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日本のゲームソフト、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(マギアレコード まほうしょうじょまどかマギカがいでん、英語: Magia Record: Puella Magi Madoka Magica Side Story)は、テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を原作としたスマートフォン向けゲームアプリ。ジャンルは「魔法少女☆RPG」[1]。略称は『マギレコ』[7]。2017年8月22日にアニプレックスよりiOS版とAndroid版の配信が開始された[5]。2019年4月8日にDMM GAMESをプラットフォームとしてWindows PC版のサービスも開始した[8]。
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 | |
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ジャンル | 魔法少女、ファンタジー |
ゲーム | |
ゲームジャンル | 魔法少女☆RPG[1] |
対応機種 | iOS、Android、Windows |
ゲームエンジン | Cocos2d-x[2] |
開発元 | f4samurai |
発売元 | アニプレックス 小萌科技、台湾So-net Aniplex of America bilibili |
プロデューサー | 外山祐介[3]、佐藤允紀[4] |
ディレクター | 田口堅士 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ、 劇団イヌカレー(泥犬)(後述)[公式 1] |
プロジェクト起案・原案 | Magica Quartet[注 1] |
シナリオ | f4シナリオチーム[公式 1] |
音楽 | 梶浦由記、井上泰久、 千葉"naotyu-"直樹、ほか(後述)[公式 1] |
メディア | ダウンロード |
プレイ人数 | 1人 |
稼動時期 | iOS、Android 2017年8月22日[5] - 2024年7月31日[6] 2018年12月19日 - 2021年12月24日 2019年6月25日 - 2020年10月30日 2020年10月13日 - 2022年10月12日 Windows 2019年4月8日[Twitter 1] - 2024年7月1日[6] |
レイティング | 3歳以上(Android) 年齢制限指定12+(iOS) |
環いろは 七海やちよ 由比鶴乃 深月フェリシア 二葉さな 十咎ももこ 秋野かえで 水波レナ |
麻倉もも 雨宮天 夏川椎菜 佐倉綾音 小倉唯 小松未可子 大橋彩香 石原夏織 |
舞台 | |
原作 | Magica Quartet[注 1] |
脚本 | 畑雅文 |
演出 | 児玉明子 |
音楽 | 伊藤靖浩 |
製作 | 舞台「マギアレコード」製作委員会 |
上演劇場 | TBS赤坂ACTシアター |
上演期間 | 2018年8月24日 - 9月9日 |
漫画 | |
原作・原案など | Magica Quartet[注 1] |
作画 | 富士フジノ |
出版社 | 芳文社 |
掲載誌 | まんがタイムきららフォワード |
レーベル | まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ |
発表号 | 2018年10月号 - |
発表期間 | 2018年8月24日 - |
巻数 | 既刊10巻(2024年10月現在) |
漫画:マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 アナザーストーリー | |
原作・原案など | Magica Quartet[注 1] |
作画 | U35 |
出版社 | 芳文社 |
掲載サイト | COMIC FUZ |
レーベル | まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ |
発表期間 | 2019年5月25日 - |
巻数 | 既刊2巻(2021年6月現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ゲーム・漫画 |
ポータル | ゲーム・舞台芸術・漫画 |
