映画ドラえもん のび太の絵世界物語
2025年日本のアニメ映画 ウィキペディアから
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(えいがドラえもん のびたのえせかいものがたり)は、2025年3月7日に公開の日本のSFアニメーション映画。藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした、「映画ドラえもん」シリーズ通算第44作目(アニメ第2作2期シリーズ第19作目)である。監督は寺本幸代、脚本は伊藤公志が務める[1][2]。「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品。
キャッチコピーは「みんなの色で、世界はあざやかになる」。
あらすじ
13世紀、湖の中央にある小島の石造りの城で、お姫様クレアはマイロの描く絵のモデルとなり、絵を描いていた。ある日、クレアが退屈して怒り出し、城下町のはずれにある迷いの森に入ると、突然ブラックホールのような時空間に吸い込まれてしまう。
現代、のび太たちは「はいりこみライト」というひみつ道具で絵の世界に入り、絵を参考にしようとしていた。のび太が課題の絵を描くのを諦め、消しゴムを天井に投げたところ、天井に穴が開き、消しゴムが消え、代わりに絵が降ってきた。その絵にはホログラムのように色が変化するコウモリが描かれており、不思議に思ったのび太たちは絵の中の女の子に会うため、はいりこみライトで絵の世界に入る。
しかし、絵の中の女の子、クレアがたまたまはいりこみライトの出口に入り、現代に出てきてしまう。現代で、クレアは土足で部屋に入ってしまい、のび太のママに見つかって追いかけられる。ちょうどその時、のび太のパパが見ていたニュースで、湖の絵画が取り上げられており、その青色が現代では再現できない特別な色だということが報じられる。その色を出せる石が見つかれば、ダイヤモンド以上の価値があるとされていた。
のび太のママから逃げ、外に出たクレアは現代の世界に驚きながら歩き、蝶を見つけて追いかけ始める。工事現場に迷い込んだクレアを、しずかが助け、その場にいたジャイアンとスネ夫と一緒にスネ夫の家へ向かう。途中でドラえもんたちと出会い、みんなで一緒にスネ夫の家に入る。
登場人物
レギュラーキャラクター
→「ドラえもんの登場人物一覧」も参照
ゲストキャラクター
- クレア
- 声 - 和多田美咲
- 本作のキーパーソン。謎の国アートリアから来た少女[1][2][3]。
- マイロ
- 声 - 種﨑敦美
- アートリア公国に住む少年で、アートリア城の宮廷画家の息子[1][2][3]。クレアの幼なじみ[3]。
- チャイ
- 声 - 久野美咲
- 羽の生えた小さな悪魔[1][2][3]。
- パル
- 声 - 鈴鹿央士[4]
- アートリア公国の美術商人[4][3]。その正体は・・・・・・?
- アートリア王妃
- 声 - 藤本美貴[5]
- アートリア公国の王妃。4年前に行方不明になった娘を探し続けている。
- アートリア王
- 声 - 伊達みきお[6]
- アートリア公国の王。
- 評論家
- 声 - 富澤たけし[6]
- ニュース番組『ワイドF』に出演する美術評論家。移転作業中の美術館で発見された、謎の絵画について解説する。
- イゼール
- 声 - 石井康嗣
- アートリアに伝わる伝説の悪魔。はいりこみライトによって現実に姿を現してしまう。
- ソドロ
- 声 - 山路和弘
- アートリア王に仕える道化師。だが、その正体は・・・・・・?
