東京国際大学
日本の私立大学 ウィキペディアから
日本の私立大学 ウィキペディアから
東京国際大学(とうきょうこくさいだいがく、英語: Tokyo International University)は、東京都新宿区高田馬場4-23-23に本部を置く日本の私立大学。1951年創立、1965年大学設置。大学の略称はTIU、国際、東国、東国大[1][2]。
東京国際大学は、1965年に国際商科大学として金子泰藏および、一橋大学出身者の有志らにより創立された[注 1]。
創立時は商学部のみの単科大学であったが、1986年に東京国際大学と名称を変え、商学部、経済学部、言語コミュニケーション学部、国際関係学部、人間社会学部の5学部10学科(2014年現在)、大学院4研究科を擁する大学となった。学校法人東京国際大学の本部は東京都新宿区に置かれている。
世界70カ国以上の留学生が学び、英語教育、国際人教育に力を入れ、米国にアメリカ校を開校するなどの取り組みがある。2014年春には英語学位プログラム(E-Track Program)を開講し、国内外からの英語力に秀でた学生の注目を集めている[要出典]。
公徳心を体した「真の国際人の養成」である[3]。 真の国際人とは民族、宗教、国境をすべて俯瞰的に見うる見識を持ち、公徳心を体した、心身ともにバランスの取れた健全な社会人の育成である[4]。 そのためには理想・勇気・知的教養が必要だとし、金子泰藏はこのように訴えている。 「常に高い理想を掲げ、細心の注意を持って大胆に行動する勇気を育み、さらに知的教養を磨き、真の国際人を養成する」[3]
欧米型完全セメスター制を平成25年度から採用しており、全ての学部開講科目を60単位まで、即ち卒業要件である124単位の半分ちかくまで他学部の開講科目を履修することができる。例えば、言語コミュニケーション学部の学生が経済学部・国際関係学部の講義を履修し、単位として取得することが可能である。
東京都豊島区東池袋4丁目の「豊島区造幣局地区 市街地A画地」(造幣局東京支局跡地)に、22階建て延べ約35,000㎡の池袋キャンパスを2023年9月に開設する。
設置学部等:商学部(一部コース)、経済学部、国際関係学部、言語コミュニケーション学部、イングリッシュ・トラック・プログラム(経済学部、国際関係学部、大学院)
ポータルサイト(POTI)は、ウェブ上で休講情報、補講情報、教室変更情報、学内行事情報を閲覧することができるサービス。個人への伝言、休講案内、補講案内、時間割変更案内、講義連絡の情報は、E-mailアドレス(携帯電話や自宅PC)に配信することも可能である。
KIOSKとは、各キャンパスの教務課前に設置されたタッチパネル式の端末のことで、学内情報(休講等)を確認することができる。POTIで提供されている情報をKIOSKで確認することもできる。なお、JRグループが設置している駅内売店ブランドキヨスクとは無関係。
8:00〜18:00
近年は運動部の活動を大幅に強化している。「優れた選手は優れた指導者の元に集まる」をモットーに有名選手・監督を指導者として次々に招聘しているほか、施設も大幅に拡充している。2018年には、スポーツ庁による大学スポーツ振興の推進事業の対象15大学のひとつに選ばれ、筑波大学や関西大学などとともに国からの財政支援を受けることになった[20]。
野球部は東京新大学野球連盟に所属している。2008年4月、元プロ野球選手・広島東洋カープ監督の古葉竹識が監督に就任した(2007年から監督に就任することが決まっていたが、札幌アンビシャスでの活動がプロ活動とみなされ、2年経過しなければアマチュア登録をすることができなかった。そのため、三男の古葉隆明が監督に就任し、自らはアドバイザーとしてベンチ入りしない指導者となった)。2011年第60回全日本大学野球選手権大会準々決勝で首都大学野球連盟の強豪校日本体育大学に1対0で辛勝。準決勝戦慶應義塾大学に負けるが、初出場でベスト4に進出した。2015年からは古葉竹識が名誉監督となり、元プロ野球選手で古葉の教え子でもある山中潔が監督に就任している。
サッカー部は元日本代表の前田秀樹が監督を務めている。また、スカウト部門を設置している[21]。
女子サッカー部を2011年創設し、元サッカー日本女子代表の大竹七未が総監督に就任した[22]。現在の監督は、元日産FCレディースの持田紀与美。
ゴルフ部では、世界ゴルフ殿堂にも選出されたラリー・ネルソンを名誉監督として招くことを2009年6月に発表した[23]。ネルソンは主にアメリカからネット経由で指導を行う方針としている。監督には当初丸山茂樹らのマネジメントを行ってきたことで知られる常住治秀(ハル常住)が就任したが、2010年10月に同大出身のプロゴルファーである並木弘道に交代した[24]。また2010年には、坂戸キャンパスに専用の練習施設として「ラリー・ネルソン サイエンスラボラトリ」を新設した[25]。2013年6月からは、現役プロゴルファーでもある湯原信光が監督に就任した。
2009年8月に、アテネ五輪・ソフトボール日本代表監督の宇津木妙子を特命教授として招くことを発表した[26]。正式な就任は宇津木とルネサス高崎との契約が切れる2010年4月。同大学では2010年に女子ソフトボール部を設け、坂戸キャンパスに人工芝のソフトボール専用球場を、川越市内に50人程度を収容できる合宿所をそれぞれ新設。宇津木は総監督となり、北京五輪日本代表でもある三科真澄が監督に就任し現場の指揮を執る[27]。
2011年には駅伝部を創設。大学側では「5年で箱根駅伝出場を目指す」と目標を掲げた。駅伝部の総監督には東京オリンピックの3000メートル障害日本代表の横溝三郎(パナソニック女子陸上競技部顧問)、監督に大志田秀次(元中央大学陸上部コーチ)が就任した[28]。2015年10月17日に行われた予選会で9位に入り、翌年の第92回大会へ初めての出場権を獲得した。結果は、往路12位、復路18位、総合17位。2019年には第51回全日本大学駅伝対校選手権大会関東学連推薦選考会で1位となり、本大会初出場を果たす。同年の第96回箱根駅伝は5位で、初めてシード権を獲得。翌年の第97回箱根駅伝でも10位となり、2年連続のシード権獲得となった[29][注 4]。2021年10月10日に行われた第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)において、初出場初優勝を果たす。
2011年4月には、宇津木妙子の紹介で元女子プロテニス選手であり、日本プロテニス協会理事長の佐藤直子が特命教授・硬式テニス部監督に就任した[31][32]。
2014年4月には、ウエイトリフティング部を創部。監督には東京・メキシコシティオリンピック2連覇の三宅義信、ヘッドコーチに義信の甥で元全日本女子代表ヘッドコーチの三宅敏博が就任し、2020年の東京オリンピックを目指して強化している。
アメリカオレゴン州のウィラメット大学とは姉妹校関係にある。交換プログラムは1965年に本学とウィラメットの間で始まり、TIUAは1989年に設立される。カネココモンズの寮にはウィラメット大生200名とTIU生100名が入寮しており、両校の教授が両校で教職を取ったりするなど、交流を活発に行っている。
本学を運営する学校法人東京国際大学は、下記の学校も運営している。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.