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シャフト (アニメ制作会社)
日本の東京都杉並区にあるアニメ制作会社 ウィキペディアから
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株式会社シャフト(英: SHAFT INC.)は、日本のアニメ制作会社。杉並アニメ振興協議会会員。
概要
虫プロダクション出身の若尾博司が、1975年に仕上スタジオの「有限会社シャフト」として創業。設立当初は同年に設立されたスタジオディーンとともに、シンエイ動画及び虫プロの流れを汲む日本サンライズ[注釈 1]制作作品の仕上を請け負っていた。
1980年代前半、グロス請けを開始し、仕上スタジオからアニメーション制作全般を請負う制作会社に転換した。1987年の『夢から、さめない』が初の自社元請制作作品(これ以前に森のトントたち(1984年)を下請けという形で実制作していた)であり、1995年の『十二戦支 爆烈エトレンジャー』が初の自社企画・元請制作によるテレビシリーズである。2000年から2001年にかけて発売された『トップをねらえ!』のDVD映像特典として収録された短編作品をグロス請けで制作。以降2001年から2005年までガイナックスと共同名義で制作を請け負った。
2004年、久保田光俊が二代目代表取締役に就任する[3]。相前後して社内にデジタル部(DIGITAL@SHAFT)を設け、導入済みのデジタルペイントの他、デジタルコンポジット及びビジュアルエフェクト(3DVFX)にも対応する。
2004年放送の『月詠 -MOON PHASE-』の制作にあたり、『The Soul Taker 〜魂狩〜』にグロス請けで参加した際の仕事ぶりを監督の新房昭之が評価し、制作現場としてシャフトを提案[4]。以降、尾石達也、大沼心などのスタッフが制作に参加し[5]、『ぱにぽにだっしゅ!』や『さよなら絶望先生』『〈物語〉シリーズ』など、新房を監督とする作品を中心としたテレビシリーズを手掛けている。また、新房を監督とする作品では、別にシリーズディレクター(チーフディレクター、副監督)を立てることが多い。
2011年に制作した『魔法少女まどか☆マギカ』は記録的なヒットとなり、『ニュータイプアニメアワード2011』において、監督賞・作品賞など14冠を達成し、相応の成果を得る。
2015年には、有限会社から株式会社に改組した。
2020年、美術部(SHAFT art section)を開設[6]。
2022年6月、静岡県静岡市葵区に静岡スタジオ「AOI」を開設[7]。
共同筆名を使用する事があり、古くは『十二戦支 爆烈エトレンジャー』の紗吹 都、2000年代以降は東 富耶子(東 冨耶子)、椎谷 太志を使用する。(いずれも「シャフト」・もしくはその逆から読みの当て字)
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作品履歴
テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
Webアニメ
ゲーム
その他
制作協力
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関連人物
アニメーター・演出家
制作
- 若尾博司(創業者、初代代表取締役、現会長)
- 久保田光俊(第2代目代表取締役、アニメーションプロデューサー)
- 大嶋実句(アシスタントプロデューサー)
美術監督
- 飯島寿治
- 東厚治
色彩設計
- 日比野仁
- 滝沢いづみ
撮影監督
- 江藤慎一郎
- 会津孝幸
- 江上怜
- 内村祥平
ビジュアルエフェクト
- 酒井基
漫画家・イラストレーター
その他
関連項目
- 虫プロダクション - 創業者の若尾博司が所属していた。
- GAINAX - 『これが私の御主人様』までは共同制作を行う。それ以後は関係が薄まったものの、『ぱにぽにだっしゅ!』のOPに吉成曜が協力したり、グロス請けを発注するといった繋がりがある。
- スタジオパストラル - 『月詠 -MOON PHASE-』から永くシャフト制作作品をグロス請けしていたが、2012年以降は関係が絶たれている。
- ディオメディア - 出身の小原充が同社の前身であるスタジオバルセロナを経て代表取締役を務めている。
- ライデンフィルム - プロデューサーを務めた岩城忠雄がサンジゲンの松浦裕暁、バーナムスタジオの里見哲朗と共に設立。
- ミルパンセ - 制作を務めた白石直子がガイナックスを経て設立。
- SILVER LINK. - 出身の大沼心が所属している。
- デイヴィッドプロダクション - 出身の松永康佑、本庄谷怜央らが移籍している。
- アニメ制作会社一覧
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脚注
外部リンク
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