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2016年のアメリカのアニメーション映画 ウィキペディアから
『SING/シング』(原題: Sing)は、2016年のアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ミュージカル・コメディ映画[3]。
SING/シング | |
---|---|
Sing | |
監督 | ガース・ジェニングス |
脚本 | ガース・ジェニングス |
製作 |
クリス・メレダンドリ ジャネット・ヒーリー |
出演者 |
マシュー・マコノヒー リース・ウィザースプーン セス・マクファーレン スカーレット・ヨハンソン ジョン・C・ライリー タロン・エジャトン トリー・ケリー ニック・クロール ジェニファー・ソーンダース |
音楽 | ジョビー・タルボット |
主題歌 | 「フェイス(Faith)」(スティーヴィー・ワンダー、アリアナ・グランデ) |
編集 | グレゴリー・パーラー |
製作会社 | イルミネーション |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
2016年9月11日 (TIFF) 2016年12月21日 2017年3月17日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $75,000,000[1] |
興行収入 |
$634,338,384[1] $270,578,425 51億1000万円[2] |
次作 | SING/シング: ネクストステージ |
イルミネーションが製作し、同名のシリーズの第1作目である。監督・脚本はガース・ジェニングス、共同監督はクリストフ・ルードレが務め[4]、マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、トリー・ケリー、タロン・エガートン、ニック・クロールらが声を担当した。擬人化された動物たちが住む世界を舞台に、劇場を救うために歌のコンテストを開催する劇場の経営者バスター・ムーンと、コンテストの出場者が出場を通じて徐々に不満や悩みに満ちた人生を変えていく様を描いている。
有名アーティストの楽曲を60曲以上使用しており、そのほとんどがダイジェストで演奏されている。また、スティーヴィー・ワンダーとアリアナ・グランデによるオリジナル曲「Faith」が収録されており、ゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされている[5]。2016年9月11日にトロント国際映画祭で上映され、12月3日にマイクロソフト・シアターでプレミア上映、12月21日に全米公開された。概ね好評を博し、全世界で6億3,400万ドルの興行収入を記録した。
2021年12月22日には、続編となる『SING/シング: ネクストステージ』(原題: Sing 2)が公開された。
コアラのバスター・ムーンは、6歳の頃に父に連れられてみたショーの舞台に魅せられ、宇宙飛行士の夢を捨てて劇場主となった。 しかしヒット作を打つことも満足に出来ず、前の公演の関係者への賃金の支払いも滞り、銀行からも返済を迫る連絡が入り続けるという有様で、のっぴきならない現状に立たされていた。そんな中、バスターは新たな劇場の目玉として、賞金1000ドルで歌のオーディションを行うことにする。ところが、劇場事務員のミス・クローリー(イグアナ)の手違いにより、賞金「10万ドル」と記載されたポスターがバスターのチェックを経ずに街中へばらまかれてしまう。
翌日、街中から大勢の動物が集まる。オーディションを通過し、最終的にステージに上がることとなったのは、主婦のロジータ(ブタ)、窃盗団のボスビッグ・ダディの息子ジョニー(ゴリラ)、ストリートミュージシャンのマイク(ネズミ)、彼氏のランスとバンド活動をしているパンクロッカーのアッシュ(ヤマアラシ)であった。しかし、本番の曲目や衣装は全てムーンの独断で決められ、各々戸惑いを見せる。その最中、バスターは賞金が誤って10万ドルと記載されていたことを知り、自力では用意できない大金を工面すべく、大金持ちの息子で友人のエディ(ヒツジ)と共にエディの祖母を訪ねる。エディの祖母は、バスターが劇場主を志すきっかけとなった大物舞台女優ナナ・ヌードルマンだった。バスターは何とかナナをリハーサルを見に劇場へ来る約束を取り付けることに成功する。
