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日本の音楽家、作家・じんによるマルチメディアプロジェクト ウィキペディアから
『カゲロウプロジェクト』は、音楽家[1]、小説家、脚本家のじん(自然の敵P) (以下じん[注 1])によるマルチメディアプロジェクト。じんが2011年から発表している楽曲に加え、2012年に楽曲で描かれる物語を題材としたじん自身の執筆による小説、じんの原作を元にした佐藤まひろによる漫画が発表されている。また、アニメ化の企画も決定し、2014年4月から6月まで『メカクシティアクターズ』を放送した。楽曲のボーカルには、IA、初音ミクといったヤマハの歌声合成技術VOCALOIDを使ったボーカル音源を使用している。代表曲に「カゲロウデイズ」、「チルドレンレコード」、「ロスタイムメモリー」、「夜咄ディセイブ」など。音楽パッケージの累計発売数は2016年4月時点で70万枚を突破し[2]、書籍の累計発行部数は2021年4月時点で1500万部を記録している[3]。
カゲロウプロジェクト | |
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アニメ「メカクシティアクターズ」ロゴ。 | |
ジャンル | 青春 |
小説:カゲロウデイズ | |
著者 | じん(自然の敵P) |
イラスト | しづ |
出版社 | エンターブレイン |
レーベル | KCG文庫 |
刊行期間 | 2012年5月30日 - 2017年12月29日 |
巻数 | 全8巻 |
漫画:カゲロウデイズ | |
原作・原案など | じん(自然の敵P)(原作) しづ(キャラクター原案) わんにゃんぷー(キャラクター原案) |
作画 | 佐藤まひろ |
出版社 | メディアファクトリー |
掲載誌 | 月刊コミックジーン |
レーベル | ジーンコミックス |
発表号 | 2012年7月号 - 2019年3月号 |
巻数 | 全13巻 |
アニメ:メカクシティアクターズ | |
原作 | じん |
総監督 | 新房昭之 |
監督 | 八瀬祐樹 |
シリーズ構成 | じん |
脚本 | じん |
キャラクターデザイン | 阿部厳一朗 |
音楽 | ANANT-GARDE EYES TeddyLoid、石風呂 じん、中西亮輔 |
アニメーション制作 | シャフト |
製作 | アニプレックス、シャフト 1st PLACE、MAGES. TOKYO MX、BS11 |
放送局 | #放送局参照 |
放送期間 | 2014年4月 - 6月 |
話数 | 全12話 |
映画:カゲロウデイズ-in a day's- | |
原作 | じん |
監督 | しづ |
制作 | JUMONJI(アニメーション制作) 1st PLACE |
製作 | 『カゲロウデイズ-in a day's-』製作委員会 |
配給 | ウルトラシープ |
封切日 | 2016年11月4日 |
上映時間 | 20分 |
アニメ:メカクシティリロード | |
原作 | じん |
放送局 | |
放送期間 | - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ |
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
カゲロウプロジェクトの作品は、2011年2月にじんが動画共有サービスニコニコ動画で発表した曲「人造エネミー」に始まる[4]。この第1作目の「人造エネミー」はパソコンのソフトウェアからの主観とその主観からのメッセージを描いた曲で、後に発表される小説や漫画でも第1話に対応している[4]。
また、「人造エネミー」に対するTwitterでのコメントをきっかけに、じんはイラストレーターのしづと交流を持っている[4]。2作目の「メカクシコード」では、しづが動画のイラストを担当し、その後もじんの動画のイラストの他、CDのジャケットイラストや小説の挿絵も手がけることになる[4]。
1作目公開の後、じんは本格的に長い物語を作ろうと考え、登場人物たちの所属する「メカクシ団」を設定し、「目」をテーマに据えて、物語を描いた楽曲を次々と発表する[4]。なお、これらの楽曲は、作品世界の時系列とは異なる順序で発表されている[5]。こうした一連の楽曲の中でも、2011年9月に発表された3作目の「カゲロウデイズ」は、ニコニコ動画では翌2012年1月までに100万回以上の再生数を記録する大きな人気を集め、多くのファンを引き込むことになった[4][5]。「カゲロウデイズ」は、そのストーリー性を含んだ歌詞と世界観から、様々な考察[注 2]が行われた曲でもある[5]。
5作目「想像フォレスト[注 3]」をはじめ、映像製作に携わるわんにゃんぷーは、ニコニコ動画で「【手描き】カゲロウデイズ【自己解釈PV】」を発表しており、この作品をきっかけにじんの作品の制作に加わることになった[4]。「カゲロウデイズ」をはじめとする関連動画の総再生数は2015年4月10日までに1億回を超えた[7]。
2012年3月30日には、CDおよびじん自身の執筆による小説の発売、じんの原作を元にした漫画連載が発表され、楽曲発のマルチメディア展開が始動した[7]。2012年5月30日に、カゲロウプロジェクト関連曲を収録したCDの第1弾、アルバム『メカクシティデイズ』が発売。同日に小説の第1弾『カゲロウデイズ –in a daze-』も発売され、楽曲をつなぐ物語が初めて明らかとなった[4]。
アルバムと小説はそれぞれオリコンの週間ランキングで、CDアルバム6位、文庫本10位にランクインしている。翌6月には月刊コミックジーンで漫画『カゲロウデイズ』の連載も開始された。同年8月15日発売のシングル「チルドレンレコード」は同月第四週のオリコンの週間シングルランキングで3位にランクインしている。
2013年5月25日20:00には「夕景イエスタデイ」や「マリーの架空世界」、「少年ブレイヴ」や「サマータイムレコード」などの2ndアルバムに入っている楽曲の一部をニコニコ生放送で公開した。
2013年2月17日にニコニコ動画に投稿された「夜咄ディセイブ」は投稿から20分後に8万回再生、投稿から約4時間59分で殿堂入り(10万回再生)を達成。VOCALOIDを使った曲としては歴代2位の速さとなった。翌31日後にミリオン再生[4]。
2013年5月29日発売の『メカクシティレコーズ』にて、アニメタイトルが『メカクシティアクターズ』に決まったことが発表された。2013年8月15日に行われたじんのライブ「ライブ・イン・メカクシティ」のアフターパーティで、制作はシャフト、監督は新房昭之であることが発表され、その後、2013年12月25日に東京・名古屋・大阪の街頭ビジョンとアニメイト一部店舗にて公開された少年ブレイヴのPVの後に日程が2014年の4月ということが発表された。
