長を務め、時代劇の舞台公演を中心に活動。
1960年代から1980年代の芸名は「浜 伸二」。1990年に「浜 伸詞」と改名。杉良太郎の勧めにより、1994年頃から時代吉二郎を名乗る。
2023年2月20日、心不全のため大阪府堺市の病院で死去[1]。80歳没。
趣味は野球とボクシング、特技は殺陣[3]。
なお、吉本新喜劇の島木譲二(本名が浜伸二)とは別人である。
映画
- 桜の代紋(1973年、東宝 / 勝プロ) - 西神組組員 ※浜伸二 名義
主な舞台
- 近藤真彦デビュー10周年特別企画「若親分」(1990年)
- 坂本龍馬(1992年、新歌舞伎座) - 吉井友実
- 幡随院長兵衛(1993年、新歌舞伎座) - 幡随院長兵衛の子分・放駒四郎兵衛
- 杉良太郎特別公演「遠山の金さん 江戸の一番星」「中乗り新三」(1997年、明治座)
- 杉良太郎明治座出演二十五周年記念公演「旅鴉半次郎 ふりむけば夕陽」(1998年、明治座)
- 杉良太郎特別公演「遠山の金さん 江戸のわらじ唄」(2001年)
- 早乙女太一・大阪新歌舞伎座最年少座長公演「千年の祈り」「相馬の千太郎」(2008年、新歌舞伎座)
- 細川たかし・長山洋子特別公演「ゆうれい貸します うらめし屋繁昌記」(2009年、明治座) - 唐紅屋の主人
- 劇団朱雀 早乙女太一 新歌舞伎座さよなら公演「雪の渡り鳥」(2009年、新歌舞伎座)
- 天童よしみ特別公演「天童よしみの紅頭巾 弁天小僧」(2009年、御園座) - 岡っ引き・鬼瓦の甘太
- 杉良太郎プロデュース なんば新歌舞伎座最終公演「新版 拝領妻始末」(2009年、新歌舞伎座) - 側用人・高橋
- 名取裕子主演「梅咲きぬ」(2010年、御園座) - 閻魔の鬼吉
- GACKT公演「眠狂四郎 無頼控」(2010年 - 2011年、日生劇場・新歌舞伎座・中日劇場・東京国際フォーラム他) - 備前屋の大番頭・利助
- 劇団朱雀特別公演 早乙女太一「極付」第1部『夕笛 -Yubue-』(2010年、東京国際フォーラム他) - 家老
- 劇団朱雀公演 早乙女太一「新説・天一坊騒動」(2011年、明治座)
- 天童よしみ特別公演「夫婦善哉外伝 雨やどり恋歌」(2011年、御園座・博多座) - 居酒屋「浜中」の主人
- GACKT公演「MOON SAGA 義経秘伝」(2012年、赤坂ACTシアター・御園座・福岡市民会館・梅田芸術劇場・東京国際フォーラム)
- 新宿昭和ラストナイト(2013年、紀伊國屋ホール)
- 藤あや子特別公演「滝の白糸 波乱に満ちたヒロイン白糸のはかなくも哀しい愛の物語」(2013年、中日劇場)
- 花や蝶や(2014年、東京芸術劇場シアターイースト)
- 坂本冬美特別公演「新版 女の花道」(2014年、新歌舞伎座)
ほか多数