一方、アッシュはランスの浮気現場に遭遇し、別れを告げるも落ち込む。ロジータはペアに充てられたブタのダンサーグンターと相性が合わない上、練習と家事との両立にも悩む。ジョニーは練習に参加したいあまりビッグ・ダディの窃盗計画を台無しにしてしまい、結果ビッグ・ダディは収監され、絶縁を宣言される。マイクは自分が賞金を得ると信じて疑わず、10万ドルをダシに銀行でカードを作りカジノで遊びほうけていた。しかしイカサマがばれ、クマのゴロツキに追われる身となってしまう。恥ずかしがり屋なゾウの少女ミーナは、自身の性格が災いしてオーディションで歌うことができず、再審査を求めてバスターを訪ねるが、結局任されたのは機器を操作する舞台係であった。
バスターはエディ、ミーナと共に舞台の床とホリゾントを巨大水槽にするという大改装を行い、そこに雇ったホタルイカを踊らせるという演出を施す。やがてリハーサル当日を迎え、エディと共にロイヤルシートに招かれたナナはその新たな演出に目を奪われる。だがマイクの出番になったところで彼を追っていたクマたちがステージへ乱入、バスターたちが止めに入るも賞金が入っているとされる宝箱が開けられてしまい、10万ドルが準備されていなかったことが皆の前で露呈されてしまう。さらに重量オーバーで床の水槽に亀裂が走り、やがてものすごい勢いで水が流れ出し、やがて劇場は濁流に呑まれ水没、完全に崩壊する。幸い死傷者は出なかったものの、劇場が建っていた土地は銀行に差し押さえられてしまった。
劇場も自宅も失ったバスターは意気消沈し、エディの部屋に引きこもる。皆がそんなバスターを心配して声をかけるが、楽天家のバスターもさすがに落ち込み、心無い言葉で皆を傷付けてしまう。その後バスターはミス・クローリーと共に父と同じ職業の洗車屋を始め、エディも手伝う。そんなある日、バスターの耳に素晴らしい歌声が届いた。バスターは洗車の手を止めて歌の聞こえる劇場跡の廃墟へと向かう。そこにいたのはヘッドホンをして無心に歌うミーナであった。ミーナの歌に心を揺さぶられたバスターは、崩れ落ちた劇場のガレキを撤去し、仮設の野外劇場を作ってそこで改めて公演を行うことを決意する。
劇場を崩壊させた元支配人の無謀な企画に、テレビのニュース番組が冷やかし半分にカメラを回し生中継を始める。ほぼ出演者の身内や関係者のみでボチボチと埋まった客席の中、トップバッターのグンターとロジータは息の合ったキレのあるダンスと歌で盛り立てる。最初は馬鹿にしていたニュース放送も、演者のパフォーマンスのクオリティの高さにキャスターも引き込まれ、さらにニュースを見た者たちがどんどん劇場に集まり、やがて場内は満席となっていく。収監先のテレビでジョニーが歌っているところを見たビッグ・ダディは息子の歌の素晴らしさに感動し、ジョニーに会うために刑務所を抜け出し、絶縁の撤回を告げて和解し抱きしめ合う。アッシュの出番では銀行員ジュディスが公演を中止させようと伴奏の電源を切ってしまうものの、アッシュは足を踏みならしビートを取りながらギター1本で歌を熱唱し、大歓声を浴びる。無報酬ということで出演を止める気だったマイクも、街中でテレビ中継に熱中する観衆の様子にプロの意地を見せてやると意気込み小半と舞台に立つ。トリに抜擢されたのはミーナは最初はこそ緊張で足を踏み出すことができなかったものの、バスターに「歌って(Sing)」と励まされたことで決意と共に歌い出し、大喝采を浴びる。彼女を見下して馬鹿にしていたマイクは彼女の歌声に感動し素直な態度で脱帽して彼女を認め、客席にいたナナも笑顔で拍手を送った。
その後、ナナが土地を買い取り劇場が再建され、歓声を浴びながら劇場は再びオープンした。
役名 | 原語版声優 | 日本語吹き替え[8][9] |
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バスター・ムーン | マシュー・マコノヒー | 内村光良 |
ロジータ | リース・ウィザースプーン | 坂本真綾 |
マイク | セス・マクファーレン | 山寺宏一 |
アッシュ | スカーレット・ヨハンソン | 長澤まさみ |
エディ | ジョン・C・ライリー | 宮野真守 |
ジョニー | タロン・エガートン | 大橋卓弥 |
ミーナ | トリー・ケリー | MISIA |
ナナ・ヌードルマン | ジェニファー・ソーンダース ジェニファー・ハドソン[10](歌) | 大地真央 |
ミス・クローリー | ガース・ジェニングス | 田中真弓 |
ビッグ・ダディ | ピーター・セラフィノウィッツ | 石塚運昇 |
グンター | ニック・クロール | 斎藤司 |
ランス | ベック・ベネット | 谷山紀章 |