その後2014年1月1日に発売された「MEKAKUCITY V's」(メカクシティブイズ)は1月8日のオリコンランキングで第1位を獲得。
2014年1月25日23時59分45秒に、アニメ「メカクシティアクターズ」の出演キャストとアニメビジュアルの紹介が始まった。以後、毎週土曜に同時刻で続報を順次発表された。そこで4月12日0時からの放送となった。
2016年8月15日に、ニコニコ生放送にて行われた『SEEK at MEKAKUCITY』で、新作「メカクシティリロード」の制作が発表された。媒体・制作などのその他詳細情報は不明。
8月14日、引き篭もりの青年・シンタローこと如月伸太郎は、パソコンに居ついている電脳少女・エネのいたずらのせいでマウスとキーボードにコーラをかけて故障させてしまい、換えの品を購入するために止むを得ずエネと共に2年ぶりに外出するが、買い物に行った先のデパートで立て篭もり事件に巻き込まれ人質となってしまう。人質になった彼は、エネを使いコンピューターをハッキングしてシャッターを開こうと考える。すると隣にいた猫目の少年・カノが「もう少しで隙ができる」と言い、直後テロリスト達が混乱し始める。混乱の最中、自由になったシンタローはエネをコンピューター室にハッキングさせ、シャッターを開かせるがその直後シンタローは銃声を聞き、意識が途絶えてしまう。
翌朝、シンタローはメカクシ団という奇妙な団体のアジトで目覚める。 そこには妹であるモモこと如月桃の姿があり、事件の顛末を聞かされることになる。
8月14日の午前中、シンタローの妹で人気アイドルのモモは、ファンの人込みから逃れた先でメカクシ団の団長・キドに出会いアジトに連れて行かれる。メカクシ団は目にまつわる能力を持つ人達の集まりで、間違いで連れて来られたものの自身の持つ「目を奪う」能力に苦しんできたモモは、能力の制御を身に着けるためメカクシ団に加わることを決意する。メカクシ団の少女・マリーの不注意によりモモの携帯電話が故障したため、キドの「目を隠す」能力によって姿を隠してメカクシ団全員で向かったデパートで、たまたま事件に遭遇する。そして、モモはそれぞれの能力を駆使した作戦を計画、提案、実行し、事件を収束させた。
3年前、とある高校の学校祭準備期間。ある病気が理由で特別学級に所属する榎本貴音と、そのクラスメイト・九ノ瀬遥は担任・楯山研次朗の見栄により学校祭に出店するはめになる。学校祭の出し物について話し合うも、学校から割り当てられた資金は担任が私物購入のため既に使用してしまっていた。八方塞がりの中で貴音は、シューティングゲームを制作することを思いつく。貴音は研次郎にゲームの制作を指示。ゲームは遥によって「ヘッドフォンアクター」と名付けられた。
対戦形式で貴音が参加者を相手する、ということを危惧する遥。 実は貴音は遥に秘密にしている特技があった。それはネットシューティングゲームで『閃光の舞姫エネ』として全国2位の腕を持っていたこと。 最初は勝っていた貴音だったが文化祭終盤で如月伸太郎に敗北。文化祭の出し物の中でMVPに選ばれた。
隠したかったこと(中二病をこじらせたアカウント名など)は遥にバレてしまうも、思い出に残る文化祭になった。
1年後(第一章の2年前)の8月15日、貴音は成績の、遥は出席日数の問題で補習にかかる。 先にプリントを終わらせた遥はネットゲームを始めるが、貴音は構って貰いたくてヘッドフォンで音楽を聞き始める。その結果、貴音は遥が発作を起こしたことに気付くことができず遥は倒れ、病院に運ばれる。病院に運ばれた遥の荷物を取りに行く貴音は学園祭以来の後輩である友人、アヤノこと楯山文乃に「自分の気持ちに素直になってください」と言われる。自分の気持ちに気付いた貴音は遥のいる病院に急ぐが発作により倒れてしまう。 目覚めた貴音が電脳世界の中から見たのは謎の研究施設と遥のゲームキャラクターである「コノハ」、明らかに雰囲気の違う担任・ケンジロウの姿だった。
回想シーンが終わり、再び現在の8月15日。アジトで事の顛末を聞かされ、半強制的にメカクシ団の団員になってしまったシンタローはメカクシ団と共に遊園地に来ていた。エネやマリーに振り回されるシンタローは満面の笑みを浮かべるエネを見て昔を思い出しそうになる。
都会から遠く離れた田舎町。クラスのアイドル・ヒヨリこと朝比奈日和と、彼女をこよなく愛する「一流アサヒナー」の少年・ヒビヤこと雨宮響也。ヒビヤが落とした定期入れを偶然拾ったヒヨリは、ヒビヤがスマートフォンを欲しがっていることを知り、義兄であるケンジロウからアイドル・モモのサインを貰うため、ヒビヤの望みを叶えることを条件に彼を付き人として連れ都会へ行く。かつてヒヨリの姉が住んでいた家には白髪の青年・コノハが住んでおり、到着した二人を出迎える。
メカクシ団が関わった一連の事件のせいでヒビヤの携帯を買うことは延期になり、その翌日に向かったヒヨリの姉・楯山彩花の墓参りで、先に楯山家の墓に訪れていたカノと出会う。その帰り、赤い目をした猫を追いかけて公園に行くも、二人を捜してやってきたコノハから逃げ出したヒヨリと、彼女を追いかけたヒビヤがトラックにはねられ、「カゲロウデイズ」に引き込まれる。
カゲロウデイズから抜け出したコノハとヒビヤを追いかけてきたメカクシ団は、ヒビヤの能力や能力取得のきっかけである「大きな口」の存在、モモの能力の制御など大きな進歩をする。その矢先メカクシ団最後の作戦となる「カゲロウデイズ攻略作戦」が始まる。
遠い昔、あるメデューサ・アザミ(マリーの祖母)が人間に襲われ失望し、森に引きこもる。アザミはそこで出会った少年兵・ツキヒコと恋に落ち、やがて一緒に暮らすようになる。しかし、人間であるツキヒコが少しづつ歳を取り続けていることに怯え、永遠に一緒にいられる「終わらない世界」(「カゲロウデイズ」)を創る。
一方、現代編では、モモとヒビヤがヒヨリを探しに出かけていた頃、アジトに残っていたシンタロー、キド、マリー、コノハは能力に関する手がかりを探すためにマリーの生家に向かった。深い森の奥にある古い家に辿り着いた一行は、そこであるメデューサの綴った一冊の日記を発見し、「カゲロウデイズ」が創られた理由を知る。キドはアジトに帰った後「カゲロウデイズ攻略作戦」を宣言する。
カノはエネに元の身体に案内すると提案する。信じようとしないエネに、カノは「身の上話をするから飽きたらどっかに行って構わない」と言って話を始める。
10年前、カノこと鹿野修哉は、母親をいつも怒らせてしまう自分を「不良品」と感じ始めていた。ある日、誤ってカップを割ってしまって母親に怒られ、代わりのカップを買いに出掛けた(この際アヤノと出会っている)。帰ってくると家には強盗が押し入っていて、母親と修哉はその強盗によって包丁で刺される。そして、修哉の目の前で母親は死亡する(この時、蛇と対話、目を欺く能力を得る)。