2011年初頭より多方面でメディアミックスが展開され、社会現象にもなったテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝作品。本作品でもメディアミックスがなされており、2018年8月から9月にかけて舞台化されたほか、同年10月より漫画作品が連載開始。2020年からはテレビアニメ版が放送された。
海外展開としては、繁体字中国語版が2018年12月19日に台湾・香港・マカオで[9][10]、英語版が2019年6月25日に北米で[11]、簡体字中国語版が2020年10月13日に中国本土で[12]、それぞれリリースされたが、英語版は2020年10月30日に、繁体字中国語版は2021年12月24日に[Twitter 2][Twitter 3][13]、簡体字中国語版は2022年10月12日に[14]、いずれもサービス終了している。
2024年7月31日をもってサービスを終了、約7年の歴史に幕を下ろした。これに先行する形でWindows版も同月1日付で終了した。終了後はこれまでのプレイ状況に応じた情報が閲覧できるアーカイブアプリを配信し、新ゲームアプリ『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』への連携コードを発行できるようにする事になっている[6]。
2016年9月22日から同年9月25日まで開催された、原作アニメの制作会社であるシャフトの展覧会「〜シャフト40周年記念〜MADOGATARI展」東京アンコール会場内で製作が発表され[15]、同年9月30日に公式ウェブサイトと公式Twitterが公開された[Twitter 4]。同年12月26日に公式ウェブサイトがリニューアルされ、キービジュアルが公開された[Twitter 5]。
その後、2017年3月25日に開催された「AnimeJapan2017」のステージイベント[公式 2]にて2017年5月配信の予定が発表された[3][1]。しかし同年5月17日に、ゲーム全体のクオリティ向上を理由として、リリース開始時期を同年7月中旬に延期することが公式ウェブサイトで発表された[公式 3]。さらに同年7月28日にはリリース開始時期を同年8月22日に再度延期および確定することが発表された[公式 4]。なお事前登録は2016年9月30日から2017年8月21日まで行われた[Twitter 6][Twitter 7]。
原作アニメのプロデューサーである岩上敦宏は、本作品の企画の経緯について「アニメの新作までまだもう少し時間がかかりそうなため『まどか☆マギカ』のキャラクターが活躍するタイトルを作りたいというアイデアがきっかけ」と語っている[16]。
製作には『まどか☆マギカ』からのスタッフも参加しており、キャラクター原案を担当した蒼樹うめが10名以上の新規キャラクターを描き下ろすほか[15]、魔女に関する設定を担当した劇団イヌカレーが本作品でも魔女原案を担当する[15]。また、オープニングアニメーションと魔法少女変身ムービー、メインストーリー第1部第10章のカットシーンをシャフトが制作する[15]。音楽は梶浦由記が手がけた『まどか☆マギカ』の劇伴も一部使用しつつ、別途梶浦が関わらない形で本作品オリジナルの曲が制作されている。
また、コラボレーション展開も行っており、これまで発表された『まどか☆マギカ』の外伝漫画作品をはじめ、外部の作品として「〈物語〉シリーズ」『魔法少女リリカルなのは Detonation』『リコリス・リコイル』とコラボ、また2019年7月にはカレーハウスCoCo壱番屋とのコラボキャンペーン企画を実施している[17]。
2021年4月25日に開催された『まどか☆マギカ』10周年記念イベントにおいて、本ゲームの新プロジェクト『魔法少女まどか☆マギカ scene0』の制作が発表された[公式 5][18]。『まどか☆マギカ』本編の前日譚であり、ほむらが繰り返してきた同じ時間の中で「存在を消された魔法少女」・愛生まばゆにまつわる物語で、ニトロプラスが開発協力として参加し、同社所属の下倉バイオがシナリオを手がける。2023年10月3日より配信開始[19]。
イベントやガチャで入手したキャラクターを強化しながら、ストーリーを進行させる、もしくはミラーズに挑戦していくのが主なゲーム内容となる。
本作品にはAPとBPと呼ばれるポイントがあり、前者は各種ストーリーやクエストの進行に、後者はミラーズに挑戦するのに使う。どちらも時間経過もしくはプレイヤーのランクアップ時に回復するほか、特定アイテムでの即時回復も出来る。なお、APはプレイヤーランクの上昇に伴って上限値が上がっていくが、BPは5で固定されている。
演出面ではLive2Dを採用してキャラクターを動かしていることが特徴で、それぞれが固有のモーションで個性豊かに動くようになっている[4]。
