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ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されているゲームソフトのシリーズ ウィキペディアから
グランツーリスモシリーズは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されているゲームソフトのシリーズ。略称は『GT』『グランツ』など。
グランツーリスモシリーズ | |
---|---|
ジャンル | ドライビングシミュレーター |
開発元 | ポリフォニー・デジタル |
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE) |
主な製作者 |
山内一典 安藤まさひろ |
対応機種 |
PlayStation PlayStation 2 PlayStation 3 PlayStation Portable PlayStation 4 PlayStation 5 |
1作目 |
グランツーリスモ (1997年12月24日) |
最新作 |
グランツーリスモ7 (2022年3月4日、全エディション、ダウンロード・パッケージ版共に発売開始) |
公式サイト | グランツーリスモ・ドットコム |
山内一典によって考案され、彼が代表取締役を務めるポリフォニー・デジタルが開発を行っている。ジャンルはドライビング&カーライフシミュレーター。
タイトルは、自動車のカテゴリのひとつ「グランツーリスモ」から採られた。2022年11月現在、累計9000万本超の販売数を記録したシリーズである[1]。ゲーム業界では、世界に数多く存在するレーシングゲームの中でも頂点に立つシリーズとして日本、世界で知られている[2]。多数の自動車メーカーや部品メーカーも宣伝を兼ねて協力しており、広告媒体としても絶大な効果を発揮している。
2013年5月15日に行われたグランツーリスモシリーズの「15周年記念イベント」で山内は、15年間同じチームで開発できたのはゲーム業界で他に例がないことと語り、今後は「GTアカデミー」や「CAN-ECU」といった現実とゲームが影響を及ぼし合う「リアルとバーチャルの境界作用」をテーマにすると述べた[3]。
1997年、他に類を見ないドライビング&カーライフシミュレーターとして始まり、以降のレースゲーム全般や自動車業界に多大な影響を与えた歴史的なシリーズである。ゲームにおいても写実性を極めつつある2020年代、グランツーリスモは単なるゲームに留まらない、自動車を総合的に仮想体験できる先進的なプラットフォームとして受容されている。1990年代には「現実からレースゲームへ」という流れを作り、逆に2010年代以降は「レースゲームから現実へ」という流れを作りつつある。具体的にはプロレーサーの育成・初走行コースの前準備や実車走行データの可視化や架空車の実車化など、シミュレーション環境として現実の問題解決に応用されている[4]。
1990年代半ば、3D空間を表現できるゲーム機の登場により家庭用ゲーム機の表現力が飛躍的に向上した。また、16bitCPUとは比較にならないほどの高精度計算が可能な32bitCPUが次々とゲーム機に搭載されるようになった。この進歩を受けてグランツーリスモは物理演算に基づいて実在の自動車の挙動を再現したゲームとして開発され、キャッチフレーズでもある「リアルドライビングシミュレーター」として登場した。ただし、実車の再現や簡単な物理演算はアタリが1989年にアーケードゲームの『ハードドライビン』で試みており、更に高精度な物理演算を取り入れたラリーカー・シミュレーターである1995年の『セガラリーチャンピオンシップ』よりも後発の作品となる。一方で、物理的な挙動よりも、手軽にドリフト走行を可能とするなど爽快感を重視した『リッジレーサーシリーズ』などとは一線を画したリアルな挙動や、1990年代当時のレースゲームで流行していた原色の多用によるカラフルな画面とは異なる、写実的な色彩表現がユーザーには驚きをもって迎えられた。各車両は250頂点のポリゴンモデルとして制作された。さらに、当時としては珍しい「環境マッピング」を取り入れ、車の光沢を表現するような効果を実現したことや、多数の実在する車種や改造パーツを収録したことなどが相まって、「家庭でカーライフを仮想体験できる」という事から大ヒット作品となった。初代グランツーリスモが発売された当時、ここまで総合的にリアル志向を打ち出したレースゲームは他になく、実車を扱う自動車好きにとっても憧れの自動車を仮想体験できる魅力的なプラットフォームとなった。グランツーリスモを模倣したゲームも多数登場し、レースゲームというジャンルそのものにリアル志向という側面で大きな影響を与えた作品といえる。ゲーム初心者用のチュートリアルもあり、順位を競うのも良し、ゆっくり乗り回すのも良し、車を眺めるのも良しで対象者は幅広いが、高度なゲームシステムが作りこまれ、豊富なデータが提供されているため非常に深い追究も可能である。作品を重ねるにつれて、車両を構成する頂点数は100万頂点まで増え、適応型のテッセレータで視点に応じて車両の曲面を自動生成するようになっただけでなく、物理演算の精度も大幅に向上しており、実車走行と比較した場合のドライブ感覚の違いやタイム差は小さくなっている。グランツーリスモを使用して多額の費用を掛けずに実車のレーサーを育成することも可能になりつつあり、映画『グランツーリスモ』ではその実例が描かれている[5][4]。
