奥山 かずさ(おくやま かずさ、1994年3月10日[1][2][3] - )は、日本のグラビアモデル、モデル[3]、女優。青森県三沢市出身[1][3]。宮城教育大学卒業[4]。
概要 おくやま かずさ 奥山 かずさ, 生年月日 ...
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甲子園球児だった父親から影響を受けた兄に続き、小学4年で野球を始め[5]、地元の野球チームで男子に交じって活動[6][7]。中学・高校時代はソフトボール部に所属して[1][3][8]、ピッチャーを務め、100kmを上回る速球を投げていた[9]。
宮城教育大学[10]初等教育教員学科[11]への進学に伴い、宮城県仙台市に転居[1][3]。同市では兄と同居していた[2]。大学時代にはチアリーディング部に所属[12][13]。同大学の教職大学院に進み、小学校の教員免許を取得した[14][15]。母親も教員を勤めている[16]。
同市でスカウトされたことをきっかけとして、モデル活動を開始[3](同市にある芸能事務所「MOC Model Agency」に所属)[17]。芸能活動は20歳(大学3年時)からであるが、半年で仙台コレクション(女性向け)の舞台を踏み、その一方で週刊ヤングジャンプ「ギャルコン2014」[18](男性向け)にエントリーして最終選考の8人のうちの1人となり[19][20]、準グランプリを受賞[7]。しかし、当時は上京して芸能活動を始める方法が分からなかったことから[3]、2015年から翌年にかけてスポーツランドSUGO(宮城県村田町)所属のレースクイーン(宮城県外でのイベント出演等はある)を務めたり[21][22]、仙台でモデル活動をしていた[23]。
2016年に、オスカープロモーション主催の「第1回ミス・美しい20代コンテスト」にて準グランプリを受賞[24]したのを機に、東京進出の足掛かりを得た[1](当時22歳)。野球・ソフトボール経験者として、2017年1月放送のTBS系列『発見! ○○な人』の「神スイングで話題の稲村亜美より特大ホームランを打つ美女がいる?」に出演[25][26][27]。
2018年放送開始の「スーパー戦隊シリーズ」『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』にて、明神つかさ / パトレン3号役で出演。同作が女優としてのデビュー作となり、同時に拠点を東京に移した[28]。
同年『週刊ヤングマガジン』[29]と『週刊プレイボーイ』[30]で初グラビアを披露[16]。
2023年2月14日、会社員と結婚したことを所属事務所の公式サイトにて発表[31][32]。同年3月に結婚相手がテレビ朝日アナウンサーの武隈光希であることを複数の報道機関が報じ[33][34][35]、第1子妊娠を公表[36][37]。9月4日には、8月の第1子出産が報告された[38][39][40]。
- 「ミス・美しい20代コンテスト」の水着審査に向けて、8kgのダイエットを行った上で臨んだ[1][7]。なお、これで落選した場合は公務員として就職するつもりだったと語っている[6][7]。
- 準グランプリに輝いた「ギャルコン2014」と、その2年後の「ミス・美しい20代コンテスト」は、いずれも当時在籍していた事務所が所属タレント全員分の応募用紙を送ったもので、自分が最終審査まで残ったのは謎だったとも述懐している[16]。
- 憧れの女優は映画『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ[3]。
- 大のプロ野球ファンで、年間で20試合ほど観戦している[54]。両親は巨人ファンだが、本人は千葉ロッテマリーンズの大ファンであると公言している[55]。地元の青森で行われた楽天と西武の試合では、野球を教えてくれた父親も観戦する中で、初となるプロ野球の始球式に臨んでいる[9][52]。
- 父親が警視庁勤務の元警察官であり[56]、自身の子供のころの夢も警察官で[49]、大学に進学する前は警察学校も視野に入れていたが[56]、成人してからの夢は女優だった[49]。ただし、大学時代に親に「この世界で成功すると思ってるの?」と問い詰められたこともあり、大学院カリキュラム過程で小学校の教員免許を得ている[57][14]。
- 自身と同様に「第1回ミス20代美しいコンテスト」にエントリーした西本有希や宮本茉由と、特に仲が良いと公表している[1]。