事件から2ヶ月が経過し、修哉は親戚の家に引き取られ、静かに生活しようと心掛けていた。そんなある日、修哉は母親が刺された物と同種のナイフを見つけ、母親のことを思い浮かべていると、自分の顔が母親に変わっていた。その瞬間を親戚であるおばさんに見られ、「修哉の母の幽霊が出た」と警察沙汰になりかける。「痛み」によって「自分」を感じる事が出来、元の姿に戻り幸い能力のことはバレなかったが、「幽霊が出るのは修哉のせい」と、修哉は児童養護施設に預けられた。
児童養護施設で修哉に割り当てられた107号室には、偶に姿が認識されなくなる木戸つぼみと他人の心の中を読み取る力を持つ瀬戸幸助がいた。互いに衝突しつつも、次第に3人は信頼を寄せあっていく。
3人はある日、楯山家に引き取られる(この時、キドとカノは喧嘩中だった)。楯山家の母親・楯山彩花、父親楯山研次朗と、その娘・楯山文乃と幸せな生活を送り、7年が経つ。
そんな幸せな日は長くは続かず、アヤカとケンジロウの乗った車は『化け物』の調査中に土砂崩れに巻き込まれる。ケンジロウは助かったが、アヤカは助からなかった。半年後、アヤノはケンジロウの異変、冴える蛇の企みに気付き、カノに公園で相談する。(カノはアヤノに協力するため一時期アヤノに欺いて学校に通うことになる)アヤノは「冴える蛇と話をしてくる」と言って、冴える蛇の企みを阻止するため、カノの目の前で飛び降り自殺する(表向き、冴える蛇はケンジロウの「アヤカに会いたい」という願いを叶えるため教え子を実験台として使い「目」の能力者を全て集め、殺そうとしている)。
アヤノの自殺の直後、「目」の能力者を全て集めれなくなった冴える蛇は「アヤノによって計画は破綻したが、ならば新しくやり直せばいい」と新たな計画の存在をカノにほのめかす。
カノは冴える蛇によってアヤノの死体に欺き、そこから帰る途中、アヤノの姿のままシンタローを責めてしまう(このことがシンタローが引きこもってしまう原因になっている)。
以上のことを冴える蛇に脅されてキドやセトにも言えなかった様子。またヒビヤたちがカゲロウデイズに接触することを知っていた模様。全てを話し終えたカノの前に(エネは身体に戻った)セトが現れる。重圧に耐え切れなくなったカノがセトに心情を吐露し始め、セトはカノの思考を読み取る。 最終的に、カノは皆に全てを打ち明けることを決意する。
何もない真っ白で広大な部屋に立っていたシンタロー。彼にはメカクシ団に会ってからの記憶が無く、突然の事態に混乱していた。そこに2年前に亡くなった筈のかつての先輩であった遥が現れる。遥は、「謝らなければならない」と、前置きをして自分の身の上話をし始める。
3年前、遥はクラスメイトである榎本貴音と学園祭で射的ゲームを出すため、楯山家に1週間ほど住み込みを始める。遥はそこでアヤノという少女に出会う。遥はアヤノに「この家で不思議なことがあっても気にしないで欲しい」と言われる。その言葉通り遥は姿の消える少女を目撃したり、もう1人のアヤノ(カノが化けていた)に「自分(アヤノのこと)をイヤらしい目で見るな!」と約束させられたりした。セトの話によりケンジロウの奥さんが亡くなったことを初めて知ったあたり、学校では何も言っていなかった様子。 学園祭当日、遥はシンタローを連れたアヤノと出会い'エネ'こと貴音とシンタローの対戦を見てゲームに憧れる。景品を持ってシンタローに渡し、ゲームについて教えてもらう。 約2ヶ月後、遥はシンタローとゲームする仲となる。その後、モモがゲームのイベントに出演(実際は声の出演だったが)すると聞いたシンタローと遥はイベントに参加するが、イベント開催者に迷惑をかけてしまったシンタローにモモは「もうお兄ちゃんと呼ばない」と言われる。モモの好きなキャラクターの景品を得るためにゲーム大会に出場、たまたま出場していたエネ、アヤノ ペアと戦う。 8月15日、遥は発作を起こして倒れてしまう。倒れた遥は「もっと強い身体が欲しい」と願い、「目を醒ます」能力を得る。しかし、その強靭な身体に精神が弾き出されてしまい、その身体は別人格(コノハ)を生み出し元の世界に帰ってしまった。
遥の話によってシンタローはアヤノが自殺してから2年間の記憶を粗方思い出すが、ここに来るまでの記憶を思い出せないシンタローに遥は前置きした内容を話し出す。その瞬間、シンタローは全てを思い出しその話が遥にとって言い難いことであることに思い至る。 全てを思いだし、自分が「カゲロウデイズ」にいることを理解したシンタローに、遥はシンタローがコノハに殺されたことを明かし、カゲロウデイズを止めて欲しいと頼む。
キドは、父親の愛人であった自分の母を亡くし、父親と義母(つぼみが引き取られた時に死亡)と義姉との4人で暮らしていた。ある日、父親が私欲のために屋敷に火をつけ義姉と共にカゲロウデイズに飲み込まれた。カゲロウデイズの中で閉じこもっていたアザミに会い、目を隠す能力を得てアザミにカゲロウデイズから出ることを勧められる。しかしキドは火事にあったとき父親を殺してしまったので出ることを拒否した。しかしアザミに目をかける能力で目を隠す能力は記憶も隠せることを教えてもらい、アザミと会ったことと父親を殺してしまったことを忘れカゲロウデイズの外に出た。
メカクシ団は、カゲロウデイズ攻略作戦を決行。チームに分かれ、敵のアジトに潜入する。
黒コノハ(クロハ)に殺されたキド、シンタロー。マリーに取りついたアザミが黒コノハの動きを止める隙に、カノ、モモ、エネ、ヒビヤが黒コノハを封じる為の作戦を考えた。一方で、シンタローはカゲロウデイズでアヤノとの再会を果たす。そして、彼らが黒コノハを封じる為に下した決断は、カゲロウデイズで巻き戻す事だった。
※声はテレビアニメ『メカクシティアクターズ』、映画『カゲロウデイズ-in a day's-』でのキャスト。
団員ナンバー順で列記。
能力 | 取得者 | 詳細 |
---|---|---|
目を隠す | キド | 自分や一定の範囲内にいる対象者の存在感を極限まで薄くし、周囲から認識されないようにすることができる。 能力を緩めると、顔も覚えていない他人位の認識で認知される。ただし能力の範囲外の人間と接触すると能力が解除され、 能力を使う時に相手が目を離していないと、能力を使ってもその相手には姿が見えたままになる。 また長い時を一緒に過ごした家族などには、能力を緩めてしまうと存在を認知されてしまうことがある。小説7巻で記憶をも隠すことができると明かされる。 |
目を盗む | セト | 対象者の情報を読み取ることができる。これによって動物との会話も可能で、対象者の心を読むこともできる。 能力が僅かに発動している時は相手の考えていることを読み取るが、強く発動していると相手の記憶や過去まで読み取ることができる。 ただし自分が読み取りたい情報だけを読むことはできないようで、知りたくもない人の心も分かってしまうため、セトだけでなくアザミもこの能力を好んで使いたがらない。 |