ストーリーはキャラクター同士の掛け合いが描かれるアドベンチャーパートと、チームを組んで敵キャラクターと戦うバトルパートで構成され、大きく分けて3つが用意されている[20][公式 6]。メインストーリーでは、神浜市を舞台に本作品の主人公「環いろは」を中心とした物語が展開される。アナザーストーリーは、メインストーリーを別のキャラクター(第1部では見滝原市の魔法少女たち、第2部では様々な魔法少女たち)の視点から描く。そして魔法少女ストーリーでは、キャラクター一人ひとりにまつわるエピソードが描かれる。
2017年12月3日に行われた「f4 ファンフェスティバル」においてメインストーリーをフルボイス化することが発表され[21]、同年12月4日には第1弾としてプロローグがフルボイス化[22]。以降も順次フルボイス化されている。2019年3月5日に配信が開始された第1部第10章は、配信開始時からフルボイス化されていることに加え、ゲーム内の演出としてシャフト制作のアニメーションムービーが挿入されている。
上記3種類のストーリーとは別に、期間限定イベントという形でサイドストーリーが展開されている。内容は特定のキャラクターに焦点を当てたもの、正月・夏・クリスマスなど季節のイベントを描くもの、外伝作品やコラボレーションした外部作品を元にしたものなど様々である。これらは通常のストーリークエスト同様にクエストを攻略して進める形式だけでなく、物語上で出てくる選択肢を選んでストーリーが分岐する形式や、クエストに定められた条件を満たすことで先に進むことができる形式、複数のプレイヤーが協力して戦い敵を倒した数に応じてストーリーが進むレイド形式、ログイン時にストーリーが表示される形式など、様々な形態で展開されている。2019年12月からはメインストーリーに登場した「キモチ」と戦うレイドイベント「キモチ戦」も開催されている[23]。
クリアしたストーリーは、「アーカイブ」メニュー内にある「ストーリー」において再び見ることが可能である。2019年8月より、アイテム「追想の欠片」を使うことで、クリアしていないイベントのストーリーを閲覧できるようになっている(一部イベントを除く)[24]。また、2022年3月7日からはクリアしたメインストーリーで表示されるイラストを鑑賞できるギャラリー機能が追加されている[25]。
「魔法少女まどか☆マギカ scene0」は進行のシステムが異なり、デイリーミッションを達成することで得られる「リコールランプ」を集めて消費することで、まばゆの視点で進行するメインストーリーを見ることができるほか、ログインボーナスで得られる「ドアプライズフィルム」を使うことで、メインストーリーを別の視点から描いたサイドストーリーがランダムで解放される。いずれもアドベンチャーパート形式でストーリーが進行するのみでバトルパートは設けられていないが、その代わりにストーリーに登場する魔女とのチャレンジバトルが別途用意されている。
バトルはサポートキャラを含む2人から5人の編成で行われる。3×3のマスにキャラクターを配置し、画面下部にランダムで表示された5枚のディスクから任意のディスクを3つ選択して敵を攻撃する[公式 6]。敵を全て倒すことでバトルクリアとなり、各種経験値やアイテム、カースチップと呼ばれるキャラクター育成用のコインなどが得られる。逆に全ての味方キャラクターが倒されるとゲームオーバーとなり、マギアストーンと呼ばれるアイテムを使用してリトライするかどうかを選択することとなる。
キャラクターには属性による相性とタイプによるパラメーターの配分やMPの溜まりやすさなどの違いがあり、属性は「フレイム」・「アクア」・「フォレスト」・「ライト」・「ダーク」・「無属性[注 2]」の6種類が、タイプは「アタック」・「ディフェンス」・「バランス」・「サポート[注 3]」・「ヒール」・「マギア[注 3]」、そして「EXスキル」を所持している「アルティメット[注 4]」・「エクシード」・「悪魔[注 5]」・「インフィニット[注 6]」・「ミスティック[注 7]」の11種類[注 8]が実装されている。
ディスクは性能の異なる3種類のものが用意されており、後述するマギアやドッペルを使用するのに必要なマギアゲージのMPを多く溜めることができるAccel(アクセル)、縦方向または横方向に配置されている複数の敵を同時に攻撃できるBlast(ブラスト)、チャージポイントが溜まり、そのポイントの積算量でダメージを増やすことができるCharge(チャージ)となっている[26]。
1ターンの攻撃で同一の種類のディスクを3つ選択した場合はCombo(コンボ)が成立し、それぞれ味方全員のマギアゲージのMP増加、ダメージ量の増加、チャージポイントの増加といったボーナスがある[26]。また、選択したディスクが全て同一人物のものだった場合にはPuellaComboが成立し、ダメージ量が大幅に増加する[26]。なお、これはAccel・Blast・ChargeのComboと重複させて発生させることができる。