生みの親である山内一典は、1993年にソニー・ミュージックエンタテインメント入社後、いち早く企画書を提出した。しかし、「メーカーとライセンス契約して実車が登場するゲームを出したい」という山内の請願は当時としては非現実的で、まずは低年齢層に向けた『モータートゥーン・グランプリ』の開発に着手する運びとなる。
『モータートゥーン・グランプリ』シリーズを2作作り終えて、ようやくグランツーリスモ開発へと着手することになる経緯はゲームクリエイター列伝「グランツーリスモを創った男達」として『週刊少年マガジン』誌上で1998年に漫画化された。なお、この漫画シリーズは他社のゲームの開発秘話も含めて毎回同様の展開であり、「ある開発者がパチンコ店でパチンコ玉を見て、車に光沢をつけるアイデアを思いついた」というエピソードなど、創作がかなり含まれている。
レーシングドライバーの生活を仮想体験する「グランツーリスモモード」(『グランツーリスモ5』では「GT LIFE」)がメインとなっている。試験を受けてライセンスを取得したりレースイベントに出場して賞金を稼ぎ、車の売買・チューニングやメンテナンスなどを行いながら腕を磨いていく。また『グランツーリスモ4』『グランツーリスモ5』『グランツーリスモ6』ではレーシングチームの監督となりAIドライバーに指示を出すB-Specモードも含まれる。
この他、単独のレースを手軽に楽しめるアーケードモード、『グランツーリスモ4 オンライン実験バージョン』以降では対戦・ランキングなどのオンライン要素も収録されている。
車両の改造・調整についても詳細に表現されており、最大出力だけでなくパワーカーブも変化し、前後独立して1mm単位での車高調整、0.1度単位でのキャンバー角調整などが可能であることから賛否両論を巻き起こしながらもユーザーを獲得していった。作品によっては「レーシングモディファイ」項目によって、レースシーンでほとんど見かけない車種の外観をレース仕様にすることもできた。また、スポーツカーだけでなくミニバンや軽ワゴン、コンパクトカーやセダン(スポーツグレードではない)なども、現実に市販されているボディーカラーを踏襲するように収録された。
多くのレースゲームでのドライビング視点は後方追従か、車両前端中央のみであったが、本シリーズ後半からは車内視点が再現され、実際に動くメーターや、エアコン・オーディオパネル、シフトノブなどが車種ごとに異なり、レース車両の車内も再現された[6]。
車両情報についても詳細に記録されており、購入画面や車種選択画面にて車両開発経緯などが紹介される。リプレイ画面中に音声で読み上げるシリーズもあったが、最新シリーズでは採用されていない。
撮影モードを搭載しており、レースリプレイ鑑賞中に一時停止して写真を納めることができる他、特定のシチュエーションに車両を配置して現実感さながらの撮影が可能。用意されている背景はどれも現実に存在する箇所ばかりで、自動車メーカーカタログやテレビCMのようなバーチャルな背景は用意されていない。
また、シリーズ初期から耐久レースをプレイ可能で、24時間レースをすることもできた。タイヤの摩耗やガソリンの消費も再現され、ピット作業もシリーズを追うごとに表現が追加された。ジャッキアップ、タイヤ交換、給油作業、スタート合図それぞれにスタッフが描かれ、補助スタッフや隣のピット人員まで表現される。
世界各国に実在する自動車メーカーの車種が登場する。モータースポーツとは程遠い大衆車や旧車、高級車も多数登場させることで、プレイヤーが実際に所有しているものと同じ車種をドライブしたり、また容易に購入が見込めない高級車もドライブできるなど、レースファン以外のユーザーの取り込みにも成功した。
かつて、エレクトロニック・アーツ社と独占契約を結んでいた関係でポルシェの車種は一切収録されておらず、代替としてポルシェ車のチューニングを手がけるRUFオートモービルの車種が収録されていた。2016年にこの独占契約は終了したため、『グランツーリスモSPORT』からは正式にポルシェが収録されることとなった[7]。
また、さまざまな企業とのコラボレーションで考案された架空の車も収録されている。『グランツーリスモ4』ではナイキとの共同デザインによる、2022年の未来を見据えて創り出されたコンセプトカー「ナイキ One 2022」が登場した。『グランツーリスモ5プロローグ』に登場した「GT by シトロエン」はゲームと同時進行で開発され、コンセプトカーとして1/1の実車も製作された。『グランツーリスモ5』ではレッドブル・レーシングと共同開発した地上最速のレーシングカー「X1プロトタイプ」が収録された[8]。