目を欺く | カノ | 他人に自分の姿を違った姿に見せることができる。モモ曰く「騙し絵みたいな能力」。範囲が小さく自分自身にしか反映されないが、 相手によって見せる姿を調整することができ、また自分自身ではなく完全に別の人物や生き物の姿を見せることもできる。 ただし、実際に対面したことがあり、なおかつ鮮明にイメージできる有機物のみに限られている。アザミは不明だが、幼少期の頃のカノは痛みを感じると能力が解除される(今は使いこなせる様になり、コントロール出来る)。 |
目を合わせる | マリー アザミ シオン | 目を合わせた相手を石に変えることができる。メデューサの血が薄まるごとにこの能力も弱くなっていく。 実際、ハーフであるシオンは相手を石にできたが反動で命を落としてしまい、クォーターのマリーは一定時間経つと石化が解けてしまう。 メデューサが生まれながらに持っている能力のため、アザミが生み出した「10の能力」にはカウントされていない。 |
目を奪う | モモ | 「何を」「どうしたら」周りの視線を集められるのかが分かり、また相手の趣味や興味を全て無視して、強制的に視線や注目を集めることができる。 自分自身だけでなく自分が作ったものなどにも反映される。モモは上手く制御できておらず、能力が強くなるにつれ歩くだけでも目立ってしまっていたが、 後に制御できるようになった。「目を隠す能力」を使うと能力が打ち消される。アザミは逆に人の注目が一番集まらない場所を探すために使っていた。 |
目を覚ます | エネ | 不老不死の精神を得ることができる。この能力によって肉体を失い消滅しかけた貴音は、精神だけが電子化して残ることができ、 人並み以上の睡眠欲も消失している。また肉体を取り戻したあとも、電子機器が近くにあれば電脳世界に精神を飛ばすことができる。 アザミが寝ずとも良かったのはこの能力があったからだと思われる。アザミの日記に詳細が語られていなかった能力の一つ。 |
目に焼き付ける | シンタロー | 人並み外れた記憶力を得ることができる。アニメのシンタローが生まれるよりも遠い昔のループで、悲劇を終わらせるためにマリーによって宿らされた。 目が冴える蛇と同様に自我を持ち、果てしなく繰り返されてきた悲劇の記憶を継いでいる。 この能力だけはアザミではなくマリーによって作られたため、アザミの「10の能力」には含まれない。 |
目を凝らす | ヒビヤ ヒヨリ(漫画版) | 千里眼に似た能力で、対象の居場所を探ることができる。作中ではヒビヤは能力を得たばかりであるため、 まだ上手く使いこなせていない。(アニメ版では、ケンジロウのいる部屋を見つけようとして、女湯を覗いてしまった。) アザミは「この世で一番人に注目されない場所」と指定してその場所を探し当てることに成功している。 漫画版では、ヒビヤとヒヨリの能力が逆になっている。 |
目を醒ます | コノハ | 自分の身体を自分の理想とする身体に造り変えることができる。「コノハの世界事情」より「命を蒸し返す機械」。 コノハこと遥の場合は自分が作ったアバターの姿になり、常人離れした身体能力を得ることができた。 また致命傷を負っても自動的に「造り直す」ことができる。 アザミがまだメデューサではない頃、人間の襲撃と蛇に逢った際メデューサに変貌したのはこの能力があったからだと思われる。 アザミの日記に詳細が語られていなかった能力の一つ。 |
目をかける | アヤノ | 他人に感情や思いを伝えることができる、一種のテレパシー。また、自分だけではなく、他人の感情や思いを伝えることも可能。 (アニメ版では、シンタローの目に焼き付けるで得た記憶をマリーに伝えることに成功する。)シオンが誕生した時に、アザミが抱いた家族への愛情から生まれた。 |
目が冴える | ケンジロウ ヒヨリ ヒビヤ(漫画版) | 取り憑いた能力者の願いを叶える。自我を持ち、アザミにカゲロウデイズの創造をそそのかした張本人で、他のどの能力よりも創世に深く関わっている。 願いがなければ自我を維持できず、かといって願いを叶えようとしなければ存在意義に反するため、 ケンジロウの願いを利用しその願いを永遠のものとするため終わらない悲劇を引き起こしている。アニメでは最終的にヒヨリの能力になった。
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目を合体(あわ)せる | マリー アザミ | 「10の蛇」を統括するメデューサ本来の能力。現在はマリーが受け継いでおり、蘇ったマリーはこの蛇以外の能力は適合しなかった。 アザミはこの能力を失ったため、「死にかけている二人を引き込め」という指示を止められなくなってしまった。 |
本プロジェクトの各作品では、それぞれ別の時系列が組まれていることがあり、それらはルートと呼称される。確認されているルートは次の通り。
デフォルトではCD収録順。
発表順 | 話[21] | 投稿日[21] | タイトル | サブタイトル[21] | 初収録CD | PV制作者 | 登場人物 |
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1 | 1 | 2011年02月17日 | 人造エネミー | 目を背ける話 | メカクシティデイズ | みずた(作画) | シンタロー、エネ |
2 | 2 | 2011年05月29日 | メカクシコード | 目を隠す話 | しづ(作画) | キド、セト、カノ、マリー、モモ、エネ、シンタロー、ヒビヤ、コノハ | |
3 | 3 | 2011年09月30日 | カゲロウデイズ | 目も眩む話 | しづ | ヒビヤ、ヒヨリ | |
4 | 4 | 2011年12月15日 | ヘッドフォンアクター | 目を疑う話 | 貴音(後のエネ)、遥(後のコノハ) | ||
5 | 5 | 2012年02月01日 | 空想フォレスト | 目を合わせる話 | わんにゃんぷー | マリー、セト、キド、カノ | |
6 | - | - | 透明アンサー | 目を逸らす話 | シンタロー、アヤノ | ||
7 | 6 | 2012年03月30日 | コノハの世界事情 | 目を醒ます話 | しづ わんにゃんぷー |
コノハ、ヒビヤ、ヒヨリ | |
8 | 7 | 2012年05月27日 | 如月アテンション | 目を奪う話 | わんにゃんぷー | モモ、キド、セト、カノ、マリー | |
9 | - | - | エネの電脳紀行 | 目を覚ます話 | - | エネ | |
デッドアンドシーク | 目が冴える話 | - | ケンジロウ | ||||
透明アンサー | 目を逸らす話 | わんにゃんぷー | シンタロー、アヤノ | ||||
シニガミレコード | 目を掛ける話 | - | アザミ、ツキヒコ、シオン | ||||
10 | OP | 2012年07月21日 | チルドレンレコード | 目に物見せる話 | チルドレンレコード | しづ | キド、セト、カノ、マリー、モモ、エネ、シンタロー、ヒビヤ、 コノハ、アヤノ、ヒヨリ、シオン、ケンジロウ、アザミ、クロハ |
11 | 8 | - | 群青レイン | 目にいれても痛くない話 | - | シオン、マリー | |