ミーナの祖父 | ジェイ・ファロー | 手塚秀彰 |
ノーマン | ニック・オファーマン | 奈良徹 |
ミーナの母 | レスリー・ジョーンズ | くじら |
ジュディス | リー・パールマン | 鷄冠井美智子 |
ミーナの祖母 | ラレイン・ニューマン | 巴菁子 |
スタン | アダム・バックストン | 最上嗣生 |
ボス熊 | ジム・カミングス | 三宅健太 |
ベティ | タラ・ストロング | 水樹奈々 |
ナンシー | ||
リッキー | 不明 | 木村昴 |
ハウィー | 村瀬歩 | |
カイ | 柿原徹也 | |
ウサギのトリオ | キャサリン・カヴァディーニ ジェシカ・ラウ(歌) ジェシカ・ロッター(歌) サラ・マン(歌) | 重本ことり 佐倉綾音 辻美優 |
ダニエル | ウェス・アンダーソン | 河口恭吾 |
リチャード | 不明 | MC☆ニガリa.k.a赤い稲妻 |
ワニ | Rude-α | |
ボブ | ビル・ファーマー | |
給仕長 | カルロス・アラズラキ | 中博史 |
雄牛の支店長 | ネルソン・ベアト | 最上嗣生 |
バブーン | ブラッド・モリス | 矢部雅史 |
ハリー | タウンゼンド・コールマン | 藤原貴弘 |
エディのママ | ラレイン・ニューマン | 長谷川暖 |
その他 | — | 竹本健一 MARU 金魚わかな 岩崎諒太 丸山ナオミ 村上裕哉 大隈健太 畠中祐 |
イルミネーションの創設者兼CEOであるクリス・メレダンドリはこれまで、主に短編アニメーション作品でキャリアをスタートさせた映画監督と組むことが多かった。イルミネーションの長編映画作品のために実写映画を多く担当する監督とタッグを組んだのは、本作が初めてとなる。メレダンドリはガース・ジェニングスが監督を務めた映画『リトル・ランボーズ』に惚れ込み、その繊細な感性に感心した。ジェニングスは、豊富なミュージック・ビデオの制作経験を通して、ビジュアル作品における音楽の力に対するユニークな視点と深い理解を培っていた[12][13]。
メレダンドリはイギリスを訪れた際、ジェニングスと会い、動物だけが住む世界での歌唱コンテストについてのアイデアを伝えたところ、彼も乗り気になり、監督と脚本を務めることになった。ガースは好きな映画の中から、登場人物が歌で彩られている『ザ・コミットメンツ』のようなタイトルを挙げていった。そして、多くのキャラクターが夢のために奮闘する過程を強力なツールである音楽を通じて描かれた。部門別に作業が進められ、脚本の後すぐにキャラクター設計に入った。ガースは、プロダクション・デザインとキャラクター・デザインを務めたエリック・ギヨンと共に、作品の舞台を「美しいと同時に入り込める世界」になるよう目指した。カリフォルニアを意識し、サンフランシスコとロサンゼルスを混ぜ、加えてマイアミ風の色合いで仕上げをした[14][15]。
動物たちは基本的に人間の風刺的な姿にした。キャラクターを見て「こういう人っている」と思わせるためだ。キャラクターは小さい動物から巨大な動物までが揃い、全員が共存している特別な世界となった。その中でもバスターのキャラクター作りを進めていくうちに、強い意志を持って不可能を可能にする挑戦に打って出るストーリーにインスパイアされるようになった。ロジータは、ファッションデザイナーであるガースの妻がモデルとなっており、インスピレーションを得るために夕食の様子を撮影していたという。マイクは、ガースの「才能にあふれてはいるが、不愉快なキャラクター」を描きたいという思いから誕生した。観客がマイクを嫌うことは予想できたが、製作陣からは変更の指示は出なかったという。ミーナをゾウにした理由として、あがり症のキャラクターは一番大きな動物であるべきだと考えたからだとしている[14][15]。
本作の特徴の1つとしてとして、作り手の音楽への愛を心置きなく表現できることを挙げている。最近のポップスから往年の名曲まで音楽であふれかえっており、60曲以上が登場する。ジェニングスにとって、音楽を通してストーリーを語ることが可能となり、幅広い音楽を用いられることに大きな魅力を感じていた。観客に、全てのキャラクターのストーリーに関心を抱いてもらうことが重要であり、各々のキャラクターの物語を音楽と融合させることで可能となった。
