岩手銀行
岩手県盛岡市にある地方銀行 ウィキペディアから
岩手県盛岡市にある地方銀行 ウィキペディアから
株式会社岩手銀行(いわてぎんこう、英: The Bank of Iwate, Ltd.)は、岩手県盛岡市に本店を置く地方銀行。岩手県最大の地方銀行。
本店 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | いわぎん[2] |
本社所在地 |
日本 〒020-8688 岩手県盛岡市中央通一丁目2番3号 北緯39度42分15.1秒 東経141度9分0.8秒 |
設立 |
1932年(昭和7年)5月2日 (株式会社岩手殖産銀行) |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 7400001000423 |
金融機関コード | 0123 |
SWIFTコード | BAIWJPJT |
事業内容 | 預金または定期積金の受入れ、資金の貸付けまたは手形の割引ならびに為替取引 他 |
代表者 | 代表取締役頭取 岩山徹 |
資本金 |
120億8,900万円 (2021年3月31日現在)[3] |
発行済株式総数 |
1,849万7,786株 (2018年3月31日現在)[3] |
売上高 |
連結:453億1,800万円 単独:402億900万円 (2021年3月期)[3] |
経常利益 |
連結:61億5600万円 単独:55億4,500万円 (2021年3月期)[3] |
純利益 |
連結:28億9,600万円 単独:25億3,200万円 (2021年3月期)[3] |
純資産 |
連結:2,016億3,100万円 単独:1,956億9,700万円 (2021年3月期)[3] |
総資産 |
連結:3兆8,409億6,200万円 単独:3兆8,388億3,500万円 (2021年3月期)[3] |
従業員数 |
連結:1,518[421]人 単独:1,372[411]人 (2021年3月31日現在)[3] |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人[4] |
主要株主 |
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(4.78%) 岩手県企業局(3.41%) 岩手県(3.21%) NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(2.70%) 明治安田生命保険相互会社(2.68%) 三菱UFJ銀行(2.35%) NORTHERN TRUST CO.(AVFC) SUB A/C NON TREATY(1.74%) (2018年3月31日現在)[3] |
主要子会社 |
いわぎんビジネスサービス(100%) いわぎんリース・データ(100%) いわぎんディーシーカード(100%) いわぎんクレジットサービス(100%) |
外部リンク | www.iwatebank.co.jp/ |
特記事項:経営指標は 2018年3月期 第136期 有価証券報告書 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載している。 自己株式、信託口、持株会は主要株主から除外。 |
株式会社岩手銀行のデータ | |
---|---|
法人番号 | 7400001000423 |
店舗数 | 110店 |
貸出金残高 | 1兆6,112億40百万円 |
預金残高 | 3兆239億66百万円 |
特記事項: (2013年3月31日現在) |
岩手県最大の地方銀行で、岩手県の出納業務を取扱う指定金融機関となっている。岩手銀行は、昭和恐慌の影響で破綻した地元銀行(盛岡銀行、1931年(昭和6年)破綻)を救済するため、県が出資して設立された銀行である。設立から80年以上を経過した現在でも、岩手県と岩手県企業局が保有する株式を合算した場合、第2位の大株主となっている。
堅実経営で知られ、バブル景気当時も積極的な貸し出しには慎重だったことから、バブル崩壊後にも安定した経営を続けた。預貸率(預金残高に占める貸出残高の割合)が6割未満と低く、市場運用に積極的である。
企業スローガンは「信頼の、さらにその先へ。」。
盛岡銀行は、盛岡の実業家が興したものの、1931年(昭和6年)の岩手県金融恐慌で破綻した。この救済として岩手県の主導で岩手殖産銀行が設立され、継承された[8]。この金融恐慌では岩手銀行(旧法人。現銀行とは直接の関係はない)や旧盛岡藩士の出資による第九十銀行も経営破綻し、県下の金融機関が壊滅状態となったため、岩手県の公金取扱いを仙台市の七十七銀行が行なった。
岩手銀行(旧)と第九十銀行は、岩手殖産銀行の支援を受けて、1938年(昭和13年)に旧一関藩士の出資による第八十八銀行と合併し、陸中銀行となったが、陸中銀行は1941年(昭和16年)に岩手殖産銀行に合併した。その後、岩手殖産銀行は1943年(昭和18年)の岩手貯蓄銀行との合併を経て、1960年(昭和35年)に改めて岩手銀行となった。
前身となる各銀行の建物のうち、旧第九十銀行本店は長らく関連会社「いわぎんリースデータ」社屋として1992年(平成4年)まで使用していたが、盛岡市に移管され、2002年(平成14年)から「もりおか啄木・賢治青春館」として開放されている。
2006年(平成18年)8月には、営業部を母店としてエリア制をしく仙台・八戸地区の支店と、東京支店(現・東京営業部)を除く岩手県外支店を法人向けの支店にシフトし、各支店のリテール要員を岩手県内の支店に引き揚げさせ、補充要員として、中小企業融資を得意とする要員に入れ替える方針が『日本経済新聞』等で報じられた。
2007年(平成19年)4月1日、東京での営業体制を強化するため、東京支店を東京営業部と名称変更した。さらに2015年3月9日から同営業部は空中店舗化された。
岩手銀行の場合、総合口座通帳は3種類あり、「総合口座」(普通・定期)・「新総合口座イーハトーヴ」(普通・貯蓄・定期)・「新総合口座イーハトーヴ積立型」(普通・貯蓄・定期・積立)となっている。2014年より、「総合口座」(及び普通預金単独の通帳)の通帳についてはATM繰越が一部拠点で可能となった。対象は、NTTデータ地銀共同センターへリプレース後発行の通帳に限り、「新総合口座イーハトーヴ」等は、リプレース後発行の冊子であっても窓口対応のままとなっている。
勘定系システムは、2005年(平成17年)1月4日からNTTデータ地銀共同センターに移行した[13]。この移行の際、定期預金の記帳に不具合が生じたことが同年3月になって発覚し、普通預金・貯蓄預金(定期預金を利用していない総合口座通帳、定期預金・積立預金を利用していないイーハトーヴ口座を含む)を除く通帳全てが交換対象となった。
2007年(平成19年)3月19日にICキャッシュカードと生体認証機能の導入が開始された。発行開始当初は、5年間の有効期限が設定されていたが、現在は期限のない形をとっている。
普通預金・貯蓄預金ともに、2月・8月の第2土曜日付で付与される。
2009年までは雫石支店の他に、ゴルフ場の手前に研修所があった。紫明荘(しめいそう)として運用されていたが、現在は取り壊されている。
岩手銀行の公式サイトには、岩手銀行によって作られた「コミュニケーション支援ボード」が掲載されている。これをダウンロードして印刷することで、日本人と外国人だけではなく、知的障がい者や聴覚障がい者、自閉症とのコミュニケーションが簡単に出来るように出来ている。 「日本語」「英語」「韓国語」「中国語」の単語が載っている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.