12 | 9 | 2013年02月17日 | 夜咄ディセイブ | 目を欺く話 | メカクシティレコーズ | しづ | カノ |
13 | 10 | 2013年03月30日 | ロスタイムメモリー | 目に焼き付いた話 | シンタロー、アヤノ、エネ、コノハ、クロハ、 アザミ、キド、セト、カノ、マリー、モモ、ヒビヤ | ||
14 | 11 | 2013年04月22日 | アヤノの幸福理論 | 目に浮かぶ話 | アヤノ、キド、セト、カノ、貴音、遥、ケンジロウ、アヤカ | ||
15 | - | - | 少年ブレイヴ | 目を盗む話 | セト、マリー | ||
番外 | 2013年07月02日 | オツキミリサイタル | 目を輝かせる話 | わんにゃんぷー | モモ、ヒビヤ、キド、シンタロー | ||
番外 | 2013年08月04日 | 夕景イエスタデイ | 目つきの悪い話 | しづ | 貴音、遥 | ||
終 | 2013年08月31日 | アウターサイエンス | 目は口ほどに物を言う話 | 黒コノハ、マリー、キド、セト、カノ、モモ、 エネ、シンタロー、ヒビヤ、コノハ、アザミ | |||
- | - | マリーの架空世界 | 目を瞑る話 | - | マリー | ||
ED | 2013年09月02日 | サマータイムレコード | 目が廻った話 | しづ | コノハ(遥)、キド、セト、カノ、マリー、 モモ、エネ(貴音)、シンタロー、ヒビヤ |
小説第1巻『カゲロウデイズ –in a daze-』と同時発売された。じんがニコニコ動画で発表した曲に加え、自主制作アルバムに収録していた曲、書き下ろし曲を収録している[7]。ジャケットイラストはしづ、DVD収録のPVはしづとわんにゃんぷーが手がけた。
演奏
「チルドレンレコード」 | ||||
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じん の シングル | ||||
B面 | 群青レイン | |||
リリース | ||||
時間 | ||||
レーベル | IA Project | |||
チャート最高順位 | ||||
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じん シングル 年表 | ||||
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表題曲の「チルドレンレコード」は、これまでのように物語を描いたものではなく、『カゲロウプロジェクト』のテーマソングのような位置づけの曲である[22]。タイトルは「子供たち(Children)の記録(Record)」と、「子供たちが再び(Re)理不尽に立ち向かう作戦(Cord)を決行する」という二つの意味を持ち、この曲には「もし大人や社会に理不尽な目に遭わされたなら現状を受け入れてはいけない。納得できないなら立ち向かえ!」というメッセージが込められていると言う[22]。
『メカクシティレコーズ』 | ||||
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じん の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
時間 | ||||
レーベル | IA Project (Sony Music Direct) | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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じん アルバム 年表 | ||||
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「サマータイムレコード」「アウターサイエンス」「夜咄ディセイブ」「ロスタイムメモリー」「夕景イエスタデイ」「アヤノの幸福理論」「少年ブレイヴ」「オツキミリサイタル」「マリーの架空世界」に加え、「チルドレンレコード(Re Ver.)」「群青レイン(Re Ver.)」他2曲を収録した全13曲を収録[23]。またアレンジャーとしてNhato、中西亮輔、ANANT-GARDE EYESを迎えている[24]。このアルバムでオリコン週間1位を獲得した。
演奏
『メカクシティリロード』 | ||||
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じん の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
時間 | ||||
レーベル | Virgin Music (JPN) | |||
じん アルバム 年表 | ||||
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2017年12月に公開された「失想ワアド」から始め、アルバムリード曲「アディショナルメモリー」など新曲7曲を含む全9曲を収録[25]。
本編小説、アンソロジーノベル共に角川コンテンツゲートのKCG文庫より発売。本編小説のイラストはしづ。角川コンテンツゲートの電子書籍サイト「BOOK☆WALKER」にて電子書籍版の先行発売も行われている[26]。
巻数 | タイトル | 収録話 | 初版発行日付 | 発売日 | ISBN | |
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本編 | ||||||
1 | カゲロウデイズ -in a daze- | 1 | カゲロウデイズI | 2012年6月11日 | 2012年5月30日[27] | 978-4-04-728059-5 |
2 | 人造エネミーI | |||||
3 | カゲロウデイズII | |||||
4 | 如月アテンション | |||||
5 | カゲロウデイズIII | |||||
6 | メカクシコード | |||||
7 | エピローグ | |||||
2 | カゲロウデイズII -a headphone actor- | 8 | ヘッドフォンアクターI | 2012年10月11日 | 2012年9月29日[28] | 978-4-04-728339-8 |
9 | 夕景イエスタデイI | |||||
10 | ヘッドフォンアクターII | |||||
11 | 夕景イエスタデイII | |||||
12 | ヘッドフォンアクターIII | |||||
13 | 夕景イエスタデイIII | |||||
14 | ヘッドフォンアクターIV | |||||
15 | 追想フォレスト | |||||
3 | カゲロウデイズIII -the children reason- | 16 | コノハの世界事情 | 2013年6月11日 | 2013年5月30日[29] | 978-4-04-728944-4 |