交差する多様な人生物語と、本作の楽曲が扱わなければならない多くの物語がゆえに、物語の軸となるのはバスターであることが必須であった。また、バスターが危機に瀕しているのにもかかわらず、音楽はそれでもなお楽天的なバスターの精神に見合うような幸福感と遊び心に満ちたものでなければならなかった。ファレル・ウィリアムスによる『怪盗グルーのミニオン危機一発』の挿入歌「ハッピー」のように、イルミネーションが委託する新曲のオリジナル楽曲は、映画以外のところでもヒットした。その流れに沿い、スティーヴィー・ワンダーとアリアナ・グランデのコラボレーションによるオリジナル楽曲「フェイス」が完成した。多数のグラミー賞受賞者である音楽プロデューサーのライアン・テダーとベニー・ブランコによってプロデュースされたこのエンディング楽曲は、「決して諦めないこと」について歌っている。テダーは楽曲の趣旨について「アリアナの声域の広さとスティーヴィーの歌声で本作のメッセージをより明確に観客が掴める曲に仕上がった」と話している。
ジェニングス、音楽チーム、プロデューサーによって重要だったのは、新たなサウンドや音楽スタイルを映画の一部として観客に体験してもらうことだった。具体的な目標として、若者はこれまで聴いたことがなかった楽曲に触れ、大人は過去の楽曲に酔いしれ、同時に今日のヒット曲に触れることを挙げている。メレダンドリは語る。
「 | 音楽とビジュアルが融合すると、よりパワフルで感情に訴えるものとなる。全てのディテールにこだわり、監督のガースとアニメーション・チームはキャラクターの感情を最大限に引き出すことができた。同様に、音楽チームもやってのけた。関係者全員でストーリーとキャラクターを改めて見つめ、各々の楽曲が持つ意味や効果を定めていった。全てのシーンにおいて、音楽は心を揺さぶるだろう。 | 」 |
—クリス・メレダンドリ |
作曲者のジョビィ・タルボットは多彩なトーンやジャンルを融合させたスコアを製作した。本人曰く「ジェニングスと共にどうしたらオリジナル・スコアが全キャラクターの物語を語ることができるのか長時間かけて話し合い、各々のキャラクターごとに独特のサウンドを使って物語を明確にして展開を押し進めていこうという結論に至った」という[14][15]。
本作のキャスティングには、セリフを流暢に発するのと同じくらい、歌を上手に歌いこなせるキャストを揃えることが必須だった。どの出演者も、自分のキャラクターを自分のものにする独自の方法を見出した。
バスター・ムーン役にはマシュー・マコノヒーが選ばれた。シリアスなドラマからコメディーまで幅広い役を演じてき彼は、自分のキャラクターを生かすために、バスターの楽観主義が周囲に伝染するほど強くならなければならないことをすぐに悟り、大いに親しみやすく、共感できるバスターを作り上げる術を持っていたとジェニングスは言う。ロジータ役には、リース・ウィザースプーンが選ばれた。メレダンドリは、ロジータを生き生きとさせる内なる彼女の強い意志を称賛した。マイク役には、セス・マクファーレンが選ばれた。ヒーリーは、中身が豊かな彼のメロディーを朗々と歌い上げる才能を称賛した。ジョニー役には、タロン・エジャトンが選ばれた。彼の歌声を最初に聴いた映画製作者らは驚嘆し、メレダンドリは、観客が魅了されることを容易に想像できたと語った。ミーナ役には、映画初出演となるトリー・ケリーが選ばれ、新米歌手なら誰もが経験する不安を彼女なら理解できると製作者らは信じていた。エディ役には、ジョン・C・ライリーが選ばれた。彼の声のパフォーマンスにはジェニングスも感心しており、ライリーが発した多くのアドリブやアイデアは全て使用された[16][17]。
ミス・クローリーは、監督と脚本も担当しているジェニングス本人が務めた。製作当初、簡素なアニメーションを製作し、おおよそで声も入れる。その後、スタッフで分担して仮の音声を録音する。当時、ミス・クローリーはガースが担当した。声優を決めるときは、イメージを見ながら、候補の役者が出演した映画の適当なシーンの音声を聞く。候補は大勢いたが、誰にも言わずガースの声を流したところ、聞きなれた声だからか、ガースのものが選ばれた[14][15]。
2016年9月11日にトロント国際映画祭で、ほぼ完成形の作品として上映された[18]。その後、12月3日にマイクロソフトシアターでプレミア上映され、12月21日にアメリカで公開された[19]。日本では2017年3月17日より公開された[20]。
本作の映像ソフトが、アメリカでは2017年3月21日にBlu-ray、Blu-ray 3D、Ultra HD Blu-ray、DVDで、日本では同年8月2日に4K ULTRA HD+Blu-rayセット、ブルーレイ+DVDセット、ブルーレイ+DVD+ボーナスCDセットぬいぐるみ付きスペシャルパックで発売された。特典映像として3本のミニ・ムービーが収録された[23][24][25][26]。