- 『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』に出演し始めてからは、休日は一日家にいることが多くなったということで、集中できる趣味を持とうとジグソーパズル、パンの生地捏ね、色塗りアプリを使っての塗り絵を始めた[6][7]。
『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』に関するエピソード
- 仙台で同居していた兄が特撮に造詣が深く、オーディションでは二人三脚で乗り越えた[2]。また兄と観ていた中でよく覚えているのは『未来戦隊タイムレンジャー』だという[58]。
- 『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』において自身が演じた明神つかさは自身の子供のころの夢だった警察官であり、オーディション段階から警察役のセリフを読むことが多く、自身も年齢からも警察官に選ばれるだろうと予想していたが、ピンクだったのは意外だったという[59]。つかさの祖父が警察官という設定は、奥山自身の境遇を基にしている[59]。父親はあまり口を出さなかったが、唯一のアドバイスは第8話の張り込みシーンでのアンパンと牛乳を観て、魚肉ソーセージなどの音が出ない物の方が良いという意見であった[59]。
- つかさのキャラクター像は奥山本人とは正反対であるといい、奥山は役と異なり食べるのが好きで可愛いものには興味がないという[59]。また、奥山は当初ショートカットだったことから、序盤はウィッグを着用していた[59]。
- 自身では運動ができる方だと思い込んでいたものの、第4話ではアクションをこなせずほとんどをスーツアクターの五味涼子が吹き替えることとなった[59]。これを悔しいと感じた奥山は、アクション監督の福沢博文やスーツアクター勢の指導を受け、第41話での素面アクションへ結実させるに至った[59]。また、同話での岩を投げるシーンは、奥山がソフトボール経験者であることから取り入れられたものである[59]。福沢は、番組終了後のインタビューで自身が見てきた女性キャストの中で一番動けると評している[60]。
ショー
- Sendai Collection2014
- 百日草花粧会新種帯結び発表会
PV
- Hidekazu Wakabayashi + JyuneticA - Not Just Me
- Noiserv - I'm Just Another One Trying to Understand Everything
- ※ 上記2曲のメドレーのPVが、ポルトガル国営放送のラジオ局「Antena 3」のYouTubeチャンネルに投稿されている[110]。
デジタル写真集
- 週プレ グラジャパ!(集英社)
- 週プレ プラス!No.230「戦隊ヒロインのリアル」(2019年5月、撮影:竹内裕二)[118][119][120][121]
- 週プレ PHOTO BOOK[122]
- マイナス8度の吐息。(2019年4月5日、撮影:岡本武志)[123]
- 葛藤。(2020年1月27日、撮影:中村昇) - 同日発売『週刊プレイボーイ6号』と[124]、4月27日発売の同誌『19・20合併号』アザーカット[125]
- 癒やし系ボディに仕上げました。(2020年11月30日、撮影: 田口まき) - 同日発売『週刊プレイボーイ50号』アザーカット[114]
- 平成最後のニューヒロイン!奥山かずさの魅力に迫る。(2021年6月18日、撮影:岡本武志) - 2018年の『週プレ』奥山かずさグラビアまとめ[126]
- WPB 奥山かずさデジタル写真集~特装合本版~(2021年7月12日、撮影: 岡本武志、 中村昇、田口まき) - 「週プレ グラジャパ!」発売のデジタル写真集4冊を一冊にまとめた『特装合本版』[127]
- PASSION(2021年10月18日、撮影:Tim Gallo) - 同日発売『週刊プレイボーイ44号』アザーカット[128]
- I LOVE SHORT CUT(2022年3月14日、撮影: 笠井爾示) - 同日発売『週刊プレイボーイ13号』アザーカット[129][130]
- 小学館
- 講談社
- 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー公式完全読本 LUPINRANGER VS PATRANGER VS ULTIMATE COLLECTION』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK 937〉、2019年6月24日。ISBN 978-4-7986-1953-8。
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