17 | カゲロウデイズ01 | |||||
18 | チルドレンレコード1 | |||||
19 | カゲロウデイズ02 | |||||
20 | チルドレンレコード2 | |||||
21 | カゲロウデイズ03 | |||||
22 | チルドレンレコード3 | |||||
23 | オツキミリサイタル | |||||
24 | カゲロウデイズIV | |||||
25 | カイエンパンザマスト | |||||
4 | カゲロウデイズIV -the missing children- | 26 | シニガミレコードI | 2013年9月11日 | 2013年8月30日[30] | 978-4-04-729099-0 |
27 | チルドレンレコードIII | |||||
28 | シニガミレコードII | |||||
29 | チルドレンレコードIV | |||||
30 | シニガミレコードIII | |||||
31 | チルドレンレコードV | |||||
32 | シニガミレコードIV | |||||
33 | チルドレンレコードVI | |||||
34 | ヘッドフォンアクターV | |||||
5 | カゲロウデイズV -the deceiving- | 35 | 夜咄ディセイブ0 | 2014年4月10日 | 2014年3月29日[31] | 978-4-04-729530-8 |
36 | 或る日の屋上にて | |||||
37 | 夜咄ディセイブ1 | |||||
38 | 夜咄ディセイブ2 | |||||
39 | 夜咄ディセイブ3 | |||||
40 | 夜咄ディセイブ4 | |||||
41 | 或る日の路上にて | |||||
42 | 夜咄ディセイブ5 | |||||
43 | 今日という日の路上にて | |||||
6 | カゲロウデイズVI -over the dimension- | 44 | daze1 | 2015年4月10日 | 2015年3月30日[32] | 978-4-04-730326-3 |
45 | lost days・1 | |||||
46 | lost days・2 | |||||
47 | lost days・3 | |||||
48 | lost days・4 | |||||
49 | lost days・5 | |||||
50 | lost days・6 | |||||
51 | lost days・7 | |||||
52 | lost days・8 | |||||
53 | daze2 | |||||
7 | カゲロウデイズVII -from the darkness- | 54 | チルドレンレコード side-No.1-(1) | 2016年9月7日 | 2016年8月29日[33] | 978-4-04-730745-2 |
55 | 失想ワアド1 | |||||
56 | 失想ワアド2 | |||||
56 | チルドレンレコード side-No.7- | |||||
57 | 失想ワアド3 | |||||
58 | チルドレンレコード side-No.5- | |||||
59 | 失想ワアド4 | |||||
60 | チルドレンレコード side-No.3- | |||||
61 | 失想ワアド5 | |||||
62 | チルドレンレコード side-No.1-(2) | |||||
63 | 失想ワアド6 | |||||
64 | チルドレンレコード side-No.1-(3) | |||||
65 | シニガミレコードV | |||||
66 | チルドレンレコード side-No.0- | |||||
8 | カゲロウデイズVIII -summer time reload- | 67 | クライングプロローグ | 2017年12月29日 | 2017年12月29日[34] | 978-4-04-734622-2 |
68 | サマータイムレコード -side No.8- | |||||
69 | チルドレンレコード -side No.8- | |||||
70 | サマータイムレコード -side No.6- | |||||
71 | チルドレンレコード -side No.3(2)- | |||||
72 | サマータイムレコード -side No.2- | |||||
73 | チルドレンレコード -side No.9 | |||||
74 | サマータイムレコード -side No.2(2)- | |||||
75 | チルドレンレコード -side No.7- | |||||
76 | サマータイムレコード -side No.2(3)- | |||||
77 | サマータイムレコード -side No.9- | |||||
78 | サマータイムレコード -side No.2(4)- | |||||
79 | サマータイムレコード -side No.10- | |||||
80 | サマータイムレコード -side No.7 | |||||
81 | マリーの架空世界 | |||||
アンソロジー | ||||||
1 | カゲロウデイズ ノベルアンソロジー | 2015年2月10日 | 2015年1月30日[35] | 978-4-04-730255-6 | ||
2 | カゲロウデイズ ノベルアンソロジーII | 2015年4月10日 | 2015年3月30日[36] | 978-4-04-730308-9 |
メディアファクトリーの『月刊コミックジーン』にて2012年7月号(6月15日発売)から2019年3月号(2月15日発売)まで漫画版の『カゲロウデイズ』が連載された。じんの原作としづ、わんにゃんぷーのキャラクター原案を元に佐藤まひろが漫画化している。
第4巻18話からじん書き下ろしのオリジナルシナリオが始まり、小説とは異なる展開となっている。本編、アンソロジー共に『ジーンコミックス』レーベルにて発売。
巻数 | タイトル | 初版発行日付 | 発売日 | ISBN |
---|---|---|---|---|
本編 | ||||
1 | カゲロウデイズ 1 | 2012年11月30日 | 2012年11月27日[37] | 978-4-04-066265-7 |
2 | カゲロウデイズ 2 | 2013年3月31日 | 2013年3月27日[38] | 978-4-04-066266-4 |
3 | カゲロウデイズ 3 | 2013年8月31日 | 2013年8月27日[39] | 978-4-04-066532-0 |
4 | カゲロウデイズ 4 | 2014年3月31日 | 2014年3月27日[40] | 978-4-04-066513-9 |
5 | カゲロウデイズ 5 | 2014年6月30日 | 2014年6月27日[41] | 978-4-04-066595-5 |
