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イオンモール日吉津(イオンモールひえづ)は、鳥取県西伯郡日吉津村に立地するショッピングセンター。通称「イオン日吉津」。
イオンモール日吉津 ÆON MALL HIEZU | |
---|---|
東館(イオン日吉津店) | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒689-3553[1] 鳥取県西伯郡日吉津村日吉津1160-1[1] |
座標 | 北緯35度26分44.4秒 東経133度23分14.0秒 |
開業日 | 1999年(平成11年)3月24日[2] |
正式名称 | イオンモール日吉津 |
施設管理者 | イオンモール株式会社 |
敷地面積 | 103,848 m² |
商業施設面積 | 約36,589 m2[2] |
中核店舗 |
ジャスコ日吉津店[3] ↓ イオン日吉津店、MOVIX日吉津 |
店舗数 | 約130[4] |
営業時間 | 店舗により異なる |
駐車台数 | 約3,000台[5] |
駐輪台数 | 296台 |
前身 |
ジャスコ日吉津ショッピングセンター[6] ↓ イオン日吉津ショッピングセンター[7] |
商圏人口 |
約27万人(増床前)[4] ↓ 約37万人(増床後)[4] |
最寄IC | 米子東IC・米子IC |
外部リンク | 公式サイト |
「ジャスコ日吉津ショッピングセンター」が[6]1999年(平成11年)3月24日に開業したのが始まりである[2]。
開業時には店舗面積約27,410m2のイーストコートと店舗面積約3,463m2のウェストコートの合計で店舗面積約29,205m2となっており、両館は分かれていることから法律上は別のショッピングセンターとして扱われていた[8]。 (鳥取県道262号日吉津伯耆大山停車場線を挟む形で東館と西館が位置しており、横断歩道で渡る形であった。)
開業時のウェストコートは「ジョイプレックス」と名付けられており[9]、シネマコンプレックス・MOVIX日吉津(2階・6スクリーン)や[9]ゲームセンターなどが入居していた[10]。
当時は山陰地方では最大のショッピングセンターであり、開業による衰退への危機感を持った米子市の中心市街地にある商店街では有志が集まって休憩所・観光案内所「笑い庵」を開設するなどコミュニティを軸にした街の再生への取り組みを始めるきっかけとなった[5]。
そうした努力などもあり、開業から数か月後には当ショッピングセンターへ流れていた消費者の一部が米子市の中心商店街などに戻ったとされている[4]。
2007年(平成19年)10月に同じイオングループの「イオン鳥取北ショッピングセンター」(現・イオンモール鳥取北)が店舗面積約32,200m2で開業したために県内最大ではなくなったが[10]、同月31日に[10]約1.3倍に増床して店舗面積約36,589m2へ増床する申請を提出し[11]、山陰地方で最大規模の商業施設を目指すことになった[11]。
ところが、増床計画に対して米子商工会議所は強く反発し[11]、鳥取県に対して「慎重な判断」を要望したが開発行為を県が認可した[12]。
こうした経緯を経て増床が行われ[12]、2008年(平成20年)10月24日に「イオン日吉津ショッピングセンター」として新装開業した[13]。 この増床の際には核店舗の「ジャスコ日吉津店」食品売場が同年9月26日に先行して新装開業している[3]。
なお、この増床は西側部分を中心に行われ[10]、「専門店館」が新設されて入居する専門店の数は約130店と約2倍になった[4]。
これによって集客力を向上させて商圏人口を増床前の約27万人から約37万人に増加させ、売上高も約1.5倍に増加させることを目指した[4]。
2011年(平成23年)から進められたイオンの大型ショッピングセンターの名称の「イオンモール」への統一[14]に伴い、同年11月21日に「イオン日吉津ショッピングセンター」から「イオンモール日吉津」へ名称が変更された[7]。村に「イオンモール」が出来るのは初めてのことである。
2013年(平成25年)11月からイオンリテールの運営していた大型ショッピングセンターをイオンモールの運営に委託することになった[14]ことに伴い、同社の管理運営に移行した。
また、核店舗の「ジャスコ日吉津店」は[3]、2011年(平成23年)3月1日にイオングループの総合スーパーをイオンに店名統一することに伴って「イオン」に改称することになった[15]。
当ショッピングセンターの増床直前の2008年(平成20年)6月21日にゆめタウン出雲が開業したほか[16]、同年9月27日に松江市の「松江サティ」(現・イオン松江ショッピングセンター)が増床して競合が激化した[4]。
また、競合する米子市には[12][5]、中心市街地にはやよいデパートや[12]米子高島屋(四日市町商店街の北側)があり[5]、商店街を合わせるとショッピングセンターと類似した大型店と専門店が集まる形となっている[12]。
さらに、米子市の中心市街地の商店街に近い市街地内には、米子高島屋から約1kmにある米子しんまち天満屋や米子駅の南西側にあるイオン米子駅前店(旧・米子駅前サティ)もあり、これらも競合する形となっている[5]。
増床後は、核店舗のイオン(旧ジャスコ)日吉津店を核店舗として約130店が入居している[4]。
シネマコンプレックス・MOVIX日吉津(2階・6スクリーン)や[9]ゲームセンターなどが入居している[10]。
出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップリスト」を、営業時間およびATMを設置する金融機関の詳細は公式サイト「インフォメーション」を参照。
「ジャスコ日吉津店」として営業していたが[3]、2011年(平成23年)3月1日にイオングループの総合スーパーをイオンに店名統一することに伴って「イオン」に改称することになった[15]。
2007年(平成19年)9月20日に有毒部位を除去していない「シロサバフグ」を3パック誤って販売し、うち2パックが回収できない問題が発生した[18]。
松竹マルチプレックスシアターズ株式会社が運営するシネマコンプレックス(映画館)[9]。 1999年(平成11年)4月17日に鳥取県初のシネコンとしてオープン。6スクリーン・1,306席[9]。 3D上映にも対応。
近隣の米子市を舞台とした映画「銀色の雨」は、2009年(平成21年)10月31日の地域先行上映から約2カ月後の同年12月29日までの間に、当館だけで同年の5位となる約6,800人の観客を集め、2010年(平成22年)1月15日まで上映を延長するロングランとなった[19]。
シアター | 定員(座席数) |
---|---|
1 | 310 |
2 | 259 |
3 | 273 |
4 | 236 |
5 | 114 |
6 | 114 |
当モールでは、東館の東側(食品入口の横)・西館の北側(レストラン側入口)の2箇所で施設内に乗り入れる形でバス停留所(停留所名はそれぞれ「イオン東館」「イオン西館」)が設置されており、日本交通・日ノ丸自動車の路線バス(労災病院・皆生温泉経由米子駅方面、伯耆大山駅・米子医療センター経由米子駅方面は東館・西館の2箇所、今津経由下市入口方面は東館のみ。)および米子市淀江町巡回バス「どんぐりコロコロ」(東館のみ。淀江駅・米子市淀江町内方面)が発着する。運転本数は決して多くないものの、公共交通機関による交通アクセスにも一定の考慮がされている。路線バスの運行時刻は公式サイト「アクセス」を、「どんぐりコロコロ」の運行時刻は米子市公式サイト「路線図・便別ルート図・時刻表 (PDF) 」を参照。
なお、最寄駅は伯耆大山駅(約2.3km)で、長らく同駅からのバス路線はなかったが、2018年10月1日に日本交通・日ノ丸自動車の路線バス(市町村間循環「まいにちループ」)が新設された。
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