- ミノタウロス
- 声 - 拝真之介
- 物語の冒頭、ドラえもんとのび太がはいりこみライトで入った絵画の中で、二人を追い回す。
- 店の女性
- 声 - 久保田ひかり、松井暁波
- 門番
- 声 - 井口祐一
- 現場監督
- 声 - 田島章寛
- 猫
- 声 - 木村珠莉
- 司会者
- 声 - 天月
- ニュース番組『ワイドF』の司会者。
設定
- アートリア公国
- 本作の舞台。13世紀の中世ヨーロッパ(中世盛期)南東部にある公国。
- アートリアブルー
- 見る角度で色彩が変わる不思議な青と、その色を作り出すことが出来る鉱石。鉱石の在処や詳細についてはアートリア代々の宮廷画家にのみ伝えられる秘密だった。評論家によると現代でこの色の再現は不可能であり、その鉱石が発見されればダイヤモンド以上の価値があるという。
- 時空ホール
- 時間の歪みが大きくなった時に現れる裂け目。
- タイムトリッパー
- 時空ホールに巻き込まれた者。時空をさまよい続け、別の時代に流れ着く場合もある。
- 『T・Pぼん』にも同じ呼称が登場しており、時間転移者とも呼ばれる。
- タイムハンター
- タイムマシンを使って過去に遡り、歴史を変えない範囲で泥棒を行う犯罪者。
- タイムパトロール
- タイムトリッパーの救助やタイムハンターの逮捕などを行う未来の組織。隊員はタイムボートと呼ばれるタイムマシンを使用する。
- 本作の小説版では「全時代において、不幸な死を遂げたり、時のはざまに陥った人たちを助ける未来の組織」と説明されており、タイムトリッパーの救出に関しては「歴史を変えないと判断した時に限る」というルールがあるなど、『T・Pぼん』に登場するタイムパトロールの設定に基づいた組織となっている。
スタッフ
原作 | 藤子・F・不二雄 |
---|---|
監督 絵コンテ |
寺本幸代 |
企画・監修 | 藤子プロ |
脚本 | 伊藤公志 |
キャラクターデザイン・総作画監督 | 山下晃 |
サブキャラクターデザイン | 西村理恵 |
プロップデザイン | 鈴木勤 西村理恵、平井あかね |
演出 | 腰繁男、藤倉拓也、小笠原卓也 |
作画監督 | 岸野美智、山川浩臣、三輪修、藤原巧和、西村理恵、中本和樹、岡昭彦、茂木琢次、堤舞、辻繁人、志村隆行、丸山宏一 |
メカニック・エフェクト作画監督 | 鈴木勤 |
エフェクト作画監督補佐 | 遠藤正明 |
動画検査 | 濱田夢子、堀之内梨絵、八木里沙子 |
色彩設計 | 倉内美幸 |
色指定・検査 | 松浦晴花、和田舞奈、あかほりくみこ |
美術監督 | 友澤優帆 |
背景美術 | コミックス・ウェーブ・フィルム |
3DCG | 神林憲和 |
2Dワークス | 江藤昇 |
撮影監督 | 末弘孝史 |
撮影特殊効果 | 大矢創太 |
特殊効果 | 佐藤香織 |
編集 | 小島俊彦 |
編集助手 | 山田健太郎、中山翔太 |
録音監督 | 田中章喜 |
音響効果 | 北田雅也 |
音楽 | 服部隆之 |
制作事務 | 平山友紀 |
設定制作 | 有田崇成 |
制作進行 | 森下尚勇輝、鴫原快飛、濵口あかね |
制作デスク | 吉田拓斗 |
おまけ映像 | 矢嶋哲生、冨樫友紀、安田周平、羽田智織 |
チーフプロデューサー | 吉田健司、中島進 |
プロデューサー | 與儀祥子、佐々木礼子、白倉由紀子、佐藤大真 |
製作 | 「映画ドラえもん」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
おまけ映像
第2期の映画では恒例となっている、エンドロール後のおまけ映像(次作の予告)は、絵の中から出てきたドラえもん→水に沈む→イルカやカクレクマノミなどの海の生き物→サメがドラえもんを襲う→ヒトデと「2026年春公開決定!」の文字。
音楽
要約
視点
オープニングテーマ
絵画作品名 | 作者 | 国別 |
---|---|---|
椿姫 | アルフォンス・ミュシャ | ![]() |
星月夜 | フィンセント・ファン・ゴッホ | ![]() |
叫び | エドヴァルド・ムンク | ![]() |
生命の樹 | グスタフ・クリムト | ![]() |
紅白梅図屏風 | 尾形光琳 | ![]() |
仔犬図 | 円山応挙 | |
雪松図屏風 | ||
金魚づくし・百ものがたり | 歌川国芳 | |
雪中錦鶏図 | 伊藤若冲 | |
大はしあたけの夕立 | 歌川広重 | |
桜花に富士図 | 葛飾北斎 | |
神奈川沖浪裏 | ||
北斎漫画「百面相」 | ||
ポッピンを吹く女 | 喜多川歌麿 | |
見返り美人図 | 菱川師宣 | |
たとゑ尽の内 | 歌川国芳 | |
三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛 | 東洲斎写楽 | |
牛乳を注ぐ女 | ヨハネス・フェルメール | ![]() |
黒き猫 | 菱田春草 | ![]() |
散歩、日傘をさす女性 | クロード・モネ | ![]() |
モナ・リザ | レオナルド・ダ・ヴィンチ | ![]() |
赤、青、黄色のコンポジション | ピート・モンドリアン | ![]() |
千羽鶴 | 加山又造 | ![]() |
ドラえもん | 藤子・F・不二雄 | |
主題歌
挿入歌
- 「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」[8]
