坂 俊一(ばん しゅんいち、1950年12月13日 - )は、日本の俳優、演出家。京都府京都市出身。
概要 ばん しゅんいち 坂 俊一, 本名 ...
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- 高校卒業後、2年間の浪人生活を経て大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)へ進学。その後、演劇を学ぶため中退して上京。1970年代に文学座の付属研究所を卒業後、各小劇団にて客演する。さらに劇団「射手座」を結成し、その後「坂企画」に名称変更。若手の研究劇団「麻布塾」も主宰する。2004年3月に行われた第1回葛飾区民ミュージカル「マリア先生と子供たちのハーモニー」のプロデュース、演出も手がける。
- 劇団の代表作に受験問題を取り上げた「不合格」、プロ野球のスカウトを主人公にした「スカウト」、フジテレビと提携して世界で初めてCGと舞台をドッキングさせた「カオリ」などがある。ドラマでは「ナニワ金融道」の猫田役、「ママまっしぐら!」の青山PTA会長役など、映画では「沈まぬ太陽」の日本航空123便墜落事故被害者の父親役などを演じる。
- 日本俳優連合の理事をしていたが、1999年9月に葛飾区文化国際財団の要請を受け、演技養成学校「かつしかドラマスクール」を2000年に設立し、主任講師を務める。また、同スクールの卒業生を中心に葛飾プロフェッショナル区民劇団「katsushika H.A.M」(現、麻布塾)を設立。オスカープロモーション元演技講師、日本演出者協会会員。
- 軽妙な演技が特徴。人間の生き様をどう表現するか、またその登場人物がその作品の中でどう自然に存在するかということを主眼に置く。主にジーン・ハックマン、ポール・ニューマン、ロバート・ショウなどの演技に影響を受けている。
- 趣味は競馬と酒。好物は蕎麦。
- 特技は関西弁で、京都弁と大阪弁を区別して話せる。このため、上述の「ナニワ金融道」では第1作から第4作まで、出演者の方言指導で携わっている。
- 野球好きで大の阪神タイガースファン。
舞台
- クラップ最後のテープ(1984年、射手座) 一人芝居
- スカウト1〜4(1989年 - 1990年、坂企画)
- 病院物語(4丁目9番地)(1992年8月、坂企画) 演出・主演
- カオリ(ニチメンインタラクティブCGシアター、1993年3月、坂企画) プロデュース・出演
- 不合格(1995年1月、坂企画) 演出・主演
- ダイエット(1996年11月、坂企画) 演出・主演
- 嘘でもいいから殺人事件(坂企画) 演出・主演
- わが町(2009年3月、区民劇団katsushika HAM) 演出・出演
- 結婚(2012年11月、区民劇団katsushika HAM) 演出・出演 メタマーヤキン 役
- 夜の来訪者 アガサ・クリスティ作(2013年11月、区民劇団katsushika HAM) 演出・出演 警部 役
- 招かれざる客 アガサ・クリスティ作(2014年1月、区民劇団katsushika HAM) 演出・出演 トーマス警部 役
- 蜘蛛の巣 アガサ・クリスティ作(2014年1月、区民劇団katsushika HAM) 演出・出演 ロード警部 役
- そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ作(2017年11月、劇団「麻布塾」旗揚げ公演) 演出・出演 ウォーグレイブ 役
- クラップの最後のテープ サミエル・ベケット作(2019年12月、劇団「麻布塾」本公演) 演出・出演 一人芝居、クラップ 役
同ドラマでの顔出しはこの第1作のみであるが、第5作(2005年放送)までの全シリーズで演出家(方言指導担当)として携わっている。