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1995年公開のアメリカ映画 ウィキペディアから
『バットマン フォーエヴァー』(BATMAN FOREVER)は、1995年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。製作費1億ドル。日本での公開は1995年6月。
バットマン フォーエヴァー | |
---|---|
BATMAN FOREVER | |
監督 | ジョエル・シュマッカー |
脚本 |
アキヴァ・ゴールズマン リー・バチェラー ジャネット・スコット・バチェラー |
原作 |
キャラクター創造 ボブ・ケイン |
製作 |
ティム・バートン ピーター・マクレガー=スコット |
出演者 |
ヴァル・キルマー トミー・リー・ジョーンズ ニコール・キッドマン ジム・キャリー クリス・オドネル マイケル・ガフ パット・ヒングル |
音楽 | エリオット・ゴールデンサール |
撮影 | スティーヴン・ゴールドブラット |
編集 |
デニス・ヴァークラー マーク・スティーヴンス |
製作会社 | ワーナー・ブラザース |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1995年6月9日 1995年6月17日 |
上映時間 | 122分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $100,000,000[1] |
興行収入 |
$336,529,144[1] $184,031,112[1] 9億円[2] |
配給収入 | 4.5億円[要出典] |
前作 | バットマン リターンズ |
次作 | バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲 |
前作『バットマン リターンズ』(1992年)からスタッフ・キャストが一新され、それまでの方向性を大きく変えた作品。
バットマン役は『トップガン』のアイスマン役で知名度を上げたヴァル・キルマー。またトミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリー、ニコール・キッドマン、ドリュー・バリモアら豪華キャストが多数起用された。三作続けての出演はマイケル・ガフとパット・ヒングルのみである。 バットスーツやバットモービルなどのメカデザインも一新されている。前作まで監督を務めたティム・バートンは製作のみの参加で、ジョエル・シュマッカーが新たに監督として抜擢された。バットマンが悪と戦う理由や狂人的な悪役の存在などダークな基本設定を引き継ぎつつもファミリー層を意識した明るめの作風になり、前作を超えるヒット作となった。
また、断片的ながらも、ブルースがどのようにしてバットマンとなったのかも描かれている。
また、バットマンのサイドキックであるロビンは、本作が映画シリーズ初登場となる。
第68回アカデミー賞撮影賞、録音賞、音響編集賞ノミネート。
自分の顔を損傷した事件で自分を助けてくれなかったバットマンに恨みを抱くトゥーフェイス/ハービー・デント(トミー・リー・ジョーンズ)は、街中で暴動を起こしていた。
一方、バットマン=資産家ブルース・ウェイン(ヴァル・キルマー)の経営するウェイン・エンタープライズでは、エレクトロニクス部門の研究員エドワード・ニグマ(ジム・キャリー)が、テレビ信号を直接人間の脳に送る3Dホログラム装置「BOX」を開発する。しかし脳を人工的に操作するマインドコントロールには倫理上問題があると危惧して、ウェインは融資を拒否。失望して会社を辞めたニグマは、トゥーフェイスと組み強盗で莫大な資金を調達し、ホログラム装置を量産する。ゴッサムシティーでは「BOX」が大ブームとなり、ニグマは大富豪となる。
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版 | テレビ朝日版 (吹替補完版) | |||
ブルース・ウェイン / バットマン | ヴァル・キルマー | 竹中直人 | 小杉十郎太 | |
ハービー・デント / トゥーフェイス | トミー・リー・ジョーンズ | 菅生隆之 | 小林清志 | |
エドワード・ニグマ / リドラー | ジム・キャリー | 島田敏 | 古川登志夫 | |
チェイス・メリディアン博士(精神科医) | ニコール・キッドマン | 田中敦子 | 深見梨加 | |
ディック・グレイソン / ロビン | クリス・オドネル | 宮本充 | 山路和弘 | |
アルフレッド・ペニーワース | マイケル・ガフ | 松岡文雄 | 内田稔 (御友公喜) | |
ジェームズ・ゴードン総監 | パット・ヒングル | 緒方賢一 | 藤本譲 | |
シュガー | ドリュー・バリモア | 日野由利加 | 冬馬由美 | |
スパイス | デビ・メイザー | 紗ゆり (大塚さと) | ||
フレッド・スティックリー | エド・ベグリー・ジュニア | 城山堅 | 千田光男 | |
バートン博士 | ルネ・オーベルジョノワ | |||
銀行のガードマン | ジョー・グリファシ | |||
アシスタント | ジョン・ファヴロー (カメオ出演) | |||
幹部社員 | マイケル・ポール・チャン (カメオ出演) | |||
ニュースキャスター | ドン・ウィルソン (カメオ出演) | |||
その他 | 朝倉佐知 仲野裕 秋元羊介 後藤敦 大黒和広 宮寺智子 滝沢久美子 天田益男 金野恵子 家中宏 棚田恵美子 柳沢栄治 小野英昭 | 雨蘭咲木子 古田信幸 寺瀬今日子 岡本章子 石井康嗣 伊藤栄次 中博史 簗瀬哲 乃村健次 藤巻恵理子 花田光 堀川仁 | ||
日本語版制作スタッフ | ||||
演出 | 蕨南勝之 | 福永莞爾 (佐藤敏夫[3]) | ||
翻訳 | 石田泰子 | 久保喜昭 (平田勝茂) | ||
効果 | リレーション | |||
調整 | 新井保雄 | 山田太平 | ||
音響制作 | 相原正之 中西真澄 | |||
プロデューサー | 貴島久祐子 | 高橋由佳 | ||
制作 | ワーナー・ホーム・ビデオ プロセンスタジオ | ムービーテレビジョン (ブロードメディア) | ||
初回放送 | 1998年2月22日 『日曜洋画劇場』 |
かつてティム・バートンが監督としての企画が存在したころ、リドラー役にはロビン・ウィリアムズで、ロビン役にはマーロン・ウェイアンズが打診されていた。ウェイアンズに至っては衣装合わせまで行ったとのこと。しかしバートンが降板したことでその企画も消滅した。
ロビン役を検討していた製作サイドは、ロビン役にクリスチャン・ベールも検討していたものの、結局クリス・オドネルが同役を演じることになるが、ベールは後にクリストファー・ノーラン監督の同作品においてブルース・ウェインを演じている。
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