『グランツーリスモ6』からは、シリーズ15周年の記念企画として「ビジョン グランツーリスモ」というプロジェクトが進められ、各自動車メーカーが創り出したコンセプトカーが収録されている。このプロジェクトは後発作の『グランツーリスモSPORT』、『グランツーリスモ7』にも引き継がれ、2024年現在も進行中である。
1作目から代々テーマ曲としてオープニングデモなどに使用されている曲は安藤まさひろがANDY'S名義で制作したアルバム『ANDY'S』収録の「MOON OVER THE CASTLE」である。同アルバムの収録曲はボーカル部分をインスト化するなどアレンジが施され、ほぼ全曲が1作目のBGMとして利用された。また、T-SQUAREのアルバム『BLUE IN RED』には同曲のT-SQUAREバージョンともいえる「Knight's Song」が収録されている。なお、この曲はコンサドーレ札幌のホームゲーム選手入場時のBGMとしても使われている。
第1作目の『グランツーリスモ』では架空のオリジナルコースのみが収録されており、『グランツーリスモ3』まではハードウェアやゲームエンジンの性能上による現実との誤差を理由[9][10]に、オリジナルコースが主に収録されていた。しかし第1作目の発売後に挙げられた市場からの強い要請により、『グランツーリスモ2』で初の実在サーキットのラグナ・セカが収録され、『グランツーリスモ3』ではモンテカルロ市街地コースが「コート・ダ・ジュール」として収録された。
オリジナルコースだけでなく、『グランツーリスモ2』で初出したローマ市街地コースとシアトル・サーキット、『グランツーリスモ3』で初出した「東京・ルート246」など、実在の都市を舞台とした「シティコース」も多い。
その後、2004年に発売された『グランツーリスモ4』を皮切りに国内外の実在サーキットが多数収録され始め、『グランツーリスモ5』ではNASCARとの提携によりデイトナ・インターナショナル・スピードウェイやインディアナポリス・モーター・スピードウェイが追加、同名番組との提携によりトップギア・テストトラックも登場。シリーズ初の有料ダウンロードコンテンツによる追加コース(スパ・フランコルシャンなど)も登場した。『グランツーリスモ4』から収録されたニュルブルクリンクは、収録しているレースゲームが他にほとんど無く、その難易度とインパクトは特筆すべきものであった。
『グランツーリスモ6』以降はF1世界選手権の開催地であるシルバーストン・サーキットやレッドブル・リンク、バサースト12時間レースのマウント・パノラマ・サーキットなどの著名なサーキットが追加されている。
『グランツーリスモSPORT』においては、前作までに登場していたオリジナルコースやシティコースがほぼ軒並み未収録となり、代わりに実在する国をモデル及びコース所在地とした新たなオリジナルコースが多数収録されている。
シリーズ最新作の『グランツーリスモ7』では『グランツーリスモSPORT』の収録コースに一部改良を施して加え、『グランツーリスモ』から『グランツーリスモ6』までに収録されていた幾つかのオリジナルサーキットがリメイクされて収録されている。
ロケーション | GT1 | GT2 | GT3 | GT4 | GTPSP | GT5 | GT6 | GTS | GT7 |
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アスカリ・レース・リゾート | ○ | ||||||||
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ | ○ | ○ | |||||||
インテルラゴス・サーキット | ○ | ○ | |||||||
インフィニオン・レースウェイ | ○ | ○ | |||||||
ウィロースプリングス・レースウェイ | ○ | ○ | ○ | ||||||
ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ[注 1] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
オートポリス | ○ | ○ | |||||||
カタロニア・サーキット | ○ | ○ | |||||||
グッドウッド・サーキット | ○ | ○ | |||||||
グッドウッド・ヒルクライム[注 2] | ○ | ||||||||
シルバーストン | ○ | ||||||||
鈴鹿サーキット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
スパ・フランコルシャン | ○[注 3] | ○ | ○ | ○ | |||||
ツインリンクもてぎ | ○ | ○ | ○[注 3] | ○ | |||||
筑波サーキット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ | ○ | ○ | ○ | ||||||
トップギア・テストトラック | ○ | ||||||||
ニュルブルクリンク | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