- 歌・作詞・作曲 - あいみょん(unBORDE/Warner Music Japan)
- 編曲 - Book Blanket・立崎優介・田中ユウスケ
- 挿入歌の起用は『のび太の宇宙小戦争 2021』(2022年)以来3年ぶりとなり、主題歌と同じ歌手の場合は『のび太の宝島』(2018年)以来7年ぶりとなる。
サウンドトラック
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語 オリジナル・サウンドトラック』を2025年3月5日に発売。全47曲収録[9]。
製作
企画・スタッフィング
監督は『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』(2013年)以来、12年ぶり[1][2]に寺本幸代が登板。本作で寺本は声優交代後のアニメ第2作2期シリーズでは初となる、4作目を手掛ける監督となった。
脚本はテレビアニメ『ドラえもん』の脚本を数多く手掛ける伊藤公志が、映画シリーズ初参加で担当する。
キャラクターデザインはこれまでテレビ・映画シリーズの作画監督・原画等を手掛けてきた山下晃が初登板。『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』(2023年)の小林麻衣子、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(2024年)の河毛雅妃に続き、『パロルのみらい島』(2014年、若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2014」作品としてシンエイ動画が制作)に当時「若手原画」として参加したアニメーターが、3作品連続でキャラクターデザインを務める。
美術監督は『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(2020年)に背景美術として参加していた友澤優帆(コミックス・ウェーブ・フィルム)が初担当する。
シナリオ・セッティング
「絵を題材にした作品」というオファーを受けた寺本(監督)は、伊藤(脚本)らと共にストーリーを形作っていった[10]。その過程でドラえもんのひみつ道具「絵本入りこみぐつ」のように「絵の中の世界でいろいろできたら面白いんじゃないか?」というアイディアが切り口となり、そこにこれまで『映画ドラえもん』であまり舞台になっていない中世ヨーロッパの雰囲気がミックスされていった。 しかし中世ヨーロッパを題材にした作品は少なく資料にも限りがあったため、『映画ドラえもん』の制作では異例となる海外ロケハン[10]を行い、イタリアの各地を取材。本作の舞台「アートリア公国」のモデルとなった[11]。
また、寺本によると東京藝術大学の先生に取材し、アートの知識などもできるだけ入れ込んだ[10]としており、「絵を題材にしている作品なので、絵の具を作ったり、絵に関する描写がいろいろありますが、そういうところには結構こだわって細かく作りました」[12]と語っている。
発表
年 | 日付 | 出来事 |
---|---|---|
2024年 | 9月27日 | 本作のタイトル・公開日[1][2]を発表し、同時に特報[13]・ホームページが公開。 |
YouTubeチャンネルで配信された『生配信だよ!ドラえもん:ドラえもん大好き豪華メンバー大集結SP』の番組後半に関智一が、2026年公開予定の『映画ドラえもん』が製作されていることを明らかにした。 | ||
11月5日 | ゲスト声優で鈴鹿央士が出演する事が発表された[4]。 | |
12月8日 | 広島で開催されたアリーナツアー「AIMYON TOUR 2024-25“ドルフィン・アパート”」公演で主題歌があいみょんの『スケッチ』であることが発表された[7]。 | |
本ポスタービジュアルと90秒の予告[14]と30秒の特報2[15]が公開。 | ||
2025年 | 1月15日 | ゲスト声優として藤本美貴の出演、あいみょんが挿入歌『君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!』を描き下ろしたことが発表された[5][8]。 |
1月25日 | お笑いコンビ・サンドウィッチマンがゲスト声優として出演することが発表された[6]。 | |
1月29日 | 東京都のTODAホールで完成報告会を開催。登壇者は水田わさび、かかずゆみ、木村昴、関智一、鈴鹿央士、藤本美貴、寺本幸代(監督)[12]。 | |
2月4日 | 挿入歌『君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!』を使用した予告2を公開[16][17]。 | |
2月16日 | 東京都のイイノホールで完成披露試写会を開催。登壇者は鈴鹿央士、藤本美貴、サンドウィッチマン、寺本幸代(監督)[18][19][20]。 | |
2月20日 | maoとその所属プロダクションであるPeak A Soul+が、本作のオープニングテーマとして『夢をかなえてドラえもん』が起用されることを発表[21][22]。 | |
2月21日 | 15秒映像スケール篇が公開[23]。 | |
2月22日 | 15秒映像サンドウィッチマン篇が公開[24]。 | |