グンターの子守 | |
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Gunter Babysits | |
監督 |
エイドリアン・ボーザキアン エリック・ファベラ |
脚本 | テッド・トラベルステッド |
原案 | エリック・ファベラ |
製作 |
クリス・メレダンドリ ジャネット・ヒーリー |
出演者 |
リース・ウィザースプーン ニック・クロール ニック・オファーマン オスカー・ジェニングス レオ・ジェニングス カスパー・ジェニングス エイサ・ジェニングス |
音楽 | マイケル・ガット |
編集 | ジミー・サンドバル |
製作会社 | イルミネーション |
公開 |
2017年3月21日 2017年8月2日 |
上映時間 | 3分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
グンターの子守(英: Gunter Babysits)は、2017年に『SING/シング』のDVDに収録されたミニ・ムービーである[27][28][29]。
ひと目惚れの恋 | |
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Love at First Sight | |
監督 |
ベンジャミン・レ・スタル マット・ニューロン |
脚本 | テッド・トラベルステッド |
原案 | アンドリュー・ウォルトン |
製作 |
クリス・メレダンドリ ジャネット・ヒーリー |
出演者 |
ガース・ジェニングス タロン・エジャトン ロバート・モース |
音楽 | デーブ・ボルト |
編集 | アンドリュー・ウォルトン |
製作会社 | イルミネーション |
公開 |
2017年3月21日 2017年8月2日 |
上映時間 | 4分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
ひと目惚れの恋(英: Love at First Sight)は、2017年に『SING/シング』のDVDに収録されたミニ・ムービーである[28][29][30]。
エディのライフコーチ | |
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Love at First Sight | |
監督 |
ガイ=ローレン・ホムジー スコット・モシャ― |
脚本 | テッド・トラベルステッド |
製作 |
クリス・メレダンドリ ジャネット・ヒーリー |
出演者 |
ジョン・C・ライリー ラレイン・ニューマン ブラッド・モリス タラ・ストロング カルロス・アラズラキ ビル・ファーマー |
音楽 | マイケル・ガット |
編集 | ジミー・サンドバル |
製作会社 | イルミネーション |
公開 |
2017年3月21日 2017年8月2日 |
上映時間 | 4分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
エディのライフコーチ(英: Eddie's Life Coach)は、2017年に『SING/シング』のDVDに収録されたミニ・ムービーである[28][29][31]。
2019年4月18日、本作をテーマにしたアトラクションがユニバーサル・スタジオ・ジャパンにオープンした[32][33]。
本作の公開から1ヵ月後、ユニバーサルとイルミネーションは、脚本・監督のジェニングス、プロデューサーのメレダンドリ、ヒーリー、そしてオリジナルキャストが続投する続編の計画を発表した。当初は2020年12月25日に公開予定だったが、『クルードさんちのあたらしい冒険』の公開に合わせ、2021年7月2日に延期された[34][35]。公開日は2021年12月22日にさらに延期され、『ミニオンズ フィーバー』は2022年7月1日に公開されることになった[36]。
アメリカとカナダで2億7,030万ドル、その他の地域で3億6,380万ドル、製作予算7,500万ドルに対して、合計6億3,410万ドルの興行収入を記録した[37]。Deadline.comが純利益を計算したところ、製作費と映画の収益を合わせると1億9,420万ドルとなり、2016年の公開では7番目に利益が出ているという[38]。
