Loading AI tools
ウィキペディアから
大阪 - 高松線(おおさか - たかまつせん)は、大阪市と香川県高松市を結ぶ昼行高速バスである。
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2014年5月) |
全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。
便名コードは、JRバス便が380xx、阪急・四国高速便が385xx。
阪急観光バスではさぬきエクスプレス号(さぬきエクスプレスごう)、四国高速バスではさぬきエクスプレス大阪(さぬきエクスプレスおおさか)、西日本ジェイアールバスとジェイアール四国バス(JRバス)では高松エクスプレス大阪号(たかまつエクスプレスおおさかごう)とそれぞれ愛称がある。
本路線とほとんど重複する大阪なんば - 高松間に、「高松エクスプレス」と書かれている緑色のバスが走っているが、こちらは別会社かつたかなんフットバスという路線名の競合路線で回数券・割引券等は共通利用できない。詳しくは当該ページを参照。
さぬきエクスプレス(大阪)号は1996年に阪急バスと四国高速バスの共同運行で阪急梅田駅(当時)阪急三番街バスターミナルとJR高松駅[1]を1日4往復で結ぶ便として新設し、瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)を経由していたが[2]、2001年に高松自動車道の高松中央IC - さぬき三木ICと津田東IC - 板野ICが開業し、先行開業していた高松東道路と繋がってからは神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋)経由に変更した[3]。この時に1日14往復体制(各社7往復ずつ、そのうち8往復はJR丸亀駅発着)へ大幅に増便し、急行便4往復(新大阪駅・千里ニュータウン・宝塚ICバスストップ・西宮名塩バスストップ・西宮北ICバスストップに停車する便)と特急便10往復(同地区を通過する便)に分けられた。またスーパーハイデッカー3列シート車からハイデッカー4列シート車に置き換えられ、設備面ではグレードダウンした。
高松エクスプレス大阪号は2001年に西日本ジェイアールバスと四国旅客鉄道(JR四国)[4]がJR大阪駅(桜橋口バスターミナル)とJR高松駅を結ぶ便として1日12往復体制(各社6往復ずつ、そのうち四国旅客鉄道が担当する4往復はユニバーサル・スタジオ・ジャパン発着)で新設された。2002年の共同運行開始まではさぬきエクスプレス(大阪)号と高松エクスプレス大阪号は競合関係にあった。
2002年に高松自動車道が神戸淡路鳴門自動車道と直結してから、大阪市内から高松市内まで全て高速道路を経由するルートに変更され、所要時間が大幅に短縮した。同時に規制緩和によって高松エクスプレス(株)と南海バスがなんば - 高松間3,600円の運賃とポイントカードサービス[5]を売りにした「たかなんフットバス」で参入(2017年に南海バスは同路線から撤退)し、実質的なトリプルトラック状態を避けるために阪急バス・四国高速バスと西日本ジェイアールバス・四国旅客鉄道は共同運行を開始し、回数券の共通利用ができるようになった。一部便でJR難波駅(OCAT)への立ち寄りを開始し、フットバスと同じ3,600円の価格設定を行った[6]。OCAT立ち寄りにより、原則として阪神高速道路湾岸線経由となり、中国道経由と比べると大幅な時間短縮となった。さぬきエクスプレス(大阪)号の特急便と急行便の区別も廃止された。2003年には本グループもポイントカードサービスを3年間行った[7]。また同時に大阪梅田直行便と千里中央経由便はすべて廃止され、全便がOCAT経由となった。
2009年4月1日、観音寺エクスプレス大阪号の開業と共に、本路線の丸亀発着便と高松発着便の系統がほとんど分離された。そのうちジェイアール四国バス担当の1往復が大阪 - 高松 - 観音寺間を運行することとなったが、同年10月1日の改正により、丸亀・観音寺発着便はすべて高松を経由しない直行便に改められ、全便が高松起終点となった。2011年からはユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの乗り入れは神戸 - 高松系統の高松エクスプレス神戸号、さぬきエクスプレス神戸が担うことになり、本路線の大阪側は全便で梅田地区(阪急三番街バスターミナルもしくは大阪駅JR高速バスターミナル)が始終点となった。
2019年4月1日改正時点では1日32往復が運行していたが、2020年初頭に日本国内でも猛威を振るった新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で旅行や出張需要が激減する中、本路線も同年4月13日から2ヶ月間は全便が運休した[8]。同年7月3日から(四国高速バスの4往復と阪急バスの4往復は同年6月12日から同年6月13日、JRバス2社は同日から)所定の半分の本数となる1日16往復で暫定的に運行が再開されたものの[9]、2022年2月1日のダイヤ改正で正式に路線開設以来初となる大幅な減便(1日16往復体制)に踏み切った[10]。
2023年4月1日に2往復増便(四国高速バス1往復、ジェイアール四国バス1往復ずつ運用増)した[11] 。
香川県を含めた四国内の4県では高速バス利用者を対象に駐車料金を無料にしたり、大幅に割り引くなど、いわゆるパークアンドライドのシステムを積極的に推進している。
大阪駅JR高速バスターミナル (21) / 阪急三番街高速バスターミナル(20) - 湊町バスターミナル (OCAT・JRなんば駅) (19) - 鳴門西(14) - 高速引田(13) - 高速大内(12) - 高速津田(11) - 高速志度(10) - 高速三木(29) - 高松中央インターバスターミナル(09) - ゆめタウン高松(07) - 栗林公園前(06) - 県庁通り(05) - 高松駅(04)
1日18往復(2023年4月1日現在)
各社とも原則はハイデッカー車(続行便の一部車両はスーパーハイデッカー車)で運行。各社の主な使用車種は以下のとおり。
現在の使用車両
過去の使用車両
2001年の西日本ジェイアールバスと四国旅客鉄道の路線開設時においては、既にダブルトラック路線であったことから、最悪の場合は撤退することも考慮し、完全に新車に揃えずに一部は他路線で使用されていた三菱ふそう・エアロクィーン2代目の初期・中期型、いすゞ・スーパークルーザーなどの古参車も定期運用に入っていた。しかし、路線が軌道に乗った2003年から2005年にかけて西日本ジェイアールバスとジェイアール四国バスでは新車が追加投入され、他路線から転用されていた古参車がほとんど置き換えられた。
四国高速バスなどでも2008年からは、2009年からの大阪府のディーゼル車規制条例の規制をクリアできない、1990年代前半までに製造された古参車が順次置き換えられた。
両グループとも、2012年頃から2001年の路線変更時(阪急バス(当時)・四国高速バス)、路線開設時(西日本ジェイアールバス・ジェイアール四国バス)に導入された車両が車両の老朽化により順次新車に置き換えられた。
ジェイアール四国バスでは2019年度からエアロエース(2019年モデル)の投入によってエアロバス(2代目)の後期型(2005年から2007年に生産されたモデル)が全て置き換えられ、エアロエースの初期型(2007年モデル)も順次置き換えられている。西日本ジェイアールバスでも2005年度から中断していた三菱ふそう製ハイデッカー車の投入が2018年から再開され、本路線には2019年度からエアロエース(2019年モデル)が順次投入されている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.