伊那市駅
長野県伊那市荒井にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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長野県伊那市荒井にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
伊那市駅(いなしえき)は、長野県伊那市荒井にある東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。伊那市の中心駅として機能している。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。駅西側(1番線)に駅舎があり、ホーム間は伊那北駅方に設置されている跨線橋で連絡している。跨線橋が設置されるまでは辰野方に構内踏切があった。1番線のトイレ横に水車があったが現在は撤去されている[1]。また、2番線には待合所が設置されている。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、上片桐駅 - 宮木駅間の各駅を管理している[1]。JR全線きっぷうりば・自動券売機が設置されている。東日本旅客鉄道(JR東日本)長野支社管内の主要駅に自動改札機の設置が始まった2005年(平成17年)3月当初は、ここから発行される切符は磁気券では無かったため、自動改札機を通ることは出来なかった。現在は磁気券が発行され、自動改札機に対応している。
かつて駅構内にはキヨスクと、改札内1番線からも注文が可能な立ち食い蕎麦屋があり、駅弁なども販売していたが、2006年(平成18年)12月に経営する伊那谷駅弁の倒産に伴い閉店、キヨスクも2009年(平成21年)10月に閉店した。
2024年(令和6年)5月8日より、従来のトイレを改築した展望デッキ付きのトイレの供用が始まった。トイレは改札外に設置されているが、駅構内からも利用可能。
(出典:JR東海:駅構内図)
「伊那市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年 | 1,388 |
2006年 | 1,366 |
2007年 | 1,315 |
2008年 | 1,253 |
2009年 | 1,192 |
2010年 | 1,219 |
2011年 | 1,212 |
2012年 | 1,220 |
2013年 | 1,184 |
2014年 | 1,147 |
2015年 | 1,192 |
2016年 | 1,246 |
2017年 | 1,236 |
2018年 | 1,252 |
隣の伊那北駅とは徒歩15分ほどの距離にあり、市街地が連続している。
伊那市の中心駅として、駅前に商店街が整備され、再開発ビルいなっせ[1]の中に八十二銀行伊那市駅前支店、その西北に伊那大芦郵便局等も所在する。
駅前にはと伊那バス市内西循環線の乗り場があり、伊那弥生ヶ丘高校[1]、高遠高校の最寄駅のため学生も多い。南西に徒歩3分の位置に、伊那バス一般路線、新宿方面への中央高速バス、名古屋方面への中央道高速バス、大阪方面への高速バス、高遠町方面行きJRバス関東(高遠線)が発着する伊那バスターミナルがある。
JRバス関東(高遠線)は、2021年(令和3年)3月31日まで、駅前に乗入れていた。
伊那市は上伊那地域中心都市であるため、長野県の行政機関である上伊那地域振興局、伊那建設事務所、伊那保健所等が入居する長野県伊那合同庁舎[1]が西北へ徒歩2分の位置にあり、その先5分程度で長野地方裁判所伊那支部、伊那税務署、伊那区検察庁、さらに駅前には自衛隊長野地方協力本部伊那地域事務所等の国の機関がある。
駅裏には、アルプス中央信用金庫本店、日本政策金融公庫伊那支店、伊那市立伊那図書館があり、さらに東へ向かうと天竜川、国道153号へ繋がる。
詳細は伊那バスターミナルを参照のこと
漫画『究極超人あ〜る』のOVAは飯田線を舞台にしていて、伊那市駅も登場している。2012年からは伊那市役所の有志主催で、登場人物が行っていたように田切駅 - 当駅間を1時間以内に自転車で走破するイベントが行われている[7][8]。
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