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平田 敏夫(ひらた としお、1938年2月16日 - 2014年8月25日)は、日本のアニメーター、アニメーション演出家、アニメ監督、映画監督である。ニックネームはポンさん[1][2]。
山形県天童市に生まれる。武蔵野美術大学卒業の1960年、東映動画(現:東映アニメーション)に入社[3]。東映動画時代は、森康二の班に配属されてアニメーター(原画マン・動画マン)として、同社の『わんぱく王子の大蛇退治』などの作画を担当した。4年間の動画マン生活の後、東映動画のテレビアニメ『狼少年ケン』で原画デビューし、虫プロへ移籍[3]。虫プロではアニメーターとして原画を描いていたが[3]、『鉄腕アトム』で演出家デビューした[4]。演出については山本暎一から学ぶ[3]。
『ジャングル大帝』などを経て虫プロをやめた後は銀座のコマーシャル会社ジャガードにアニメーターとして在籍。最先端の実験的なアニメーションに挑戦し、レナウンなどのテレビCMを手掛けた[3][4][5]。
再びストーリーのあるものをやりたくなったことから、ジャガードからズイヨー映像、グループタック、1974年サンリオへ移籍する。同社でくるみ割り人形に参加した他、1981年のサンリオアニメ映画ユニコで監督デビューした[4][5][6]。80年代半ばからはマッドハウスを主な拠点とする[4]。
1985年の『ボビーに首ったけ』は片岡義男作品の中から平田自身が選んだ原作を角川映画でアニメ映画かしたもの[6]。CMで覚えたテクニック集であり、最初から最後まで好き勝手に作った数少ない作品と語っている[4]。
その後それまでの人脈を生かし、フリーの演出家として数々の作品に携わった。 最後の作品は日本の昔話
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