北米では『パッセンジャー』『アサシン クリード』と並んで公開され、公開から6日間で4,022館から約7,000万ドルの興行収入が見込まれていた[39]。初週末で3,520万ドル(6日間合計7,550万ドル)の興行収入を記録し、興行収入では2週目の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に次いで2位となった[40]。2週目の週末には21%増の4,290万ドルで2位をキープし、3週目には2,080万ドルで3位を記録した[41]。『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(2002年、2億4,140万ドル)を抜いて、北米の興行成績で最高興行収入作品の記録を保持している[42]。
日本公開では、2017年3月18日から3月19日の土日2日間で動員42万2,000人、興収5億4,600万円を記録し、映画動員ランキングの1位を記録した[43]。4月1日から4月2日、4月8日から4月9日の土日2日間も引き続きで4週連続1位、累計で動員400万人、興収49億円を突破した[44]。最終的な興行収入は51.1億円となった[45]。
Rotten Tomatoesでは、182のレビューに基づいて72%の支持率を得ており、平均評価は6.49/10となっている。同サイトのコメントでは、「Singは、確かな声優陣と心温まるストーリーで、色鮮やかなアニメーションと陽気で見応えのあるエンターテイメントを提供している」としている[46]。Metacriticでは、37人の批評家に基づいて100点満点中59点の平均点をつけている[47]。CinemaScoreで投票された観客は、この映画にA+からFまでの平均評点「A」をつけた[48]。
USAトゥデイのブライアン・トゥイット氏は、この映画に4つ星のうち3つ半を与え、「喋る動物のヒット作が多い1年の中で、『Sing』はそれほど強い数字ではない。それは特に考えさせられるような話ではないかもしれないが、確かに心を揺さぶる物語である。」と書いている[49]。ロサンゼルス・タイムズのレビューでは、ケイティ・ウォルシュが「本当に面白い瞬間があり、素晴らしい曲を兼ね備えたキュートな映画」と本作を呼んでいる[50]。アリゾナ・リパブリックのビル・グッディコンツは、この映画のレビューで、「Singは良い曲があちこちにあるアルバムのようなものだが、あまりにもフィラーが多く、ヒット曲が少ない」と述べている[51]。トロント国際映画祭で上映された本作をレビューしたイギリスのウェブサイトHeyUGuysのステファン・ペイプは、「全くオリジナルではない形式に沿っていることを早くから認識していたが、それにとらわれずに続けている」と述べ、2/5の評価を与えた[52]。同映画祭で本作を観たバラエティのピーター・デブルジュは、サブプロットに「深い人生の教訓」があるとは感じなかったものの、ジェニングスの演出、キャストの声の演技、そしてこの映画の愚かさを総合的に称賛している[53]。
賞 | 式典日 | カテゴリー | 受賞者 | 結果 | 脚注 |
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ハリウッドメディア音楽賞 | 2016年11月17日 | 最優秀歌唱アニメ映画賞 | 「フェイス」 - ライアン・テダー、スティーヴィー・ワンダー、フランシス・アンド・ザ・ライツ | ノミネート | [54][55] |
最優秀サウンドトラック賞 | シング – オリジナル・サウンドトラック | ||||
最優秀音楽監督 - 映画 | ジョジョ・ビジャヌエバ | 受賞 | |||
ゴールデングローブ賞 | 2017年1月8日 | アニメ映画賞 | SING/シング | ノミネート | [56] |
主題歌賞 | 「フェイス」 - ライアン・テダー、スティーヴィー・ワンダー、フランシス・アンド・ザ・ライツ | ||||
アニー賞 | 2017年2月4日 | 長編作品音楽賞 | ジョビー・タルボット | [57] | |
AARP大人のための映画賞 | 2017年2月6日 | 大人になりきれない人のための作品賞 | SING/シング | [58] | |
キッズ・チョイス・アワード | 2017年3月11日 | フェイバリットアニメーション映画賞 | [59] | ||
アニメーション映画声優賞 | リース・ウィザースプーン | ||||
モスト・ウォンテッド・ペット賞 | |||||
フェイバリットサウンドトラック賞 | SING/シング | ||||
サターン賞 | 2017年6月28日 | アニメ映画賞 | [60] |
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