2月23日[注釈 1] | イタリア・ローマの映画館「The Space Cinema Moderno」でワールドプレミアが開催。登壇者は水田わさびとあいみょん[25][26]。 | |
2月26日 | 公開初日から全国10劇場でドルビーアトモス版の上映が決定[27]。 | |
『「映画ドラえもん」シリーズ45周年 スペシャルムービー』が公開[28]。 | ||
3月4日 | 映画に登場するひみつ道具を紹介した動画『【ひみつ道具】『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』』が公開[29]。 | |
3月6日 | スペシャルPV~あいみょん主題歌ver.~が公開[30]。なお、同日は主題歌・挿入歌を担当するあいみょんの30歳の誕生日[31]。 | |
3月8日 | 15秒映像イベント篇が公開[32]。 | |
3月10日 | 挿入歌「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」が流れる本編映像を一部解禁[33]。なお、天月がゲスト声優として出演することが発表された[34]。 | |
3月20日 | 「映画ドラえもん」シリーズの45周年を記念して、『のび太の地球交響楽』までの43作品のエンディング総集編が公開[35]。 | |
3月22日 | 2分30秒ダイジェストPVが公開[36]。 | |
3月25日 | 30秒映像大ピンチ篇[37]と15秒映像大ピンチ篇[38]が公開。 | |
3月29日 | 映画公開22日間で観客動員数が220万人、興行収入が26億5000万円を突破したことが発表[39]。同日、60秒ダイジェストPVが公開[40]。 | |
興行成績
→「興行収入上位の日本のアニメ映画一覧」も参照
2025年3月7日に公開され、7日~9日の金土日3日間で興収7億0300万0000円、動員57万1000人となり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位を獲得[41]。
2025年4月11日〜13日の金土日3日間で興行収入40億円を達成し、映画ドラえもんシリーズでは7作品目となる興収40億円を達成した。[42][43]
動員数 (万人) |
興行収入 (億円) |
出典・備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
週末 | 累計 | 週末 | 累計 | |||
1週目の週末 (2025年3月7日・8日・9日) |
1位 | 57.1 | 57.1 | 7.0 | 7.0 | [41][44] |
2週目の週末 (3月14日・15日・16日) |
46.7 | 114.4 | 5.8 | 14.1 | [45][46] | |
3週目の週末 (3月21日・22日・23日) |
28.2 | 177.1 | 3.5 | 21.6 | [47][48] | |
4週目の週末 (3月28日・29日・30日) |
35.8 | 247.7 | 4.3 | 29.9 | [49][50] | |
5週目の週末 (4月4日・5日・6日) |
26.3 | 317.2 | 3.2 | 37.9 | [51][52] | |
6週目の週末 (4月11日・12日・13日) |
14.2 | 340.3 | 1.8 | 40.8 | [53][54] | |
7週目の週末 (4月18日・19日・20日) |
2位 | 7.4 | 349.4 | 0.9 | 41.9 | [55][56] |
8週目の週末 (4月25日・26日・27日) |
6位 | 355.0 | 0.6 | 42.6 | ||
9週目の週末 (5月2日・3日・4日) |
0.56 | 43.8 | ||||
10週目の週末 (5月9日・10日・11日) |
ノベライズ
- 小説 映画ドラえもん のび太の絵世界物語(ISBN 9784092315044)[57]
- 小学館ジュニア文庫、2025年2月7日発売(新書判)
- 原作 - 藤子・F・不二雄 / 著・脚本 - 伊藤公志 / 監督 - 寺本幸代
- 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(2019年)の辻村深月、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(2024年)の内海照子と同様、映画の脚本家が自ら小説版を執筆した。
- コロコロよみもノベル 映画ドラえもん のび太の絵世界物語(ISBN 9784092898103)[58]
- 小学館、2025年3月5日発売(A5判)
- 原作 - 藤子・F・不二雄 / 文 - 伊藤公志 / 絵 - 坪井裕美
- 『コロコロよみもノベル』の創刊第1弾として発売。挿絵は『おはなしドラえもんえほん』シリーズを手掛けてきた坪井裕美。『月刊コロコロコミック』2025年3月号に別冊ふろくとして序盤の44ページが掲載された。
プロモーション
入場者プレゼント
- 小冊子「映画ドラえもん のび太の絵世界物語『いろいろ!まんがBOOK』」を配布。
前売り特典
- 2024年12月13日に発売を開始した映画前売券の特典として10万名にラバーキーホルダー「わくわく!お絵かきドラ」を配布。
テレビシリーズ
- エンディング
