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ウェールズの俳優 ウィキペディアから
タロン・デヴィッド・エガートン(Taron David Egerton[1], [ˈɛdʒərtən] EJ-ər-tən[2]、1989年11月10日 - )は、イングランド出身のウェールズ人俳優[3][4]。日本語のカタカナ表記としては「エガートン」の他、「エジャトン」がある[5][6]。
タロン・エガートン Taron Egerton | |||||||||
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2019年 | |||||||||
本名 | Taron David Egerton | ||||||||
生年月日 | 1989年11月10日(35歳) | ||||||||
出生地 | イングランド マージーサイド・バーケンヘッド | ||||||||
出身地 |
ウェールズ スランヴァイルプールグウィンギル ウェールズ アベリストウィス | ||||||||
国籍 | イギリス | ||||||||
身長 | 174.9 cm | ||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『戦場からのラブレター』 『キングスマン』シリーズ 『SING/シング』シリーズ 『ロケットマン』 | |||||||||
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マージーサイド・バーケンヘッドの出身で、祖母がウェールズ人[7]。タロンという名前は、母親による「タラン(Taran)」のミススペルであり、「タラン」とはウェールズ語で「雷」の意味である。正しく発音されないケースは多いとのこと。幼少期の一時期ウィラル半島(en)で過ごした後、ウェールズのアングルシー島のスランヴァイルプールグウィンギルに移住し、同地の小学校に入学した[7]。
12歳の時にアベリストウィスに移住した。イングランド生まれであるものの、自身を「生粋の」ウェールズ人だと認識しており、ウェールズ語に堪能である[7][8][9]。イスゴール・ペングレイス学校を経て王立演劇学校に進学し、2012年に学士(教養)を取得し卒業している[10]。
2011年にITV1のテレビシリーズ『オックスフォードミステリー ルイス警部)』のエピソード2本に端役として出演し、俳優キャリアをスタートする[11]。その後、Sky1のテレビシリーズ『The Smoke』にレギュラー出演する[12]。
2014年には『キングスマン』でコリン・ファースと共演し、知名度を上げる[13]。引き続き続編である『キングスマン:ゴールデン・サークル』にも出演している[11]。同年にヴェラ・ブリテンの自叙伝を原作とした『戦場からのラブレター』に出演した[14]。
2015年にはGQ JAPANの「50 best-dressed British men」の一人に選ばれ、引き続き2016年も選ばれている[15]。
2019年に公開したエルトン・ジョンの伝記ミュージカル映画『ロケットマン』で主演を務める[16]。エルトンは『キングスマン:ゴールデン・サークル』にカメオ出演しており、エガートンは『SING/シング』でエルトンの楽曲「I'm still standing」を歌唱するなどの縁があった。同作の演技で第77回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞[17]。
ムーミンの新作TVアニメシリーズ『ムーミン谷のなかまたち』ではムーミントロールの声を担当[18]。
また、公開時期未定のテトリスの伝記映画にヘンク・ロジャース役として出演する[19]。
演劇学校時代に周囲の薦めで出場した歌唱コンテストにて優勝した過去をもち[20]、『SING/シング』『ロケットマン』とミュージカル映画への出演を重ねている。『ロケットマン』メイキング[21]にて、監督のデクスター・フレッチャーは「タロンはいろんな才能を持った俳優なんです。彼が実際に映画の中で歌っているのですごく映像に説得力があります。素晴らしい声の持ち主なんですよ」と語った[22]。音楽ディレクターのジャイルズ・マーティーンは「エルトンは、“タロンほど上手く僕の歌を歌う人を聴いたことがない”と言っていました」「エルトンが素晴らしいのは、彼は敢えて、タロンが彼の歌に独自の解釈を入れることを望んでいるっていうことです。今はこの映画でエルトンを演じることができる人物はタロン以外には考えられないですね」と明かしている[22]。
第91回アカデミー賞の折には、毎年恒例のエルトン・ジョン・エイズ基金主催アカデミー賞鑑賞チャリティ・パーティーに出席し、エルトンと共に「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」を披露した[23][24]。その後も数度エルトンとのデュエットを披露している他[25][26]、ヒュー・ジャックマンのコンサートツアー『The Man. The Music. The Show.』のロンドン公演にもゲスト出演した[27]。
※太字表記は主演。
年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹替 |
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2012 | Pop | Andy | 短編映画 | |
2013 | Hereafter | Tamburlaine | ||
2014 | 戦場からのラブレター Testament of Youth |
エドワード・ブリテン | 木村昴 | |
2015 | キングスマン Kingsman: The Secret Service |
ゲイリー・“エグジー”・アンウィン | ||
レジェンド 狂気の美学 Legend |
エドワード・“マッド・テディ”・スミス | [28] | 兵頭淳作 | |
2016 | イーグル・ジャンプ Eddie the Eagle |
エディ・“ジ・イーグル”・エドワーズ | 亀田佳明 | |
SING/シング Sing |
ジョニー | 声の出演 | 大橋卓弥 | |
2017 | キングスマン:ゴールデン・サークル Kingsman: The Golden Circle |
ゲイリー・“エグジー”・アンウィン / ガラハッド | 木村昴 | |
2018 | ビリオネア・ボーイズ・クラブ Billionaire Boys Club |
ディーン・カーニー | 杉山紀彰 | |
フッド: ザ・ビギニング Robin Hood |
ロビン・フッド | [29] | 木村昴 | |
2019 | ロケットマン Rocketman |
エルトン・ジョン | 第77回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞 第73回英国アカデミー賞主演男優賞ノミネート | |
2021 | SING/シング: ネクストステージ Sing 2 |
ジョニー | 声の出演 | 大橋卓弥 |
2023 | テトリス Tetris |
ヘンク・ロジャース | Apple TV+オリジナル映画 | 木村昴 |
2024 | SING/シング: Thriller Sing: Thriller |
ジョニー | 声の出演 Netflixオリジナル短編映画 |
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セキュリティ・チェック Carry-On |
イーサン・コペック | Netflixオリジナル映画 |
放送年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹き替え |
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2013 | オックスフォードミステリー ルイス警部 Lewis |
リアム・ジェイ | 計2話出演 | |
2014 | スモーク 救命消防署 The Smoke |
Dennis 'Asbo' Severs | 計8話出演 | |
2018 | ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち Watership Down |
エル・アライラー | 声の出演 | |
2019 | ムーミン谷のなかまたち Moominvalley |
ムーミントロール | 寺島惇太 | |
ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス The Dark Crystal: Age of Resistance |
リアン | 鈴木達央 | ||
2022 | ブラック・バード Black Bird | ジェームス・キーン・Jr | Apple TV+ドラマ | 木村昴 |
TBA | Firebug | 放火捜査官 | 兼製作総指揮 Apple TV+ドラマ |
上演年 | タイトル | 役名 | 劇場 |
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2012 | The Last of the Hausmanns | Danny | Royal National Theatre |
2013 | No Quarter | Tommy | Royal Court Theatre |
公開年 | アーティスト | 曲名 | アルバム |
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2015 | Lazy Habits | "The Breach" | The Atrocity Exhibition |
2019 | エルトン・ジョン・タロン・エガートン | (アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン | ロケットマン オリジナル・サウンドトラック |
公開年 | タイトル | 役名 | 制作会社 |
---|---|---|---|
2018 | Jeff Wayne's The War of the Worlds: The Musical Drama | The Artilleryman | Audible |
大半の作品で木村昴が担当している。
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