富士スピードウェイ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
ブランズハッチ | ○ | ○ | ○ | ||||||
マウントパノラマ モーターレーシングサーキット | ○ | ○ | ○ | ||||||
モンツァ・サーキット | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
リカルド・トルモ・バレンシア・サーキット | ○ | ||||||||
ル・マン 24時間 レーシングサーキット[注 4] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
レッドブル・リンク | ○ | ○ | ○ | ||||||
ロード・アトランタ | ○ | ||||||||
ワトキンズ・グレン・インターナショナル | ○ |
ロケーション | GT1 | GT2 | GT3 | GT4 | GTPSP | GT5 | GT6 | GTS | GT7 |
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アイガー北壁コース | ○ | ○ | ○ | ||||||
アプリコットヒル・レースウェイ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
アルザス | ○ | ○ | |||||||
エル・キャピタン | ○ | ○ | |||||||
オータムリンク | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
カートスペース | ○[注 3] | ○ | |||||||
京都ドライビングパーク | ○ | ○ | |||||||
グランツーリスモアリーナ | ○ | ||||||||
グランバレー・ハイウェイ 1[注 5][注 6] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
グリンデルワルド | ○ | ||||||||
ケープリンク | ○ | ○ | |||||||
コンプレックス・ストリング | ○ | ||||||||
サーキット・デ・ラ・シエラ | ○ | ||||||||
サルディーニャ・ロードトラック | ○ | ○ | |||||||
サン=クロワ・サーキット | ○ | ○ | |||||||
ジムカーナコース[注 7][注 8] | ○ | ||||||||
スーパースピードウェイ | ○ | ○ | |||||||
スペシャルステージ・ルートX | ○[注 3] | ○ | ○ | ○ | |||||
タヒチ・ロード | ○ | ||||||||
ディープフォレスト・レースウェイ[注 6] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
テストコース[注 9] | ○ | ○ | ○ | ○[注 7] | ○[注 7] | ||||
トライアルマウンテン・サーキット[注 6] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ドラゴントレイル | ○ | ○ | |||||||
ノーザンアイル・スピードウェイ | ○ | ○ | |||||||
ハイスピードリンク[注 6] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ビギナーコース[注 7] | ○ | ○ | |||||||
ブルームーン・ベイ・スピードウェイ | ○ | ○ | |||||||
ブロードビーンレースウェイ | ○ | ○ | |||||||
マッターホルン | ○ | ||||||||
ミッドフィールド・レースウェイ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
モータースポーツランド | ○ | ||||||||
モーターランド[注 7][注 10] | ○ | ○ | |||||||
レイク・マジョーレ・サーキット | ○ | ○ | |||||||
レッドロックバレー・スピードウェイ | ○ |
ロケーション | GT1 | GT2 | GT3 | GT4 | GTPSP | GT5 | GT6 | GTS | GT7 |
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アマルフィサーキット | ○ | ○ | |||||||
イタリア市街地コース | ○ | ○ | |||||||
オペラ・パリコース | ○ | ○ | |||||||
コート・ダジュール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
シアトル・サーキット[注 11] | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
ジョルジュ・サンク・パリコース | ○ | ||||||||