- 2025年1月4日放送回からは、エンディングテーマが映画主題歌『スケッチ』に変更され、予告編映像を使用したものとなった。
- ドラガオじゃんけん
- 2025年1月4日放送回から、映画の衣装を着たドラえもんがじゃんけんを担当。2025年3月1日放送回は鈴鹿央士が出演し、じゃんけんを行った。
関連イベント
- シリーズ45周年記念!映画ドラえもんまつり
- 映画シリーズ45周年を記念して、歴代作品を劇場で楽しめるスペシャル企画。これまでに公開された全43作品のうち、投票で選ばれた6作品[注釈 2]が2025年1月17日から2月6日にかけて、全国93館の劇場で期間限定上映される。2024年9月27日から10月31日まで投票を受け付けた[2][60]。
- 投票の結果選ばれた6作品は[61][62][注釈 3]:
- 2025年1月17日から1月23日の上映:
- 2025年1月24日から1月30日の上映:
- 2025年1月31日から2月6日の上映:
- この中で『のび太と雲の王国』、『のび太と銀河超特急』、『のび太のワンニャン時空伝』はデジタルリマスター版として初上映となる[62]。
- あったらいいな!絵にまつわるひみつ道具絵のコンクール
- 映画シリーズ45周年を記念して、絵にまつわるひみつ道具を募集したイラストコンテスト。最優秀賞は応募先共通で映画のエンドロールに名前が登場され、映画パンフレットに応募作品と名前が掲載されるほか、映画パンフレットと『大長編ドラえもん』のセットが、優秀賞は応募先によって別々の商品がプレゼントされる[63]。
- 「ドラえもん、のび太たちが大活躍する物語」を自由に書こう!物語のコンクール
- 映画シリーズ45周年を記念して、物語を募集したコンテスト。最優秀賞と優秀賞は共通で映画公式サイトとパンフレットに応募作品と名前が掲載されるほか、映画パンフレットと『100年大長編ドラえもん』全17巻セットが、最優秀賞は映画のエンドロールに名前が掲載される[64]。
- 物語を募集したコンテストは『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の映画化記念として『月刊コロコロコミック』で行われたコンテスト企画『チャレンジ・ザ・ドラえもん』以来であり、募集形式も「400字詰め原稿用紙5枚」と同様になっている。
- ドラえもん 4-D アート・アドベンチャー ~のび太の絵世界物語~
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで2025年2月14日から8月17日の期間限定で同作品公開記念の4Dアトラクション。4Dアトラクションオリジナルのひみつ道具が登場。3D映像×振動など特殊効果の融合により、超リアルに再現された[65]。
- 映画ドラえもんシリーズとユニバーサル・スタジオ・ジャパンがコラボするのは、『のび太の新恐竜』、『STAND BY ME ドラえもん 2』、『のび太と空の理想郷』に続く4回目となる。
- ドラえもん映画祭2025
- 映画シリーズ45周年を記念して、2025年2月1日から3月6日までの期間中、「ドラえもん映画祭2025」が東京・神保町シアターで開催。『のび太の恐竜』(1980年)から『のび太の地球交響楽』(2024年)までの43作品と、当時同時上映された併映作の13作品[注釈 4]を上映する[66]。
特別番組
- 『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公開直前! サンドウィッチマンとみんな大好き『映画ドラえもん』スペシャル
- 2025年3月2日、テレビ朝日系列(一部地域を除く)朝10時 - 11時の枠で放送。
プレゼンター | サンドウィッチマン、ドラえもん(声の出演 - 水田わさび) |
---|---|
スタジオゲスト | 鈴鹿央士、関智一、岩井勇気(ハライチ)、大家志津香 |
VTR出演 | あいみょん |
ナレーション | 萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー) |
撮影 | 鈴木克典、髙橋大介 |
VE | 石塚英雄 |
音声 | 伊藤康明 |
イタリアロケ撮影 | 官梅洋子 |
イタリアロケVE | 上村理沙 |
コーディネーター | Francesca Massa、振古ひとみ、清水リカ(TEA TIME FILM) |
現地プロデューサー | Marcantonio Borghese(TEA TIME FILM)、Erica Marchetti(TEA TIME FILM) |
編集 | 齋藤啓太、佐々木有紀 |
音効 | 古屋陸 |
MA | 堀博勝 |
編成 | 津戸悠希 |
宣伝 | 川越悠平、呉心怡 |
協力 | 「映画ドラえもん」製作委員会、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム |
AD | 田口夏帆、川村倫加 |
AP | 柴田凜、町田晶子 |
ディレクター | 中島大輔、横尾隼 |
プロデューサー | 川崎栞、黒河内高明(テレビ朝日映像) |
チーフプロデューサー | 白倉由紀子 |
制作協力 | テレビ朝日映像 |
制作著作 | テレビ朝日 |
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.