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1957-, 作曲家、編曲家、ピアニスト。 ウィキペディアから
大谷 幸(おおたに こう[1]、男性、1957年[2][1]5月1日[3] - )は、日本の作曲家、編曲家、ピアニスト。東京都出身[2][1]。
日本大学芸術学部作曲科卒業[2][1]。ダンガン・ブラザーズ・バンドのキーボード担当としてデビュー。バンド活動の他、真田広之、沢田聖子、時任三郎などへの楽曲提供、編曲などを手掛ける。
その後、独立しサザンオールスターズ、DREAMS COME TRUE、井上陽水、河口恭吾などのサポート、ポップス、劇伴音楽の作曲家、音楽プロデューサーとして活動[2][1]。クラシック、ロック、ジャズなど幅広いジャンルの音楽を手掛ける。実写映画では、平成ガメラシリーズをはじめとする金子修介の監督作品を多く手掛けた[1]。
テレビドラマ版の『夜逃げ屋本舗』の最終回では「夜逃げ屋」シリーズのBGM以外に『ポポロクロイス物語』や平成ガメラシリーズなどの大谷幸担当のBGMも流用されていた。
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)でゴジラシリーズの音楽を担当したが、それまではライバルであるガメラシリーズを担当していたこともあって平成に入ってから制作されたゴジラ映画は意識的に観ていなかった[2]。同作品でもオリジナルを手掛けた伊福部昭のイメージを外し、直前に手掛けていた映画『ショコキ!』と同じくテクノ調で作曲している[2]。結果として、情報量の多さに惑わされず自身が書きたいものを書けたといい、ジェリー・ゴールドスミスの影響を吹っ切り素の大谷幸を出すことができたため、同作品が自身の中で重要なものになったと語っている[2]。
2006年3月ゲームのサントラを担当した『ワンダと巨像(Shadow of the Colossus)』が、アメリカで世界中のゲームのアカデミー賞と謂われる「GDC ベスト・ゲーム・オブ・ザ・イヤー」受賞。高い評価を得る。事典「日本の作曲家〜日本の音楽を紡ぎ出した1247人」に、選出される。
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