Blast以外で攻撃する・または敵の攻撃を受けることで溜まるMPが100まで溜まると、各キャラクター固有の必殺技であるマギアが使えるようになる[26]。このMPは後述するマギアレベルを上げることによって最大で150まで溜められるようになり、星5までの覚醒とドッペルの解放ができているキャラクターは、150全てを消費することでマギアの代わりにより高威力なドッペルを放つことができる[20][注 9]。なお、一部の限定キャラクター[注 10]は星5まで覚醒してもドッペルが開放されない代わりに、それに相当する強力なマギア[注 11]を使うことができる。
このほかに、キャラクターにはディスクを選択してコネクトゲージを溜めることで発動できるようになるコネクトと呼ばれる特殊能力がある。コネクトは使用可能な状態になっているキャラクターのディスクを任意の他キャラクターにドラッグ&ドロップすることで発動し、そのターンだけ対象のキャラクターに各キャラクター固有の特殊効果(攻撃力やディスク性能の向上、状態異常の付加や解除など)を付与することができる[公式 6]。
キャラクターの育成・強化には大きく分けて4つの要素があり、「戦闘や魔力強化で得た経験値によるレベルアップ(HPなどの基本パラメーターの向上)」、「覚醒によるレアリティの向上」、「マギア強化によるマギアダメージの向上」、「メモリアの装備によるパラメーターの向上やスキルの付与」となっている[公式 6]。
魔力強化は戦闘で得たジェムと呼ばれるアイテムを使用することで行え、任意のキャラクターに経験値を与えることができる。キャラクターのレベルはレアリティによって上限があり、覚醒をすることでレアリティの向上とレベル上限の解放をすることができる。覚醒はレベルが上限まで達し、かつ必要な素材が揃っていると行え、前述した効果のほかにコネクト・マギア性能が向上するなどの効果も得られる。
初期のレアリティが星2と星3のキャラクターは基本的に星4まで覚醒を行うことができ、初期のレアリティが星4のキャラクターについてはさらに上位の星5へと覚醒することができる。
マギア強化は各キャラクター固有にあるエピソードレベルを必要なレベルまで上げ、かつ必要な素材も揃っていると行える。このエピソードレベルは魔法少女ストーリーの解放にも必要であり、最大でLV5まである。ドッペルを所持しているキャラクターは、このエピソードレベルとマギアレベルをLV5まで上げることでドッペルを解放するクエストに挑戦できるようになる。
メモリアはキャラクターに様々な特殊効果を付与する装備品であり、効果が常時発動するアビリティタイプと、所定のクールタイムを経ると使用可能になるスキルタイプがある[26]。メモリアの育成にはメモリア強化とメモリア限界突破があり、前者はメモリアのレベルを上げることが、後者はレベルの上限を解放することができる。なお、最大まで限界突破を行うとメモリアの基礎効果が向上する。
キャラクターが所持しているメモリアの装備枠は通常1枠だが、ガチャから同一の魔法少女を複数入手する、もしくはショップで所定のデスティニージェムを入手して魔力開放を行うことで最大で4枠まで解放される。ショップでデスティニージェムを入手するには、マギアチップまたはデスティニーボトルを使って交換することが必要で、かつレアリティが星3以下の魔法少女が対象となる。マギアチップはミラーズコインとの交換やクエスト報酬、または魔力解放済みの魔法少女をさらにガチャで入手した場合に交換することで入手できる。デスティニーボトルはイベントなどで得た報酬を元にショップで入手可能となっている。なお、同一タイプのメモリアの装備は2つまでとなっており、アビリティとスキルをそれぞれ2枚ずつ装備した状態が最大となる。
この他に、2019年10月28日からは新たに「精神強化によるステータスの向上」が追加された[29]。必要な素材を用いることで、魔法少女のステータスを上げたり、魔法少女固有の潜在スキルや潜在アビリティを習得できるようになる。2022年8月10日には魔法少女のステータスを強化する事で、その魔法少女と同じ属性の魔法少女全員に対しても強化内容が反映される「属性強化」が追加されている[30]。
BPを消費して行う対人対戦で、AI操作で動く他のプレイヤーの魔法少女たちと戦う[公式 6]。メインストーリーの第1部第2章をクリアすると参加できるようになる。相手の魔法少女を全て倒せば勝ちとなり、勝敗や所要ターン数、連勝数(最大7連勝)、相手が格上か格下かなどの要因を元にミラーズポイントが得られる。このポイントの累計が一定数に達するとミラーズの先の階層へと進むことができ、ミラーズストーリーを読み進めることができるようになる。なお、これはメインストーリーの進行度合いによって進める階層に制限が掛かる。また勝った場合は3枚、負けた場合は1枚のミラーズコインを得ることができ、これはショップでアイテムとの交換ができる。