6 | カゲロウデイズ 6 | 2014年12月31日 | 2014年12月27日[42] | 978-4-04-067234-2 |
7 | カゲロウデイズ 7 | 2015年6月30日 | 2015年6月27日[43] | 978-4-04-067544-2 |
8 | カゲロウデイズ 8 | 2016年3月31日 | 2016年3月26日[44] | 978-4-04-068235-8 |
9 | カゲロウデイズ 9 | 2017年3月27日 | 2017年3月27日[45] | 978-4-04-069094-0 |
10 | カゲロウデイズ 10 | 2017年10月27日 | 2017年10月27日[46] | 978-4-04-069475-7 |
11 | カゲロウデイズ 11 | 2018年3月27日 | 2018年3月27日[47] | 978-4-04-069761-1 |
12 | カゲロウデイズ 12 | 2018年9月27日 | 2018年9月27日[48] | 978-4-04-065113-2 |
13 | カゲロウデイズ 13 | 2019年3月27日 | 2019年3月27日[49] | 978-4-04-069761-1 |
アンソロジー | ||||
1 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-UPPER- | 2013年1月31日 | 2013年1月26日[50] | 978-4-04-066267-1 |
2 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-DOWNER- | 2013年3月31日 | 2013年3月27日[51] | 978-4-04-066268-8 |
3 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-SUMMER- | 2013年7月31日 | 2013年7月27日[52] | 978-4-04-066533-7 |
4 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-WINTER- | 2013年11月30日 | 2013年11月27日[53] | 978-4-04-066130-8 |
5 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-SPRING- | 2014年3月31日 | 2014年3月27日[54] | 978-4-04-066514-6 |
6 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-BITTER- | 2014年7月31日 | 2014年7月26日[55] | 978-4-04-066826-0 |
7 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-SWEET- | 2014年11月30日 | 2014年11月27日[56] | 978-4-04-067210-6 |
8 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-SPICY- | 2015年3月31日 | 2015年3月27日[57] | 978-4-04-067508-4 |
9 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-FANTASY- | 2015年8月31日 | 2015年8月27日[58] | 978-4-04-067581-7 |
10 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-REMEMBER- | 2015年11月30日 | 2015年11月27日[59] | 978-4-04-067853-5 |
11 | カゲロウデイズ公式アンソロジーコミック-FUTURE- | 2016年3月31日 | 2016年3月26日[60] | 978-4-04-068236-5 |
2018年3月9日からpixiv chatstoryにて公式スピンオフ作品として『メカクシティトーカーズ』というチャットストーリーが連載[61]。監修:じん、著者:EDWORD RECORDS、イラスト:あさひまち[62]。連載された分と、大量の書き下ろしを加え、KADOKAWAのKITORAレーベルにて書籍化された。構成協力:樋口はるき。第1巻の初版には「じん作曲/如月モモ作詞」の新曲がCDとして付属した。
巻数 | タイトル | 初版発行日付 | 発売日 | ISBN |
---|---|---|---|---|
1 | メカクシティトーカーズ 1 | 2018年9月28日 | 2018年9月28日[63] | 978-4-04-602415-2 |
2 | メカクシティトーカーズ 2 | 2019年4月27日 | 2019年4月27日[64] | 978-4-04-604249-1 |
3 | メカクシティトーカーズ 3 | 2019年6月1日 | 2019年6月1日[65] | 978-4-04-604254-5 |
『メカクシティアクターズ』のタイトルで、2014年4月13日から同年6月29日までTOKYO MX、BS11、niconicoほかにて放送された。全12話。アニメーション制作は『〈物語〉シリーズ』『ニセコイ』のシャフトが担当。
またTOKYO MXで2014年8月4日から8月7日まで「サマータイムリピート」と称して再放送された。1話、2話、3話はBlu-ray、DVDに収録されているパッケージエディションを特別放送した。
1stシングル発売時にじん(自然の敵P)が自ら発表している。2ndアルバム発売時にタイトルが発表された。
次回予告およびエンドカードイラストはニコニコ静画にて募集し、採用されたものが使用されている[66]。
全作詞・作曲 - じん。
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 次回予告イラスト | エンドカード |
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act01 | 人造エネミー | 八瀬祐樹 | 大梶博之、松本元気 藤本真由 | 中村直人 | clarin3t | fu-ta | |
act02 | 如月アテンション | 高橋知也 | 宮本幸裕 | 熊谷勇也、松浦力 牛島希 | 田中春香 | 水無月 | せんかわ |
act03 | メカクシコード | 名倉靖博 川畑喬 | 岡田堅二朗 | 篠田知宏、斉藤和也 栗田聡美、井上美香 | 山村洋貴 | 煎餅 | MONO |
