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北海道十勝郡の町 ウィキペディアから
浦幌町(うらほろちょう)は、北海道南東部、十勝総合振興局管内にある町。一町で十勝郡をなす。
うらほろちょう 浦幌町 | |||||
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留真温泉(2011年) | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(十勝総合振興局) | ||||
郡 | 十勝郡 | ||||
市町村コード | 01649-7 | ||||
法人番号 | 8000020016497 | ||||
面積 |
729.85km2 | ||||
総人口 |
4,108人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年11月30日) | ||||
人口密度 | 5.63人/km2 | ||||
隣接自治体 |
中川郡豊頃町、池田町、本別町 釧路総合振興局:釧路市、白糠郡白糠町 | ||||
町の木 | ナナカマド | ||||
町の花 | ハマナス | ||||
他のシンボル |
町の鳥:青サギ 開町記念日:6月5日 | ||||
浦幌町役場 | |||||
町長 | 井上亨 | ||||
所在地 |
〒089-5692 北海道十勝郡浦幌町字桜町15-6 北緯42度48分33秒 東経143度39分29秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
アイヌ語に由来するが二説ある。
一説には「ウララポロ[2]」(霧・多い)に由来するとされ、別説では「オラプオロ(オラポロ)[3]」(ヤマシャクヤク?・の所)からとされる[4]。
十勝総合振興局管内最東部、釧路総合振興局との境に位置する。町域は浦幌川の流域を占め南北に長い。白糠丘陵の西縁部にあたり、大部分は丘陵と台地で、林野が総面積の7割を占める。南部は太平洋に面している。町の南端、浦幌川下流部から十勝川河口にかけて平地が広がっており、畑や牧場として利用されている。十勝川下流湖沼群は「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」(重要湿地)[5] に、十勝川河口周辺は「生物多様性の観点から重要度の高い海域」(沿岸域)[6]に選定されている。
浦幌町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 浦幌町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 浦幌町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
浦幌町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
ケッペンの気候区分によると、浦幌町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。冬季は-20℃を下回る気温が観測されることが珍しくなく、寒さが厳しい。
浦幌(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 8.6 (47.5) |
13.2 (55.8) |
18.7 (65.7) |
31.6 (88.9) |
37.9 (100.2) |
36.1 (97) |
35.9 (96.6) |
36.0 (96.8) |
32.8 (91) |
28.4 (83.1) |
21.0 (69.8) |
14.8 (58.6) |
37.9 (100.2) |
平均最高気温 °C (°F) | −0.8 (30.6) |
0.1 (32.2) |
4.5 (40.1) |
10.8 (51.4) |
16.1 (61) |
19.1 (66.4) |
22.5 (72.5) |
24.1 (75.4) |
21.6 (70.9) |
16.0 (60.8) |
8.9 (48) |
1.6 (34.9) |
12.0 (53.6) |
日平均気温 °C (°F) | −6.9 (19.6) |
−5.8 (21.6) |
−0.7 (30.7) |
5.0 (41) |
10.3 (50.5) |
13.9 (57) |
17.7 (63.9) |
19.4 (66.9) |
16.4 (61.5) |
10.0 (50) |
3.2 (37.8) |
−4.0 (24.8) |
6.6 (43.9) |
平均最低気温 °C (°F) | −13.2 (8.2) |
−12.3 (9.9) |
−6.1 (21) |
−0.4 (31.3) |
5.1 (41.2) |
9.8 (49.6) |
14.2 (57.6) |
15.8 (60.4) |
12.1 (53.8) |
4.4 (39.9) |
−2.1 (28.2) |
−9.6 (14.7) |
1.5 (34.7) |
最低気温記録 °C (°F) | −25.6 (−14.1) |
−26.8 (−16.2) |
−20.8 (−5.4) |
−11.0 (12.2) |
−4.2 (24.4) |
0.0 (32) |
6.0 (42.8) |
6.5 (43.7) |
0.9 (33.6) |
−5.1 (22.8) |
−14.3 (6.3) |
−20.5 (−4.9) |
−26.8 (−16.2) |
降水量 mm (inch) | 43.9 (1.728) |
28.9 (1.138) |
47.0 (1.85) |
68.5 (2.697) |
103.6 (4.079) |
90.7 (3.571) |
108.0 (4.252) |
139.1 (5.476) |
150.9 (5.941) |
106.9 (4.209) |
63.0 (2.48) |
55.4 (2.181) |
1,005.9 (39.602) |
降雪量 cm (inch) | 76 (29.9) |
67 (26.4) |
61 (24) |
9 (3.5) |
2 (0.8) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
10 (3.9) |
55 (21.7) |
281 (110.6) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.1 | 4.3 | 6.0 | 8.3 | 9.5 | 8.5 | 10.1 | 11.0 | 10.5 | 8.1 | 6.9 | 6.3 | 94.6 |
平均月間日照時間 | 181.3 | 182.5 | 213.7 | 192.7 | 184.1 | 150.0 | 126.3 | 130.4 | 145.6 | 177.1 | 172.8 | 167.7 | 2,024 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[7] |
農業は畜産が中心。古くは馬産地(軍馬 釧路種)の一つであったが衰退し、第二次世界大戦後は浦幌炭鉱の炭鉱と酪農地域へと変貌した。炭鉱は尺別炭鉱に集約し閉山した。肉用牛の生産、畑作が盛んで、バレイショとテンサイの収穫量が特に多い。稲作は行われない。豊富な資源を背景に林業も行われる。
厚内川河口の厚内に漁港がある。近海はサケの好漁場。その他タコ、ホッキなどを漁獲する。かつてはコンブの採集も多かったが近年[いつ?]はあまり行われていない。シシャモの漁獲もある。
経済圏域では帯広圏域に含められる。
※ 上浦幌郵便局エリアの集配業務は本別郵便局が担当
かつては十勝バスが浦幌営業所を設置し帯広方面への一般路線バスを運行していたが、2007年(平成19年)4月1日付で営業所・路線とも廃止された。帯広と釧路を結ぶ都市間バスの特急すずらん号(十勝バス、くしろバス)が経路変更と乗降制限解除で代替していたが2011年4月1日付で廃止された。
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