2018年1月29日からは、一定の試合期間を設けてプレイヤー同士のランキングを競うミラーズランキングが不定期に行われている[31]。5日間の予選期間中に1日10回対戦し、その総ポイント数で上位からS・A・B・C・Dとクラス分けされ、その後本戦で振り分けられたクラス内で20回(初回のみ30回)対戦して、総ポイント数によって上位から3〜1の段位が与えられる。段位は星の数で表示される[31]。ミラーズランキングで対戦した場合、ミラーズコインだけでなくランキングコインが勝敗に応じて得られ、これもショップでアイテムとの交換ができる[31]。また、エントリーしたユーザーによってトーナメント戦を行うミラーズトーナメントも不定期に開催しているほか、2023年6月19日からは、攻撃編成と防御編成を組み、特殊ルールのもとで自動戦闘で勝敗を決め、それに応じて順位を決めるミラーズランクマッチが行われている[32]
2021年12月20日に新たに実装された機能で、繁華街・鏡屋敷・キモチ結界の3つのエリアに対し、各エリア任意の魔法少女最大5人を編成して出発させ、一定時間が経過するとカースチップや育成素材が獲得できる[33]。
編成した魔法少女の戦力値の合計が総戦力値として表示され、それが高いほど探索完了時に多くのアイテムが獲得できる。また、エリアごとに有利属性が設定されており、それが魔法少女の属性と一致した場合は戦力値が1.5倍に上昇する。
探索中の魔法少女は「パトロール中」として他のエリアの探索に出すことができず、また探索の中断もできない。ただし、通常のクエストやミラーズへの編成は可能となっている。
ショップは第1部第1章第2話をクリアすると使用できるようになり、各種戦闘で得たアイテムやポイント、またはマギアストーンを利用して様々なアイテムを入手することができる。ショップには複数の種類があり、常設されているのはマギアストーン、ミラーズコイン、サポートPt、マギアチップ、デイリーコイン(2018年9月25日より実装された[34])、それぞれを使用するものである。この他にイベントで入手したアイテムを利用する期間限定のショップなどがある。
メモリアや魔法少女を得る主な手段。ショップと同様に、第1部第1章第2話をクリアすると使用できるようになる。サポートPtを使用して行うノーマルガチャと、マギアストーンを使用して行うレアガチャと期間限定ガチャがある。ノーマルガチャからはメモリアかジェムしか出現せず、魔法少女が手に入るのはマギアストーンを使用するガチャのみとなっている。
いずれもランダム型アイテム提供方式のガチャであり、リリース当初は俗に天井と呼ばれるシステムは実装されていなかったが、レアガチャ・期間限定ガチャ共に2018年1月22日の美樹さやか実装時に指定の回数(100回)毎に星4魔法少女が確定排出されるように仕様変更がされた[35]。この際に排出される魔法少女は該当するガチャの排出率に沿ったランダムのものであり、プレイヤーが任意の魔法少女を選ぶということはできなかったが、2019年10月28日からはレアガチャ・期間限定ガチャそれぞれ1回につき1枚調整屋コインと呼ばれるアイテムが入手できるようになり[29]、それを指定枚数集めることで開催中のガチャでピックアップされている魔法少女を任意で交換できるようになった[注 12]。また上述の通り魔力解放済みの魔法少女をさらにガチャで引き当てた場合マギアチップに交換可能だが、2018年8月のサービス開始1周年以降は星4魔法少女に限りさらにデスティニークリスタルを得ることができ、これを5個集めることで任意の星4魔法少女(期間限定ガチャ開催時はその限定対象の魔法少女も可)と交換可能となっている。
2017年8月から2019年3月にかけて、メインストーリー全10章が配信され、完結した。副題である「幸福の魔女編」は、第2部開始の告知時に発表された。
2019年3月から10月にかけて、第1部の後日譚となる『ユメミルサクラ』『巣立ちは空を見上げて』、第2部の前日譚となる『深碧の巫』『新たな息吹より』『Crimson Resolve〜深紅の決断〜』が期間限定イベントとして開催された。2019年10月28日、メインストーリー第2部の配信が開始された。また、2021年3月には第3章と第4章の間の出来事を描く『ディペンデンスブルー』が、2022年1月には第2部の前日譚となる『灰色革命』が期間限定イベントとして開催された。同年9月配信の第12章をもって完結している。
