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パピヨン号(パピヨンごう、Papillon)とは、東京都新宿区・渋谷区と岐阜県岐阜市を結ぶ夜行高速バスである。愛称はギフチョウにちなんだものであり、フランス語でチョウを表している。
小田急バス(当時)と岐阜乗合自動車の2社共同で運行が開始された。運行開始当初は昼行便があり、8時発 → 14時着のダイヤで、途中のサービスエリアで30分の昼食休憩もあったが、所要時間が長く午前出発のため利用者が少なかった。
昼行便は所要時間短縮のため、後のダイヤ変更で昼食休憩は廃止され 7時台発 → 12時台着というダイヤになった。しかし、西武バスのように昼行便を利用者の多い午後出発のダイヤにしなかったため、利用者数は伸びず最終的に廃止となった。
その後昼行便は臨時でも運行されず、夜行1往復体制のまま更にダイヤ改正で停留所を増やし現在に至る。ワンマン運転であるが、開業後しばらくの間は2名乗務であった。
2023年6月1日以降の経路。
新宿南口(バスタ新宿) - (首都高速道路4号線) - (中央自動車道) - (東海環状自動車道) - 美濃太田駅(北口) - 関シティターミナル - (東海北陸自動車道) - 名鉄岐阜(下り:名鉄岐阜のりば着 / 上り:岐阜バスターミナル発)
開業当初は両社とも原則三菱ふそう製の独立3列シート車両(トイレ付き、車内禁煙)が使われていた。
車両のカラーリングは、小田急は他路線と共用車両だが、岐阜バスは唯一の夜行高速路線のため、蝶柄のデザインの専用車である。
2024年時点における岐阜バスのパピヨン号専用車両は5代目となる。開業当初は三菱ふそう・エアロクイーンM2台「岐阜22き・200」「岐阜22き・201」で運行されていた。
1997年12月より「岐阜22き・200」はエアロクイーンⅠ「岐阜22き・909」に置き換えられ、2003年10月には「岐阜22き・201」に代わって三菱ふそう・エアロバス「岐阜200か・414」が入った。
2010年3月5日から4代目パピヨン号となる日野・セレガ「岐阜200か13-24」が導入されたが、2019年9月2日より、4代目に代わる新車(三菱ふそう・エアロクイーン「岐阜200か20-05」が運行を開始した[12]。
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