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仮面ライダーシリーズの登場キャラクター ウィキペディアから
ジャーク将軍(ジャークしょうぐん)は、東映制作の特撮テレビドラマ『仮面ライダーBLACK RX』および『仮面ライダーディケイド』などに登場するキャラクターである。
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ジャーク将軍 | |
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仮面ライダーシリーズのキャラクター | |
初登場 | 『仮面ライダーBLACK RX』 |
作者 | |
声 |
第1話 - 第46話に登場。
クライシス帝国地球攻撃兵団の最高司令官[1]。部下たちとの会話では、基本的に一人称には「余」を用いるが、「私」「儂(わし)」を用いることもある。二人称には「そち」を用いる。金色の頭部が特徴(口の部分はスーツアクターの口があえて露出する造形)。
帝国第一の武人として知られており、自ら前線に立つことは滅多にないが、ひとたび戦いに赴けば複数の仮面ライダーを圧倒するほどの実力を発揮する[1]。仮面ライダーBLACK RXを片手で抑え込むほどの腕力を振るうほか、念動力や異空間の生成といった超能力も駆使する[2]。全身を覆う黄金の鎧は怪魔界の特殊金属製であり、地球の武器では決して傷つくことはない[2]。また、体を動かすと機械音を発する[2]。背中の黒いマントは、バリアーを展開する機能がある[2]。
皇帝から最高司令官の証として与えられた黄金の杖を携えており、平時は指揮棒として扱っているが、打撃に用いたり先端から強力な電撃を放つこともできる[2]。剣を帯びることはあまりないが、技量は達人級であり、ダスマダー大佐の背後から闇討ちを試みたことがある[2]。
信賞必罰に公正であり、失敗や命令違反、抜け駆けなどは厳しく罰する冷徹な面を持つ一方、素性などを問わずに人選を行う聡明な公平さも持ち合わせている[2]。ガロニア姫の死因の真相を伏せるなど部下に対する配慮も見られ、ボスガンが次期将軍の座を狙った際にも寛大な処置を取っている。ダスマダー大佐が現れてからは、彼が大隊長の失敗を責める立場にあるため、さらに部下をかばうことが多くなった[2]。このような性格から、仮面ライダーBLACK RXには最終決戦時に「邪悪な皇帝に仕えたのがお前の不幸だ」と一定の評価を与えられている。その反面冷酷さも併せ持っており[2]、第27話では人質を取ることでRXとシャドームーンの共倒れを画策し、第42話では皇帝から最終時計を送られたことに危機感を募らせ、自身らの保身を図って辺境出身のゲドリアンを見捨てる恣意的な一幕も見られた。
『仮面ライダーBLACK RX』第46話に登場。
クライシス最強怪人[6]。ボスガン、ガテゾーン、ゲドリアンという3人の大隊長を失った咎で処刑されかけたジャーク将軍に対し、クライシス皇帝が力を与えた姿。ただし従来の仮面ライダーシリーズに登場した悪の大幹部のように「真の姿」を現したというわけではなく、皇帝の改造による変貌である[7]。ジャークミドラの誕生に際しては目に見える改造手術などは行われず、皇帝が放った電撃でジャーク将軍が爆発した後、残されたマントの中から出現した[7]。
この姿ではダスマダーの命令で行動し、凶暴な振る舞いが目立つ[注釈 1]など、ジャーク将軍の時とはいくらかの人格の変化が見られ、一人称も「俺」になっている。ジャーク将軍の姿に戻ることもあり、この時は人格も元に戻るらしく部下の敵討ちを口にする。
当初は黒いマントをまとっていたが、戦闘が始まると脱ぎ捨てて、その中から大剣を取り出した[7]。このミドラー剣[8]は、ロボライダーの強化皮膚「ロボフォーム」に火花を散らせるほどの威力がある[6]。また驚異的な怪力を誇り、仮面ライダーV3とライダーマンが二人がかりで挑んでもあしらって見せた[7]。さらに、目から放たれた金色の光を2本の角に集め、破壊光線に変えて発射する[7]。
茂とひとみをRX打倒の人質として捕えようと動き、彼らを守ろうとした佐原夫妻を殺害する[6]。駆けつけた仮面ライダーXと仮面ライダーアマゾンによって茂とひとみを光太郎のもとに送り届けられて人質作戦は失敗し、残った仮面ライダーV3とライダーマンを退け、佐原夫妻を殺された怒りに燃えるRXに戦いを挑んだ。当初は優位に立っていたが、バイオライダーのバイオブレードに左目を潰されたことで形勢を逆転され、RX必殺のリボルクラッシュを受ける[6]。最期はジャーク将軍の姿に戻り、「いかにお前でもクライシス皇帝には勝てぬ」と言い残すと高笑いとともに爆死した[1]。
グランショッカー八鬼衆の1人として登場。組織一の大軍勢、クライシス四軍団を統べる。チャックラムが上部にマウントされるポーター、クライシスキャリアを愛機とする。
『マスクド・ライダー』では、ドレゴン伯爵という名前で登場。ケン・リングが演じた。
なお、ジャークミドラはドレゴネーターという名前で登場し、ドレゴン伯爵のクローンという設定となっており、声は伯爵と同じくケン・リングが担当。
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