act04 | カゲロウデイズ | 八瀬祐樹 | 青柳宏宜 | 藤本真由、斉藤美香 熊谷勇也、篠田知宏 斉藤和也 | 中村直人 | 3719 | 北の森のゴリラ |
act05 | カイエンパンザマスト | 川畑喬 | 古賀美裕紀、櫻井司 郷津春奈 | 田中春香 | みずのえ | ピュレ | |
act06 | ヘッドフォンアクター | 黒沢守 | 三上喜子 | 大梶博之、松本元気 | 山村洋貴 | aki | 右ぅ |
act07 | コノハの世界事情 | 高橋成世 | 南川達馬 | 熊谷勇也、斎藤和也 古賀美裕紀、小岩井マサキ | 中村直人 | 赤蜻蛉 | 由希 |
act08 | ロスタイムメモリー | そえたかずひろ | 川久保圭史 | 斉藤美香、篠田知宏 | 田中春香 | 悠木意匠 | 高宮蓮 |
act09 | アヤノの幸福理論 | 城所聖明 | 藤本真由、井上美香 小岩井マサキ、櫻井司 郷津春奈、髙野晃久 | 山村洋貴 | 108 | 南瓜とるて | |
act10 | 空想フォレスト | 黒沢守 | 青柳宏宜 | 大梶博之、古賀美裕紀 髙野晃久、斉藤和也 熊谷勇也、小岩井マサキ 山村洋貴 | 中村直人 | たかみ | がと |
act11 | オツキミリサイタル | 川畑喬 | 松本元気、藤本真由 古賀美裕紀、熊谷勇也 斉藤美香、岩崎麻利子 井上美香 | 田中春香 髙野晃久 | 夕凪こも | 手刀葉 | |
act12 | サマータイムレコード | 八瀬祐樹 黒沢守 | 八瀬祐樹 三上喜子 | 大梶博之、篠田知宏 藤本真由、熊谷勇也 髙野晃久、松本元気 古賀美裕紀、斉藤和也 横田巧己、中村直人 田中春香 | 山村洋貴 | - | しづ |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
東京都 | TOKYO MX | 2014年4月13日 - 6月29日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | 独立局 | 製作局 『E!TV』枠 |
日本全域 | BS11 | BS放送 | 製作局 『ANIME+』枠 | ||
栃木県 | とちぎテレビ | 独立局 | |||
群馬県 | 群馬テレビ | ||||
日本全域 | ニコニコ生放送 | ネット配信 | |||
ニコニコチャンネル | 日曜 0:30 更新 | ||||
GYAO! | 日曜 12:00 更新 | ||||
楽天ショウタイム | 2014年4月14日 - 6月30日 | 月曜 12:00 更新 | |||
dアニメストア | 2014年4月15日 - 7月1日 | 火曜 12:00 更新 | |||
AT-X | 2014年4月16日 - 7月2日 | 水曜 22:00 - 22:30 | CS放送 | リピート放送あり |
巻数 | 収録話 | 発売日 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 人造エネミー | 2014年6月25日 | ANZX-11221/22 | ANZB-11221/22 |
2 | 如月アテンション | 2014年7月9日 | ANZX-11223/24 | ANZB-11223/24 |
3 | メカクシコード | 2014年7月23日 | ANZX-11225/26 | ANZB-11225/26 |
4 | カゲロウデイズ | 2014年8月13日 | ANZX-11227/28 | ANZB-11227/28 |
5 | カイエンパンザマスト | 2014年8月27日 | ANZX-11229/30 | ANZB-11229/30 |
6 | ヘッドフォンアクター | 2014年9月10日 | ANZX-11231/32 | ANZB-11231/32 |
7 | コノハの世界事情 | 2014年9月24日 | ANZX-11233/34 | ANZB-11233/34 |
8 | ロスタイムメモリー | 2014年10月8日 | ANZX-11235/36 | ANZB-11235/36 |
9 | アヤノの幸福理論 | 2014年11月26日[68] | ANZX-11237/38 | ANZB-11237/38 |
10 | 空想フォレスト | ANZX-11239/40 | ANZB-11239/40 | |
11 | オツキミリサイタル | 2014年12月24日[68] | ANZX-11241/42 | ANZB-11241/42 |
12 | サマータイムレコード | ANZX-11243/44 | ANZB-11243/44 |
『メカクシティリロード』のタイトルで、第2期が予定されている。第1作の『メカクシティアクターズ』の続編とはされていない。2016年8月に制作が発表されたが、2024年8月現在も一切続報が無い状態である。
『カゲロウデイズ-in a day's-』のタイトルで、2016年11月4日より、日本初の完全MX4Dアニメーション映画として公開された。 公式サイトなどでの発表はないが、本作のパンフレットにて、『route-2』の制作が発表されている。詳細は未発表。
『メカクシ団:ウォッチャーズ 〜消失少女捜索大作戦〜リサーチファイル』というカゲロウプロジェクトを原案とした代替現実ゲームが2014年8月15日より2014年9月27日にかけて行われた[69]。プレイヤーはベースサイトのBBSでほかのプレイヤーと意見を交換したり、手がかりについて話し合ったり、時には投票の多数決で物事を決めることでゲームを進めていく。
主催・制作はKADOKAWAエンターブレイン、企画・制作・運営はオフィス新大陸。
『メカクシティクエスト in 江の島 消えた電脳少女を救え』というカゲロウプロジェクトを原案とした体感型ゲームが、神奈川県湘南海岸の江の島を舞台に2019年9月14日より同年11月17日まで開催された[73]。プレイヤーは専用の謎解きキットを開催場所で購入し、街歩きをしながら、キャラクターたちとスマートフォンアプリのLINE上でやり取りして謎解きしていく。
主催は「メカクシティクエスト」実行委員会、企画制作はSCRAP、協力に藤沢市、(公社)藤沢市観光協会、EDWORD RECORDS。
カゲロウデイズを原作としたストーリーとキャラクターで解説している。このカゲロウプロジェクト×学習参考書シリーズは2016年6月時点で累計20万部を超え新たに2016年7月より3ヶ月連続で3冊が刊行[74]、2017年2月時点で累計30万部を突破し新たに2017年6月に2冊・7月に1冊という合わせて3冊が刊行される[75]。2017年10月時点で累計45万部を突破し[76]、同年10月と11月にも1冊ずつ学習参考書シリーズが発行されている。
メカクシ団のキャラクターが出演するラジオ番組が、文化放送で放送された。
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