スペシャルステージ・ルート5 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
クラブマンステージ・ルート5 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
スペシャルステージ・ルート7 | ○ | ○ | |||||||
スペシャルステージ・ルート11[注 12] | ○ | ○ | |||||||
ソウル市街地コース | ○ | ○ | |||||||
東京エクスプレスウェイ[注 13] | ○ | ○ | |||||||
東京・ルート246 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
ニューヨーク市街地コース | ○ | ○ | |||||||
香港 | ○ | ||||||||
マドリード市街地コース | ○ | ○ | |||||||
ラスベガス・ドラッグ・ストリップ[注 2] | ○ | ||||||||
ロンドン市街地コース | ○ | ○ | |||||||
ローマ・サーキット | ○ | ○ | |||||||
ローマ市街地コース[注 14] | ○ | ○ | |||||||
ローマ・ナイト | ○ |
『グランツーリスモ』
ソニー・ピクチャーズとプレイステーション・プロダクションズで映画化されることが決まっており、ニール・ブロムカンプが監督することも決定[26][27]。デヴィッド・ハーバーが主人公レーサーに運転を指導する元レーサー役で出演決定[28]。主人公レーサーのヤン・マーデンボローはアーチー・マデクウィが演じる[29]。2023年1月5日、初映像が公開[30][31]。2023年9月日本公開[32]。
ラスベガスで毎年11月に行われる自動車部品の見本市「SEMAショー」にて、2003年から実施されている賞。出展されたカスタムカーを山内らが審査して表彰する。最優秀に選ばれた車はグランツーリスモシリーズに収録される。
カリフォルニア州ペブルビーチで毎年8月に行われる自動車イベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」にて、2008年から実施されている賞。出展されたヒストリックカーを山内らが審査して表彰する。最優秀に選ばれた車はグランツーリスモシリーズに収録される。
SCEと日産自動車が主催するレーシングドライバー養成プログラム[33]。オンラインで予選を行い、予選の通過者が訓練コースに参加。優勝者はプロのドライバーとしてデビューする権利が与えられる。
2010年に第2回が開催され、以後は毎年行われている。2011年には初めてアメリカ合衆国でも実施された。2008年にヨーロッパで行われた第1回の優勝者・ルーカス・オルドネスは、ル・マン24時間レースやここ最近ではSUPER GTなどで活躍している。
2011年まではグランツーリスモシリーズのオンライン・タイムトライアルイベントが予選の舞台であったが、2012年の第4回では予選用の専用ソフト「GTアカデミー 2012」が、翌2013年にもGT6の体験版を兼ねた同「2013」がそれぞれダウンロード専用ソフトとして配信された。2014年以降はGT6が発売されたことにより再び内部イベントとして行われるようになった。
2015年4月21日より日産自動車は、ソニー・コンピュータエンタテインメント、ポリフォニー・デジタルと共同で、バーチャルとリアルを繋ぐ国際的ゲームコンテスト「GTアカデミー by 日産×プレイステーション®」を日本で初めて開催することを発表。同時に、これまで日本は選考の対象に含まれていなかったが今回で対象になることも明らかになった。
2016年、日産が主に日本で展開するニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)とも協力関係にあり、ルーカス・オルドネスやヤン・マーデンボローらが、GTアカデミーからNDDPに参加していた。
2023年9月15日、これを題材にした映画グランツーリスモ が公開された。(詳しくは映画グランツーリスモを参照)[34]
(俗にハンコンと呼ばれる。)
関連製品 | PS | PS2 | PS3 | 型番 |
---|---|---|---|---|
ステアリングコントローラ ゼロテック | ○ | |||
GT FORCE | ○ | △(非公式、一部のゲームソフトのみ) | LPRC-10000 | |
GT FORCE Pro | ○ | ○ | LPRC-11500 | |
GT FORCE RX | △(非公式) | ○ | LPRC-12000 | |
G25 Racing Wheel | △(非公式、一部の機能のみ) | ○ | LPRC-13000 | |
Driving Force GT | ○ | ○ | LPRC-14000 | |
Driving Force Wireless | ○ | ○ | LPRC-12500 LPRC-12700 |
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