2023年1月27日より展開を開始した、6つの時代の魔法少女たちにまつわるストーリー。各時代それぞれ期間限定イベントとして開催し、同年3月10日よりイベント終了後随時メインストーリーとして組み込まれるとともに、現代神浜編が平行して進行する。全ての時代をクリアすると、Pillar of Tomorrowに突入する。
2023年10月3日より開始の、原作アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の前日譚となる新ストーリー。
9つの区から成る[公式 6]人口300万人近い大都市で、魔法少女に関する噂が多く、後述するドッペルにより「魔法少女がそのままの姿であり続けられる場所」とされている[公式 7]。見滝原市をはじめとする様々な都市で魔女が減少している中、神浜にだけは潤沢に魔女が出現している上に、ここに出現するものは使い魔も含めて他の町よりも強力なものばかりだという異常事態に見舞われている[物語 1][物語 2]。
市の東西で経済格差や対立があり、魔法少女の間でもやちよ・みふゆが率いる西側(新西区・水名区・参京区・栄区)と十七夜が率いる東側(大東区・工匠区)、そしてひなのが率いる中央地帯(中央区・南凪区)でおおよその派閥がある。
本作品が初登場となるオリジナルの魔法少女に加え、原作アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の魔法少女や、外伝漫画作品の魔法少女も登場する。
公式ウェブサイトにて連載されていた、本作品の公式宣伝漫画。「いろはちゃん」と「まどか先輩」をメインキャラクターとして、ギャグを交えながら、本作品の解説や原作アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のおさらいなどを行う。作画はPAPAが担当[注 19]。
ゲームリリース前の2017年3月10日から[Twitter 11]8月22日にかけて[Twitter 12]、週2回の頻度で全46話が連載された(単行本第1巻収録)[注 20]。ゲームリリース後の2017年9月19日からは、『マギア☆レポート2』のタイトルで第二部が開始され、週1回の頻度で新たに第1話から連載されている(単行本第2巻以降収録)[Twitter 13]。
2019年7月より再放送された『魔法少女まどか☆マギカ』の枠内にて、後述の『マギアレコード』テレビアニメ版の予告CMとして、PAPA描き下ろしの漫画を用いた本作品のアニメCM「マギレポ劇場」が放送された[Twitter 14]。また、『マギアレコード』テレビアニメ版においても、芳文社発行の関連書籍のCMの一つとして、まどか先輩といろはちゃんが新刊を紹介するアニメCMも制作されている[Twitter 15][Twitter 16][Twitter 17]。
ゲームのサービス終了日となる2024年7月30日更新の第343話をもって連載を終了した[Twitter 18]。
本作品のメインストーリーの漫画化作品。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)2018年10月号より連載されている。作画は富士フジノが担当[Twitter 19]。
本作品のアナザーストーリーの漫画化作品。芳文社の漫画配信サイト『COMIC FUZ』で第1話を2019年3月29日に先行公開し[42]、同年5月22日より連載開始[Twitter 20]。作画はU35が担当[43]。
2018年7月10日にけやき坂46(現: 日向坂46)の主演で舞台化されることが発表され[Twitter 21]、TBS赤坂ACTシアターにて、2018年8月24日から同年9月9日にかけて上演された[46]。
演出は児玉明子が、脚本は畑雅文が担当し、本作品のメインストーリーを元にしたオリジナルシナリオで行われる[46]。キャストはけやき坂46のメンバーから約10名が出演するほか、同グループのメンバー以外からも同程度の人数が出演する[46]。けやき坂46からの出演者は2018年7月20日に[47]、その他の出演者は2018年7月23日に公開された[Twitter 22]。
2018年11月24日には千秋楽公演のテレビ放送がTBSチャンネル2で行われ、2019年2月27日に同じく千秋楽公演を収録したBlu-ray/DVDが発売された[Twitter 23]。
本作品第1部を原作としたテレビアニメが制作され、2020年1月から3月に第1期が、2021年8月・9月に第2期が、2022年4月に最終章がそれぞれ放送された。
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