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第91回アカデミー賞
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第91回アカデミー賞(だい91かいアカデミーしょう)は、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が主催する賞であり、2018年の映画を対象とし、2019年2月24日にカリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が行われた。アメリカ合衆国ではABCによって放送され、プロデューサーはドナ・ジグリオッティとグレン・ウェイスが務めた。ウェイスはディレクターも兼任した[4]。式典は1989年の第61回アカデミー賞以来30年ぶりに司会者不在で行われた。
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関連イベントとしては、2018年11月8日にハリウッド&ハイランドセンターで第10回ガヴァナーズ賞授賞式が行われた[5]。2019年2月9日にはカリフォルニア州ビバリーヒルズのビバリー・ウィルシャー・ホテルでデヴィッド・オイェロウォの司会によりアカデミー技術貢献賞授賞式が行われた[6]。
『グリーンブック』が作品賞、ドン・シャーリーを演じたマハーシャラ・アリの助演男優賞を含む3部門を受賞した。『ボヘミアン・ラプソディ』はフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックの主演男優賞を含む最多4部門を受賞した。『ブラックパンサー』、『ROMA/ローマ』は3部門を受賞した。『ROMA/ローマ』においてアルフォンソ・キュアロンは監督賞のほか、メキシコからの出品作として初めて外国語映画賞を受賞した。『女王陛下のお気に入り』においてオリヴィア・コールマンは主演女優賞を受賞した[7]。アメリカ合衆国では2960万人の視聴者を獲得し、前回から12パーセント増加した[8][9][10]。
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受賞とノミネート
要約
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第91回アカデミー賞の候補は2019年1月22日5時20分PST(13時20分UTC)にサミュエル・ゴールドウィン・シアターでクメイル・ナンジアニとトレイシー・エリス・ロスにより発表され、アカデミーによりストリーミング配信された[11][12]。
結果
受賞者は各項目最上段に太字でダブルダガー () 付きのものである[13]。
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ガヴァナーズ賞
アカデミーは2018年11月8日に10回目となるガヴァナーズ賞授賞式を開催し、以下の賞が贈られた:[14]
- アカデミー名誉賞
→詳細は「アカデミー名誉賞」を参照
- アービング・G・タルバーグ賞
→詳細は「アービング・G・タルバーグ賞」を参照
- キャスリーン・ケネディ - アメリカ合衆国の映画プロデューサー[18]。
- フランク・マーシャル - アメリカ合衆国の映画プロデューサー[19]。
複数の部門での候補及び受賞作品
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プレゼンターとパフォーマー
要約
視点
以下は賞のプレゼンターとミュージカルナンバーのパフォーマーの一覧[20][21][22][23][24][25][26]。
プレゼンター
パフォーマー
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授賞式情報
要約
視点
前回、前々回と授賞式の評価が賛否両論になっていたため、前プロデューサーのマイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドは降板し、新たにドナ・ジグリオッティとグレン・ウェイスが就任した[27][28]。
人気映画賞の設立
2018年8月8日、映画芸術科学アカデミーは、その年で最も人気のある映画ために、新しいカテゴリーの人気映画賞(Best Popular Film)の創設を発表した[29]。この賞の設立には批判が集まった。翌月、アカデミーは「新しいカテゴリーに関する追加の意見を検討する」と賞の設立を見送る声明を発表した[30]。
司会
2018年12月4日、アカデミーはケヴィン・ハートが司会を務めると発表した[31]。ハートはアカデミー賞の司会を務めることは極めて名誉なことであり、同時にスリリングであると述べ、「何年もの間、私はオスカーの司会をするかどうか尋ねられました。私の答えはいつも同じで、それがコメディアンとしての生涯の機会であり、それが想定される時に起こると言いました。私がオスカーを主催する日がやっと来たことをとても嬉しく思います。過去に司会を務めたホストの伝説的なリストに加わることができることは信じられないことです。」と語った[32]。しかし、過去にハートが同性愛者差別のジョークやコメントをしていたことが明らかになり、論争が巻き起こった。12月6日、ハートは自身の過去の発言が式典の邪魔になる事を避け、司会を降板すると発表した[33][34]。過去に司会を務めたセス・マクファーレン、エレン・デジェネレス、ニール・パトリック・ハリス、クリス・ロック、ジミー・キンメルらは、再度司会をすることに興味を示さなかった[35]。
2019年1月9日、アカデミーは司会者なしでセレモニーを進行していき、その代わり、プレゼンターが賞の説明やセグメントをすることになると発表した。司会者が不在の授賞式は1989年の第61回アカデミー賞以来のことである[36]。
候補作品の興行収入
2019年1月22日のノミネート発表時には、7本の作品賞候補の北米興行収入の総額は12億6,100万ドルで、2011年の第83回アカデミー賞以来最高となった[38][39]。映画1本あたりの平均は1億5700万ドルだが、ノミネート発表前に達したのは『ブラックパンサー』、『アリー/ スター誕生』、『ボヘミアン・ラプソディ』の3作品のみとなった。
ノミネートされた全32作品のうち12作品は、当年の米国興行収入トップ50に入っている。12作品のうち、『ブラックパンサー』(1位)、『インクレディブル・ファミリー』(3位)、『ボヘミアン・ラプソディ』(12位)、『アリー/ スター誕生』(13位)、『シュガー・ラッシュ:オンライン』(14位)、『スパイダーマン:スパイダーバース』(18位)、『グリーンブック』(46位)のみが作品賞、長編アニメ映画賞、監督賞、男優・女優賞、脚本賞のいずれかにノミネートされている。トップ50のうちその他のノミネート作品は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2位)、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(10位)、『クワイエット・プレイス』(15位)、『メリー・ポピンズ リターンズ』(19位)、『レディ・プレイヤー1』(24位)、『プーと大人になった僕』(43位)。
検閲
芒果TVがラミ・マレックの受賞スピーチを修正した[40]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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